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ネットで人気!かもめインターネットは本当にゲームに向いてる?
インターネットで契約する回線を探したことがある人は、「かもめインターネットがオススメ!」という内容を時折目にすると思います。
実際かもめインターネットは、ゲーム界隈ではそこそこ人気の高い回線です。
とは言え、あまり知らない人からすると「名前変わってるけど大丈夫?」「全然聞いたことないけどホントにゲームに向いてるの?」など不安な部分も出てくると思います。
そこでこのページでは、かもめインターネットがどういう回線なのか、実際にゲームにオススメできるのかなどを解説していきます。
新しいネット回線の契約を考えている人は参考にしてみて下さい。
ネットで人気!かもめインターネットってどんなプロバイダ?
まず初めに「そもそもかもめインターネットって何なの?」という点から見ていきます。
かもめインターネットは株式会社ネットフォレストが運営するプロバイダです。
回線事業者ではなくプロバイダなので、部類としてはOCNやSo-net、Biglobeといった会社と同系列になります(NTT、KDDIなどを回線事業者と言います)。
聞いたことがない人の方が多いと思いますが、実はネットフォレスト自体はそこそこ有名な会社で、かもめインターネット以外にも以下のプロバイダサービスを提供しています。
- Gaming+(ゲーミングプラス)
- 府中インターネット
- 極(KIWAMI)
- ちょっパヤ!ネット
中でもGaming+はここ数年で知名度も上がってきているので、聞いたことがある人もいるかもしれません。
他のサービスはさておき、かもめインターネットの特徴は大きく2つです。
1つ目は「P2P(Peer to Peer)通信の規制を一切行っていないこと」、そして2つ目は「v6プラスでの固定IPレンタルサービスがあること」の2つになります。
ここ数年P2Pの規制を一切行っていないプロバイダは少なくなっているので、P2P規制についてはかなり貴重なメリットになっています。
この辺りのメリットや注意しなければいけないデメリットなどは後ほど解説していくとして、先に実際に利用している人の口コミを見ていきましょう。
かもめインターネットを使っている人の口コミ・実測値
ここでは、Twitter上で見つけたかもめインターネットに関する良い口コミと悪い口コミを双方紹介していきます。
また、それに合わせて速度測定サイトのデータを参照した実測値についても触れていきます。
そしてそれぞれの情報からどういった点がメリットになる、あるいはデメリットになるのかを紹介していきたいと思います。
それではまずは口コミから見ていきましょう。
かもめインターネット利用者の口コミ・評判まとめ
六月に引っ越してからずっとかもめだけど、ほずみと二人でゴールデンタイムにゲームガンガンやっててラグとか感じたことないレベルだから多分こいつ最強だと思うよ。
神奈川だとメチャクチャ速いらしいんだけど、他のエリアだと遅くなったりするらしい。
でも最近は良くなってるとも聞くし詳細不明や— 太陽のまうあー❂Tiamat (@Mauer_HUB) January 9, 2021
結構調べてたけど、かもめインターネットっていう所の評判が良いみたい。値段は高めだが、制限一切無し。制限の受けやすいP2P通信方式にも制限ないから、ゲームで使うにはアリ。
あと縛りも無いみたいで違約金も発生しないっぽいから、試してみるのもアリだと思う。
俺はこれ試そうと思ってる。— エイトビット (@NRG_eight_bit) March 12, 2018
/
平均DL速度369.84Mbps
\「みんなのネット回線速度」
フレッツ光ネクスト対応プロバイダ部門
平均DL速度ランキング1位✨https://t.co/0vmCZ3kt33東京・神奈川エリア設備強化中?
v6プラスサービスでその他エリアも快適?まずはお試しください‼️https://t.co/rBr3249D9s
— かもめインターネット (@kamome_internet) November 10, 2020
最近ネットの調子悪いかなと思ってたら、かもめインターネットISPが変わったとかなんとか。早いから少し高くても契約してたのに遅いんじゃ意味ないや?プロバイダ換えよっかな?
— ジャル (@kenbu0604) April 25, 2020
どうも最近ネットが遅い気がして測定してみたらこの有様。かもめインターネットの上位がいつのまにかネットフォレストからFREEBITになってる。原因これか。かもめインターネットは混雑時間帯でも常に爆速で帯域制限も一切しない神のようなプロバイダだったのにどうして・・・。 pic.twitter.com/EHTJcFiIMf
— シェラザード (@ScheherazadeAUC) April 3, 2020
公式のモノ、良いモノ、悪いモノ、それぞれをまとめてみました。この中からメリットになる部分とデメリットになる部分をそれぞれピックアップしていきます。
- 「みんなのネット回線速度(測定サイト)」のフレッツ光プロバイダで1位を獲得
- P2Pの制限もなく快適にゲームができる
- 契約縛りがないためお試し契約ができる
- プロバイダとしての料金が高い
- 通信速度が遅い時がある(地域依存?)
- 大元が変わっている(?)
ポイントになるのはこの辺りだと思います。
メリットの1つ目にある「測定サイトのフレッツ光プロバイダで1位」については、次の実測値でみるとして、それ以外はその次のメリット・デメリットで見ていきます。
かもめインターネットの実測値データ
実測値については、先ほど登場した「みんなのネット回線速度」のデータを引用します。
かもめインターネットの各時間帯ごとの通信速度は以下の通りです。
2020年11月にフレッツ光のプロバイダ速度ランキングで1位を取っていただけあって、Ping・通信速度はともにかなり優秀です。
安定してこの数値が出るのであれば、どんなゲームも快適にできるでしょう。
ちなみにこの速度データは、「有線・無線込み」「戸建て・マンション込み」「通信方式(PPPoE、IPoE)双方」の合算数値になっています。
なので、例えば有線・戸建てのみなどであれば、もっと良い数値になる可能性も十分にあるでしょう。
実測値データについては以上です。本当に簡単にまとめると、光回線の中でもトップレベルに快適な平均Ping・平均通信速度になっていると言えます。
かもめインターネットの3つのメリットと2つのデメリット
それではここからは本題に近い、かもめインターネットのメリット・デメリットについて解説していきます。
どちらも重要なポイントになるので、契約を考えている人はしっかりとチェックするようにしましょう。
メリット1:P2P通信の規制が一切ない
これまで何度か記載してきましたが、かもめインターネットを契約する最大のメリットはP2P規制を受けないことです。
「P2P通信ってなに?」という人向けに簡単に解説すると、「人数が少ないゲーム(対戦系のゲーム)」で採用されている通信の仕組みのことになります。
- 格ゲー全般:SF5、鉄拳、GBVS、DOA、EXVS、スマブラなど
- その他:FIFA、地球防衛軍(EDF)、マイクラ、CoD、スプラなど
全てを網羅することはできませんが、だいたいこの辺りです。
一部のプロバイダでは、こういったP2P通信を必要とするゲームをプレイする時だけ通信を規制して、快適にゲームができなくなることがあります。
そういった規制が、かもめインターネットでは一切ありません。なので、契約する時に「このプロバイダにP2P制限があるかどうか不安…。」という心配をする必要がないです。
これがかもめインターネット最大のメリットと言えます。
とは言え、ここ最近の光回線でゲームのP2P制限をしているプロバイダはそこまで多くない気がします。
プロバイダはタイトルごとにP2P規制の指定をできるので、ある程度知名度のあるゲームであれば、規制がかかる可能性は低いです(ゲームの通信量は大したことがないので)。
なので、その他何かしらの理由でP2P通信を使う人以外はそこまで極端に気にする必要はもしかするとないかもしれません。
「そもそもなんでP2P通信に規制を掛けるの?」と疑問に持つ人もいると思います。
P2P通信に規制をかける理由は、総通信量の中でP2Pによるトラフィックが圧倒的に多いからです。
オンラインゲーム自体の通信量は微々たるものなのでですが、P2Pを利用したファイル共有サービスがかなりの通信量を取っています。
プロバイダがサービスを維持するためには、制限を掛けざるを得ない状態というわけです。
とは言え先述した通り、ゲームに関して言えば、特定のタイトルだけ制限外に指定することができるため、そこまで気にする必要はないといった感じになっています。
メリット2:通信速度が速い(11月はフレッツ光のプロバイダで1位)
2つ目のメリットは通信速度が速いことです。
実はオンラインゲームに通信速度はそんなに必要ないのですが、ゲームのダウンロード等を考慮すると通信速度が速くて損はありません。
なので、通信速度が速いのは大きなメリットになるでしょう。
快適な通信速度が必須!!
また、かもめインターネットの強みはIPv4(PPPoE通信)で通信速度が出せるという点です。
ここ最近の回線で通信速度が速いのは、IPv6(IPoE通信)もしくはIPv4 over IPv6(IPoE通信)になるので、IPv4(PPPoE通信)で速度が出せるのは貴重です。
特にPS4やSwitchなどのゲーム機はIPv4(PPPoE通信)を使えた方が良いので、その点もメリットになるでしょう。
メリット3:契約の縛りがないためお試し契約ができる
3つ目のメリットは、契約期間の縛りがなくお試しで契約できる点です。
現在かもめインターネットでは、クレジットカード決済を利用した申し込みで最初の2ヶ月間無料で利用できるキャンペーンを実施しています。
最初の2ヶ月間が無料で使える。
初期費用一切不要でお試しができるのは、かなり大きなメリットです。
また、契約の縛りもなく解約時に料金がかかることもありません。
NTT系列の回線(フレッツ光や光コラボ)を契約しておく必要はありますが、無料で試せるというのはユーザー側にとってはかなりありがたいでしょう。
デメリット1:プロバイダとしての料金が高い
上で無料で使えるキャンペーンを紹介しましたが、実はかもめインターネットの料金自体は安くありません。
契約するプランにもよりますが、月額費用は最低でも2,410円です。一般的なプロバイダの料金は500円~1,000円なので、簡単に考えて2倍以上の料金になります。
とは言え、2倍の料金がかかったとしても、通信に関する悩みがなくなるのであれば、安いと考える人もいると思います。
それを考えると、デメリットに感じない人もいるでしょう。その辺りは予算と考えつつ決めてみて下さい。
デメリット2:大元が変わった&地域によって速度が遅い
かもめインターネットの致命的なデメリットになり得るのが、この点についてです。
「料金が高いが、その分P2Pの規制もなく通信環境が優れている」というのがかもめインターネットの特徴になるのですが、実は地域によってそうはならないことがあります。
具体的に言うと、関東圏(特に東京と神奈川)のエリアとそれ以外のエリアでサービスを提供している大元が変わっているのです。
これにより、エリアによって通信速度が大きく変わってしまう可能性があります。
例えば、速度データで紹介した「みんなのネット回線速度」の愛知県のデータを見てみると、かもめインターネットの通信速度は以下のような感じになっています。
極端に遅くなっている。
データの通りですが、IPv4(PPPoE通信)の下りだけが遅くなっています。
これに関しては諸説あるのですが、おそらく上流の回線(いわゆる大元の回線)が下りに制限をかけているという説が強いと思われます。
仮にIPv4(PPPoE通信)に制限をかけているのであれば、かもめインターネットのメリットが帳消しになってしまいます。
なので、もしかもめインターネットを契約するのであれば、自分のエリアの通信速度をしっかりとチェックした上で契約することがかなり重要です。
今のところ関東圏(特に東京・神奈川)であればおおもとの制限がかからないそうなので、関東圏以外に住んでいる人は注意しましょう。
大元の確認は、「Speedtest.net」で確認できます。
この英語で書かれているところが「Freebit」や「Yournet」になっていると、大元がイマイチな可能性が高いです。
お試し契約の時点で確認できますので、しっかりと確認するようにしましょう。
【総評】エリアに気を付けつつお試しでチェック
ここまでの情報からかもめインターネットについてまとめます。
かもめインターネットは大元さえ良ければ、回線の質はかなり優秀です。なので、エリアに気を付けつつお試しで契約して、大元をチェックするという方法がベストになってきます。
メリットの点でも記載しましたが、かもめインターネットでは現在2ヵ月間無料のキャンペーンを実施中です。
これを上手く利用し、大元をチェックしてから契約を続行するか解約するかを決めましょう。
大元が良いか悪いか。
一応追記しておきますが、仮に大元が悪くIPv4(PPPoE通信)の速度が遅かったとしても、v6プラスを使うことで十分な速度を出すことはできます。
ただし、他のプロバイダに比べて月額料金が倍以上高くなっているので、それだけだと契約する価値は薄いです。
その点もしっかりと考慮しながら、契約を検討してみると良いでしょう。
かもめインターネットがイマイチな人にオススメの回線
最後に、「かもめインターネットの大元がイマイチだった…。」という人向けに、代用にオススメのネット回線を紹介します。
かもめインターネットと同様にIPv4(PPPoE通信)でも安定して速度が出せ、なおかつゲーム界隈で人気の回線をまとめてみました。
サービス概要 | |
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NURO光 | ・最大2Gbpsの超高速回線 ・全国複数のeSports店舗で採用 ・現状ゲーム回線でトップ |
auひかり | ・最大1Gbpsの高速回線 ・独自配線で他者回線より高品質 ・NURO光に次いでオススメできる回線 |
電力回線 | ・最大1Gbpsの高速回線 ・各地域の電力会社が運営 ・auひかりに並んでオススメの回線 |
中でも一番オススメなのが「 NURO光 」です。
NURO光は独自の配線技術を利用したネット回線で、既存の回線の中では恐らく一番快適な環境が作れる可能性が高い回線になっています。
なので、困ったらNURO光を検討するのはアリです。
そして、次いでオススメなのが「 auひかり 」と「電力回線」です。電力回線は住んでいるエリアによってサービス名が異なります。
これらの回線は独自の光ファイバーを利用して接続しているため、混雑の影響を受けづらく他社の回線と比較して安定しやすいです。
また、各地域ごとの電気やガスと連携していることもあるため、そういった固定料金をまとめることもできます。
NURO光の対応エリアに入っていない人やauスマホを利用している人、固定料金をまとめたい人などは、こちらの回線を検討してみると良いでしょう。
なお、ゲームに関してのオススメ回線は以下の記事で詳しくまとめていますので、気になる人はそちらも合わせてチェックしてみてください。
【おまけ】v6プラスの固定IPサービスを利用したい人
「いや、自分はかもめインターネットでv6プラスの固定IPを使いたいんです!」という人も中にはいると思います。
これに当てはまる人は、「enひかり」がオススメです。enひかりであれば、かもめインターネットよりもだいぶ安くv6プラスの固定IPサービスが利用できます。
マンション:3,300円~ |
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かもめインターネットでv6プラス固定IPサービスを利用すると、事業者(フレッツ光など)の料金抜きで4,500円近くするため、かなり高くなってしまいます。
実測値のデータを見比べてみても、かもめインターネットのv6プラスとenひかりのv6プラスは大差がないため、それならenひかりを利用した方が良いでしょう。
enひかりのデメリットは、これといったキャンペーンがない点です。
ネット回線と言えば、契約時のキャッシュバックがあったり、最初の1年もしくは2年の間は月額料金が安くなったりと色々ありますが、enひかりはそれがありません。
ただしその代わりに、「契約の縛りなし+解約料金無料」というサービスになっています。
この辺りは自分の予算や重視したいポイントなどによって、上手く使い分けてみて下さい。
まとめ:かもめインターネットはゲーム向き?
このページでは、かもめインターネットについてまとめました。
変わった名前だけに「このプロバイダ大丈夫なの?」と思われる方が多いかもしれませんが、サービス自体はかなりしっかりとしていて、ゲームにも十分使えます。
今は無料のお試しもあるので、気軽に契約できるプロバイダです。
ただし、回線のサービスを提供している大元がどの会社になっているかによって、回線品質が大きく異なっているのも事実です。
なので、契約を検討している人は、お試しの段階で大元の会社を必ず確認するようにしましょう。
もし住んでいる地域で使われているかもめインターネットの大元がイマイチの場合は、他のネット回線を契約することをオススメします。
「NURO光」や「auひかり」、「電力回線」を検討してみると良いでしょう。
このページが参考になれば幸いです。
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