ドコモ光の初期設定方法を分かり易く解説!繋がらない時の対処法も紹介!
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ドコモ光を使い始めるには加入するだけではなく「初期設定」が必要です。
ドコモやNTTから配布された機器の接続や設定を行うのですが、中にはこういった機器の扱いが不慣れで迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は安心してドコモ光を使い始められるように、機器の接続方法や初期設定について詳しく解説していきます。
有線接続や無線接続なども分けて紹介していくので目的に合った項目をチェックしてみてください。
ドコモ光の初期設定手順と必要なものについて

ドコモ光への新規加入契約を済まし、開通工事も完了すると、ドコモ光からインターネット接続に必要な機器が届きます。
インターネットを利用するためには、届いた機器を正しく接続して初期設定をするという手順が必要です。
そこでまずはドコモ光の初期設定に必要なものや設定方法を詳しく解説します。
初期設定に必要なモノは全部で5つ
ドコモ光の初期設定で用意するものは以下の5つです。
- パソコン(接続端末)
- ドコモ光のモデム(またはONU/HGW)
- LANケーブル
- プロバイダから送付された書類
- NTTから送付された設定用ガイド
基本的な流れは、インターネットを利用する端末(今回はパソコン)とモデムをLANケーブルで接続して初期設定を行います。
モデムと同様の役割を持つ「ONU」や「HGW(ホームゲートウェイ)」という機器もありますが、いずれも同じようなモノという認識でOKです。

同じ役割を持った機械という認識でOK。
また、ドコモ光ではプロバイダごとに送られてくる書類が異なります。
とはいっても書類内に記載されているIDやパスワードが異なる程度の違いで、設定の難易度が変わることはありませんので安心して設定すると良いでしょう。
ドコモ光「接続」~「初期設定」までの6つの手順
MacかWindowsかによって設定方法が異なる場合もありますが、今回はWindowsのパソコンを使っての設定方法を紹介します。
基本的な接続から初期設定までの流れは以下の6つの手順です。
【ドコモ光接続・初期設定の手順】
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難しい手順はなく、その通りに進めることで設定することが可能です。
また、上に記載した6つの手順はNTTから送付されている「設定用ガイド」にも同じ内容が記載されています。
説明書を確認しながら1つ1つ正確に作業を行なっていきましょう。
無線接続(Wi-Fi接続)するときの接続・設定方法

ここまで紹介した内容はLANケーブルでパソコンとモデムを繋ぐ有線接続の設定方法になります。
しかし、インターネットを利用する際には、有線接続だけではなくスマホやゲーム機、その他の家電などで「無線接続(W-Fi接続)」を利用することも多いでしょう。
特にスマホでは月々のデータ通信量に制限がある人が多いため、ドコモ光の無線接続を利用すれば使用料を気にすることなくインターネットが楽しめるので便利です。
ここでは、ドコモ光で無線接続(Wi-Fi接続)をする設定方法を解説します。
無線接続(Wi-Fi接続)に必要なものは全部で6つ
無線接続で必要なものは以下の6つです。
- スマホやタブレット、パソコン(接続端末)
- ドコモ光のモデム
- 無線LANルーター
- LANケーブル
- プロバイダから送付された書類
- NTTから送付された設定用ガイド
無線(Wi-Fi)を利用するには、有線と異なり「無線LANルーター」が必要になります。
「ルーター」とは、複数の端末でインターネットに接続する際に、データの流れなどを整理するための機器です。
ルーターはネット回線契約のオプションに含まれていることもありますし、市販のものを購入して使用することもできます。
ドコモ光の無線接続で行う4つの手順
ドコモ光で無線接続では以下の4つ手順を行います。
【ドコモ光無線接続の手順】
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同じような説明はルーターの説明書にも記載されています。
また、スマホから無線接続を行う場合には、スマホの「Wi-Fi設定」を「ON」にし、ネットワーク一覧から使用しているルーターの「ID」「パスワード」を入力するだけで設定が行えます。
なお、ルーターのIDやパスワードはルーター本体の裏に記載されていることが多いです。

裏面や側面、底などに記載されている。
万が一、ルーター本体からIDやルーターを確認できない人は、ルーターの説明書に記載されていると思いますので、そちらをチェックしてみて下さい。
いずれにしろ、無線LANルーターさえ手元にあれば、有線接続同様に無線接続(Wi-Fi接続)も簡単に設定することができるでしょう。
上で紹介した画像のように、IDにも「2.4GHz」と「5.0GHz」という2つの選択肢があります。
「どちらが良いか分からない…」という人もいるかもしれませんが、基本的には「5.0GHz」の方を選択すると良いです。
家の環境にもよりますが、より安定した速度のWi-Fiを利用できます。
2台以上の端末に有線接続したい場合は?

オンラインゲームをプレイする人や仕事用で自宅のパソコンを使っている人などは、安定した通信速度が必要となります。
その場合には無線接続よりも有線接続の方が向いているのですが、基本的にモデム経由では1台にしか有線接続を行えません。
有線で2台以上接続する際にも、先ほど登場した無線LANルーターを利用します。
2台以上の有線接続には「無線LANルーター」を使用する
2台以上の有線接続には「有線接続に対応した無線LANルーター」が必要です。
「有線接続に対応した」と言うと「どれか分からない…」となる人もいるかもしれませんが、基本的に無線LANルーターはどれも有線接続に対応しています。
そのため、無線接続の時と同じルーターを利用したのでOKです。

2台を有線接続するためには、「無線LANルーター」をモデムに接続、ルーターから利用したい端末にLANケーブルを使って繋いでいきます。
もちろん複数台接続するには、LANケーブルも複数必要です。
例えば、パソコン2台を有線で接続する場合は、「モデムとルーターを繋ぐケーブル」「ルーターとパソコンを繋ぐケーブル×2」の合計3本のLANケーブルが必要になります。
コードを繋ぐだけで接続できるため、作業自体は難しくありませんが、LANケーブルの必要本数に注意するようにしましょう。
自分で無線LANルーターを購入する際の注意点

無線LANルーターはプロバイダからレンタルすることも可能ですが、自分で購入することもできます。
もし、自分でルーターを購入する場合は、しっかりと光回線の力を発揮できるかどうかを確認することが重要になります。
見分けるポイントは、「IPv4 over IPv6(v6プラスなど)」に対応しているかどうかです。
「IPv6」とは新しいインターネットプロトコルのバージョンのことで、イメージ的には従来のものが「一般道」、IPv6が「高速道路」ほどに違いがあります。
いくらドコモ光が下り最大1Gbpsに対応していても、ルーターのスペックが追いついていないと快適にインターネットを利用することができません。
「どのルーターが良いか分からない…」という人は次に紹介する「各プロバイダからレンタルする方法」を利用すると確実です。
GMOとくとくBBなら無線LANルーターが無料レンタルできる!
光回線では多くの場合、有料オプションとして無線LANルーターが付属しています。
また、プロバイダが独自に無線LANルーターのレンタルを行なっており、それらを利用すれば自分で選ぶ必要もなく楽チンです。
中でも、「GMOとくとくBB」からドコモ光に加入すると「v6プラス」に対応した高性能無線LANルーターが無料でレンタルできます。

特に高性能なルーターを無料レンタルしている。
ドコモ光で複数の端末に接続することを視野に入れているなら、無線LANルーターの無料オプションが付いているプロバイダがおすすめです。
ドコモ光の初期設定時における2つの注意点

ここまでドコモ光の初期設定の方法を解説してきましたが、初期設定をする際には、2つの注意点があります。
以下の点に注意しながら初期設定を行なっていきましょう。
ONU/HGW(ホームゲートウェイ)の無線接続は有料サービス
インターネット接続に必要な機器の1つ「モデム」。ドコモ光では「ONU」または「ホームゲートウェイ」と呼ばれます。
モデムとパソコンなどを接続する場合、基本的にはLANケーブルを用いた有線接続しか行えません。
例外的に、ドコモ光電話などのサービスとの同時加入の場合、「ドコモ光電話無線LANルーター」というルーター機能が一体となったモデムをレンタルすることになります。

無料でWi-Fiが利用できるわけではない。
このモデムであれば無線接続することが可能ですが、無線接続をするために別途利用料金が必要です。
利用料金は西日本エリアで100円/月、東日本エリアで300円/月になります。
無線LANルーターが一体となったモデムを配布されたとしてもWi-Fi接続が無料で利用できるわけではないので注意してください。
転用や事業者変更でドコモ光に加入したときも初期設定は必要
フレッツ光からドコモ光へ乗り換える「転用」や他の光コラボからドコモ光へと乗り換える「事業者変更」によって加入した場合、開通工事などは必要なく、これまで使っていた設備や機器は変わらずそのまま利用することができます。
だからといって初期設定などが必要ないわけではありません。
「転用」や「事業者変更」でも乗り換え前のサービスから「ドコモ光」への切り替え設定を行う必要があります。
ただ、乗り換え前後で同じプロバイダを利用している場合には初期設定などは不要です。
ドコモ光が接続できないときの3つの対処法

正しい手順で設定しても、上手くインターネットに接続できないこともあるかもしれません。
ルーターやモデムの電源が入っていない、LANケーブルが正しく接続されていないなどはよくある話ですが、ここではドコモ光が接続できないときにどうすればいいのかを紹介します。
自分でなんとかできないときはサポートを頼るようにしましょう。
ドコモ光の「ネットトータルサポート」が利用可能
ドコモ光では月額500円で契約できる「ネットトータルサポート」というサービスがあります。
「リモートサポート(遠隔操作サポート)」や電話サポートを実施しているサービスで、ドコモ光の初期設定や各機器の設定など幅広い分野で利用することが可能です。
ネットにさえ繋がれば、リモートサポートで設定等をしてもらえるため、ネット回線や機器にあまり詳しくない人でも確実に初期設定を終わらせることができます。
そのため、困った際には一度連絡してみると良いでしょう。
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
問い合わせ番号:0120-825-360
なお、ネットトータルサポートは契約初月は無料で利用できます。
お得な使い方などは別記事でも解説していますので、気になる人はそちらも合わせてチェックしてみて下さい。
プロバイダによっては初回訪問サポートが無料
契約しているプロバイダによっては、初回訪問サポートを無料で行ってくれることがあります。
プロバイダに確認して、訪問サポートを無料で行って貰える場合には、初期設定やインターネット接続などをお願いしてみると良いでしょう。

初期設定やネット接続で利用するとOK。
ただし、訪問までに一定の期間が必要なこともあります。
あらかじめ「初期設定に悩みそうだな…」と思っている人は、前もって伝えてスムーズに訪問してもらえるように手配しておくと良いかもしれません。
とりあえず電話で問い合わせ
何をどうしていいか全くわからないという場合には、ドコモ光の総合窓口に連絡してみましょう。
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
ドコモの携帯電話から繋げる場合:151
固定電話orその他の携帯電話から繋げる場合:0120-800-000
こちらに連絡すれば、「接続できない」「設定方法がわからない」といったの問題を直接伝えることができますし、その後の対処法についても教えて貰えます。
あるいは、契約しているプロバイダが分かる人はプロバイダに連絡するのも1つの手です。
ここに記載されていないプロバイダの電話番号に関しては、「ドコモインフォメーションセンター」で確認することができます。
ドコモかプロバイダのいずれかに電話して、初期設定方法やインターネット接続方法を教えて貰うと良いでしょう。
まとめ:ドコモ光の初期設定を迷わずできるようになりましょう!
高速通信に対応したドコモ光に加入して「これから快適なインターネットライフが始まる」とウキウキしている中で、初期設定に手間取るのはテンションを落としてしまうでしょう。
ドコモ光を始める上での第一歩でもあるので、この記事を参考にして迷わずにできるようになりましょう。
また、それでもわからない時にはドコモ光のカスタマーサポートを頼ってみてください。
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