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NURO光の宅配ボックスサービス、スマートホームスタートプランはお得?
NURO光は、2017年11月より『スマートホームスタートプラン』というサービスを開始しました。
このサービスは、通販などで購入したものを届けてもらう宅配ボックスの役目や家族の外出・帰宅を確認できるという機能がついた機器のレンタルになります。
2024年11月現在、スマートホームスタートプランのサービス提供は終了しています。
ただ、スマートホームスタートプランの申し込み受付していたNURO光公式ページでのネット回線の申し込みで対象となるキャンペーンはまだ開催中です。
ここでは、過去に提供されていたスマートホームスタートプランのサービス概要や現在も提供されているNURO光のオプションサービスについて紹介します。
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NURO光スマートホームスタートプランとは?
まずは、スマートホームのサービス内容について見ていきましょう。
スマートホームは大きく分けると、下記2つの特徴があります。
NURO光スマートホームスタートプラン特徴
- 不在時でも荷物を受け取ることができる
- 家族の外出・帰宅を確認できる
不在時でも荷物を受け取ることができる
1つ目のサービスは、宅配ボックスによる不在時の荷物の受け取りです。
最近の通販サイトでは時間を指定して商品の配達ができるとはいえ、一人暮らしだと荷物を受け取ることができないという人も中にはいるでしょう。
そういった時に便利なのが宅配ボックスです。
不在時でも荷物を届けてもらうことができ、なおかつスマートタグの機能で配達が来たことを確認することもできます。
また、宅配ボックスが盗難された場合、スマートハブから通知がくるためすぐに気付くことができるのもメリットと言えるかもしれません。
家族の外出・帰宅を確認できる
2つ目の機能が、家族の外出・帰宅の通知機能です。
スマートタグもしくは、登録しているスマートフォンを検知すると、スマートハブから通知が送られてくることで外出・帰宅を確認できます。
小さいお子様がいる家庭にとっては、お子様の帰宅や外出を通知で知らせてくれる機能は非常にありがたく感じる人もいるかもしれません。
スマートホームスタートプランのBOXや機器について
NURO光のスマートホームスタートプランでは、3つの機器をレンタルします。
- 宅配ボックス
- スマートタグ
- スマートハブ
それぞれの製品の仕様や用途をまとめてみました。
宅配BOX | スマートタグ | スマートハブ | |
---|---|---|---|
サイズ | 外寸:幅420×高さ520(台座100)×奥行460mm 内寸:幅350×高さ350×奥行420mm |
ケース:46×26×8.5mm リボン:50×9mm 重さ:10g |
135×135×175.5mm |
主な用途 | 不在時の宅配業者からの荷物のお受け取り | 宅配ポックス用:不在時の荷物の着荷連絡 ユーザー用:外出、帰宅の連絡 |
タグとアプリの通信 |
付属品 | - | ケース:ABS樹脂等 リボン:アクリル |
有線LAN:10/100/1000 auto-nego/ MDI-X WAN/LAN各1 無線LAN:802.11ac/b/g/n 2×2 ※MIMO APモード・CLIENTモード両対応 |
その他機能 | - | - | モノラルスピーカー×1 マイク入力(モノラル)×1 通知LED(RGB)LCD及びコマンドボタン 各1 |
スマートホームスタートプランの料金
宅配ボックスと家族の外出・帰宅を感知できるという2つの機能を持ったスマートホームスタートプランの料金プランは以下の通りです。
料金 | |
---|---|
初期費用 | 10,780円 |
契約事務手数料 | 無料 |
月額料金 | 2,178円 |
工事費 | 無料 |
宅配ボックス料金 | 39,600円(990円×40回払い) (割引で実質無料になる) |
契約解除料 | 10,450円 |
注意が必要なのは、宅配ボックス料金と契約解除料です。
宅配ボックス料金は、40か月使うことで実質無料になりますがそれ以前に解約してしまうと、残りの残債分が請求されます。
例えば1年で解約したとすると宅配ボックス代として990円×28=27,720円が必要です。
また、スマートホームスタートプランは2年契約になり更新月以外での解約は10,450円の違約金が発生してしまいます。
そのため、解約時は注意が必要です。
機器の追加料金や損害金に関して
不在時に、宅配BOXの着荷連絡や外出・帰宅の通知を受け取るためにはスマートタグが必要となりますが、『家族の人数分欲しい!』といった方もいるでしょう。
基本的に、スマートホームスタートプランは1契約につきスマートタグ1つという仕組みになるため、家族全員で利用する場合は1台あたり4,378円のレンタル料が必要です。
また、スマートタグやスマートハブといった機器はあくまでレンタル品になるため、紛失・損壊した場合はそれぞれ損害金が発生します。
機器に関する損害金
- スマートハブ…11,000円
- スマートタグ…4,378円
損害金は高額なため、特にスマートタグをお子様などに所持させる際などは気をつけましょう。
SONYが促進するスマートホームMANOMAとは?
冒頭でも解説した通り、現在スマートホームスタートプランは新規受付を終了しています。
このサービス終了した背景には、2018年10月にSONYがスタートしたスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」が関わっているでしょう。
NURO光はSONYの子会社であるSo-netが提供している光回線になるため、同じ企業で類似したサービスを提供しても意味がありません。
そのため、今後はMANOMAを促進していく模様です。
ここでは、アップグレードしたスマートホームサービスMANOMAについて紹介します。
MANOMAのサービス概要
MANOMAは、AIホームゲートウェイを自宅に設置して、専用アプリをスマホにインストールをすることで利用できます。
ホームルーターとしての機能があるため、工事不要でWi-Fiが利用できるメリットを持ちますが、それ以外にもMANOMAは多数の機能を持っています。
MANOMAの機能一覧
- スマートスピーカー
- スマートタグで帰宅・外出のお知らせ
- カメラを通したお部屋の見守り
- 在宅状態に応じたカメラシャッター開閉
- 不法侵入にあった際の異常検知アラート
- 声とアプリによる戸締まりの確認
- ドア鍵の解施錠をスマホで管理
- 不在時の家ナカサービス
上記の通り、旧サービスであったスマートホームスタートプランに比較して、MANOMAは全体的に自宅の防犯に対するセキュリティ面でのサービスが強化された印象です。
スマートホームスタートプランでも利用可能だったスマートタグによる家族の帰宅・外出のお知らせに加え、専用アプリとカメラで部屋の中の見守り、不法侵入があった際の検知など需要の高い防犯機能を網羅しています。
また、防犯に関する機能だけではなくスマートスピーカーを設置することでIoTにも対応できます。
そのため、音声だけで家電が操作できたり、スマホと連動して外出先からエアコンをつけるなど利便性が高いため、スマートホームスタートプランより優秀なプラント言っていいでしょう。
MANOMAの料金プラン
MANOMAには、スマートホームサービスの必要最低限の機能を揃えたシンプルプランと、すべての機器を存分に活用できるトータルプランの2つがあります。
2つのプランの料金と機能をまとめました。
料金・機能 | シンプル | トータル |
---|---|---|
月額料金 |
1~3年間:2,728円 |
1~3年間:4,708円 3年目~:3,938円 |
Wi-Fiルーター機能 | 〇 | 〇 |
Amazon Alexa(スマートピーカー機能) | 〇 | 〇 |
室内カメラの映像確認 | 〇 | 〇 |
室内カメラを通した通話 | 〇 | 〇 |
帰宅時の音楽自動再生 | 〇 | 〇 |
異常時の自動警報・スマホ通知 | 〇 | 〇 |
異常時の自動クラウド動画保存 | 〇 | 〇 |
異常時のセコム駆け付け | 〇 | 〇 |
在宅状況に応じた室内カメラの | 〇 | 〇 |
レンズカバーの自動開閉※ | 〇 | 〇 |
在宅・不在のスマホ通知※ | 〇 | 〇 |
音声で家電操作 | – | 〇 |
温度 / 湿度を外から確認 | – | 〇 |
スマホから家電操作 | – | 〇 |
玄関施錠・解錠のスマホ通知 | – | 〇 |
不在時の家ナカサービス利用 | – | 〇 |
玄関のオートロック | – | 〇 |
玄関のハンズフリー解錠 | – | 〇 |
窓の開閉のスマホ通知 | – | 〇 |
タグから呼び出しのスマホ通知 | – | 〇 |
両プランを比較すると利用できる機能に、大きな違いがあることが分かります。
シンプルプランは機能が少なめですが、セキュリティやIoTに関する機能をすべてカバーしているトータルプランは3年間の月額料金が割高になってしまいます。
用途に応じて希望のプランを決めるのが良いでしょう。
MANOMAのWi-Fiは速度が遅いかも…
MANOMAはオプションサービスである「nuroモバイル Home Wi-Fi」を申し込めば、工事不要でネット接続が可能です。
nuroモバイル Home Wi-Fiは、単独で申し込むと月額3,168円ですが、MANOMAのオプションとして申し込むことで2,200円まで料金が安くなるので、固定回線の料金としては割安です。
ただ、通信速度においては公式でも最大速度が明記されておらず、速度に関する安定性には不安が残ります。
さらに一般的なホームルーターと同様に3日間で10GBでのデータ容量制限が設けられているため、容量オーバーをしてしまうと速度制限にかかります。
オンラインゲームや動画視聴を含め容量の大きいサービスを頻繁に利用する方には不便かもしれません。
通信速度でネット回線を考えるならNURO光の導入がベスト
自宅のネット環境をMNOMAのオプションである「nuroモバイル Home Wi-Fi」で整えるのは、手間や金銭的な面で見ると魅力的です。
ただ、前述した通りnuroモバイル Home Wi-Fiは通信速度に関する不安や、容量制限といったデメリットもあります。
そもそもnuroモバイル Home Wi-Fiに限らずホームルーターは光回線などに比べて速度低下が大きく、安定した高速通信を楽しむには厳しいでしょう。
安定した通信速度を重視するなら、光回線などの固定回線を利用するのがベストです。
光回線には多くのサービスが提供されていますが、MANOMAとの相性を考えるなら同じSONYが提供する NURO光 とのセット利用を検討して損はないでしょう。
実際に、速度測定比較サイトの「みんそく」にて、NURO光とnuroモバイル Home Wi-Fiの平均速度を調査してみると圧倒的な差が生じていました。
NURO光 | nuroモバイル Home Wi-Fi | |
---|---|---|
上り | 419.39Mbps | 8.5Mbps |
下り | 479.77Mbps | 14.6Mbps |
一般的に現状のネットサービス全般を快適に楽しむには100Mbpsほどの平均速度が理想的と言われています。
NURO光は光回線の中でもトップクラスの通信速度で有名ですが、それを差し引いてもnuroモバイル Home Wi-Fiの速度は不安です。
また、NRUO光はWi-Fiルーターが標準装備されており、MANOMAのスマートスピーカーへのWi-Fi接続も可能なので利用価値は大いにあるでしょう。
2024年11月現在では、 NURO光公式ページ にて60,000円ものキャッシュバックが無条件で受け取れるので、お得度を重視する方にもおすすめです。
【おまけ】スマートホームスタートプランは契約するべき??
スマートホームスタートプランは、忙しい時の荷物受け取りや子供の帰宅確認ができることは非常に便利なサービスです。
しかし、月額料金や解約時の料金を考慮しても、決して安い金額ではありません。
結論から言うと、「契約するメリットはあまりないのでは?」という印象です。
もちろん、「子供の外出・帰宅のチェックをしたいから契約したい!」と思う方や、「普段絶対荷物受け取れないから宅配ボックスが欲しい」と思われる方もいるかもしれませんが、これらは別の方法でもできます。
そのため、「月額料金を支払ってまでやる価値があるのか?」と言われると、メリットは非常に薄いと考えられるでしょう。
ただし、他でやるのがめんどくさいからNURO光で統一してできるならそっちの方が楽と考えるのであれば、契約をしてみてもいいかもしれません。
なお、契約の際は解約のタイミングに注意することで費用を抑えることができるでしょう。
宅配ボックスなどは自分で購入したほうが安い
どうしても宅配ボックスが欲しい人や子供の外出・帰宅を確認したい人は、ネット通販で購入することをおすすめします。
鍵付きの宅配ボックスであれば2万円前後で購入することもできますし、子供外出・帰宅確認はちょっとしたネットワークカメラで確認することもできます。
そのため、月額1,980円をかけて契約するのは微妙に感じる人が多いでしょう。
やはり、スマートホームスタートプランを契約するのはあまりメリットがないと言えます。
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