【ネトゲ廃人が選ぶ】オンラインゲームのおすすめネット回線5選!
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オンラインゲームをしていると「ラグで戦いにまともに参加できない」「ラグのせいで撃ち負けた」といった悩みを抱えてしまう人も多いのではないでしょうか。
やはりオンラインをするなら、利用するネット回線が重要になってきます。
そこでこのページでは、オンラインゲームをプレイするのにオススメのネット回線とその選び方、ゲームに必要な環境や筆者の環境などをまとめて紹介していきます。
ゲームのラグなどで困っている人は参考にしてみて下さい。
【この記事で分かること】
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オンラインゲームをするなら光回線がベスト

現在主流のインターネットサービスは大きく分けて4つあります。
・NURO光 ・auひかり |
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・イッツコム ・ベイコム |
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・どんなときもWi-Fi |
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・ソフトバンクエアー |
固定回線である「光回線」「CATV回線」、持ち運び系で手軽な「モバイルWi-Fi」「ホームルーター」という4つになります。
この中で選ぶなら、固定回線の「光回線」がベストです。
オンラインをするなら、通信速度・Ping値・安定性という3つの要素が重要になってくるため、これらを満たしていることが必要になります。
なので、まずは光回線がオススメである理由と他の回線がどうしてイマイチなのかを、この3つの要素からチェックしていきましょう。
通信速度:30Mbps以上の速度を確保できればGOOD!
最初は通信速度についてです。通信速度には下り速度(ダウンロード)と上り速度(アップロード)の2種類がありますので、両方ともチェックしていきます。
上の項目で紹介した4種類の回線の平均通信速度は以下の通りになります。
オンラインゲームに必要な通信速度の目安は「下り速度:30Mbps、上り速度:10Mbps」になります。
持ち運び式のネット回線(モバイルWi-Fiやホームルーター)だと少し厳しめな目安になっていますが、固定回線であれば十分にクリアできる数値になっています。
なので、通信速度で見ると「光回線」と「CATV回線」が選択肢になってきます。
ちなみに、「ゲームのダウンロードや配信なども快適にやりたい!」という人であれば、「下り速度:100Mbps、上り速度:30Mbps」くらいが目安です。
最近はゲームのアップデートなども多くなってきていますので、この辺も覚えておくと良いかもしれません。
▼参考記事

Ping値:理想は20ms以下、低ければ低いほどGOOD!
続いては、Ping値についてです。Ping値は「相手と通信するのに要した時間」のことで、簡単なイメージとして「ゲーム内のラグを数値化したモノ」といった感じで思ってもらえるとOKです。
単位は「ms(1,000ms=1秒)」で表し、数値が小さければ小さいほどスムーズな通信ができるのでラグも少なくなります。
それでは、通信速度同様にPing値のデータもまとめてみました。
一般的な目安として、Ping値が50ms以下であれば、ある程度どのゲームも快適にプレイができます。
それを基準に考えると、「光回線」「CATV回線」はどちらも50ms以下の平均値になっているため、快適にゲームをプレイすることができるでしょう。
ただし、FPSや格ゲーなどの特に回線が重要になるゲームにおいては、より低いPing値(感じ方にもよりますが、おおよそ20ms以下程度)が必要です。
理想的な環境でプレイしたい人は、20ms以内のPing値を目指せる回線を選ぶと良いでしょう。
▼参考記事

安定性:時間帯を問わず安定して通信できる
最後に安定性についてです。安定性に関しては、混雑の影響を受けるかどうか、天気や電波などの外部からの影響を受けるかどうかなどが重要になってきます。
ただし、これについては数値で判断することができないため、それぞれの回線が採用している接続方式から解説していきます。
基地局から家庭まで光ケーブルで接続。 外部の影響は受けづらいが、サービスによっては混雑の影響を大きく受ける。 |
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電柱までは光ケーブル、電柱から家までは同軸ケーブルで接続。 外部の影響・混雑の影響、どちらも大きく受ける。 |
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基地局からの電波を受信して接続。 外部の影響・混雑の影響、どちらも大きく受ける。 |
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基地局からの電波を受信して接続。 外部の影響・混雑の影響、どちらも大きく受ける。 |
回線の仕組みを考えると、持ち運べる系の回線である「モバイルWi-Fi」「ホームルーター」は、いずれも電波受信による接続のため、安定性が大きく欠けてしまいます。
そのため、基本的にはゲームにオススメできません。
一方、固定回線である「光回線」「CATV回線」はどちらも有線ケーブルで接続しているため、電波受信による接続と比較すると、通信は安定しています。
ただし、CATV回線が採用している同軸ケーブルは、光ケーブルと比べて外部の影響を受けやすく、回線の切断や障害が多いです。

オンライン中の回線落ちはプレイヤーにとって中々悩ましい現象なので、それを考慮すると、安定性は光回線の一択になると言えるでしょう。
ここまで紹介してきた3つの要素をまとめてみると、以下の通りになります。
4つの回線品種のうち、3つの要素を全て満たしているのは光回線のみです。他の回線については、どこかしらイマイチな要素があり、ゲームをするのに向いているとは言えません。
なので、ゲームをするのに最適なのは「光回線」という結論になります。
とは言え、光回線にもかなりの種類があるため、その中でどのサービスが良いかを見極めるのは中々難しいです。
そこで次の項目からは、光回線の中で選ぶならどれが良いのかという点を解説していきます。
【ネトゲ廃人が選ぶ】オンラインゲームにオススメのネット回線5選

数多くある光回線の中で、よりゲームに向いた回線を選ぶポイントは以下の3つです。
- どの光ケーブルを利用しているか
- どれくらいの実測値が出ているか
- 実際の利用者の口コミは良いか悪いか
以上の3ポイントを考慮した上で、当サイト管理人がオススメする光回線を5つ紹介します。
各回線の特徴やどういった人に向いているのか、実測値、口コミなどもまとめていますので、ぜひ自分に合った回線を見つけてみて下さい。
(1)NURO光:最大2Gbpsの超高速回線

最大速度 | 最大2Gbps |
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月額料金 | 4,743円 (戸建てマンション共通) |
使用回線 | 独自の光ケーブル |
セット割 | ソフトバンク、Y!mobile |
公式ページ | NURO光公式ページ
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【早分かり!NURO光の4つの特徴】
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NURO光はSONYの子会社であるSo-netが運営する、独自の技術と光ケーブルを利用した最大2Gbpsの超高速回線です。
「ゲームをするならNURO光!」といった感じの言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、最高クラスの環境を作りたい人にはNURO光をオススメします。
実際、NURO光の実測値データは光回線の中でもトップクラスで、利用者からの口コミも良いモノが多いです。
(100人の平均データ) |
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NURO光はマジで最高です。
NURO光に変えてから荒野行動とかフォートナイトとかスプラトゥーンとかオンラインゲームにラグがなくなった。
動画の読み込みも早いしネットサーフィンも快適すぎる。
エリア内ならとにかく真っ先に検討すべき光回線。
— 161P@7/31日 新曲投稿しました。 (@_161P) August 8, 2020
先週NURO 光が開通してとても快適な日々
何日か遊んだけどゲームのラグは一度もないし、仕事で使うツール諸々も軽い?唯一残ってる問題はJ:COM?の解約
解約手続き、対応まですべてがゴミで一生関わりたくないと思いました。。— キリコ@テレワーク中 (@kirico_0820) July 19, 2020
実測値・評判ともに良い感じになっているNURO光ですが、2つ欠点があります。
1つは「提供エリアが限定されていること」で、もう1つは「開通までの期間が通常の光回線より長いこと」です。
特に工事に関しては、住居によって1ヶ月~2ヶ月、遅いと3ヶ月前後かかることもあるため、引越しに合わせる人や乗り換えをする人は、タイミングに注意して申し込むようにしましょう。
ちなみに、現在NURO光は公式サイトからの申し込みで45,000円のキャッシュバックが貰えます。お得に申し込めますので、検討中の人はぜひ利用してみて下さい。

(2)ドコモ光:v6プラス通信で夜でも安定

最大速度 | 最大1Gbps |
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月額料金 | 戸建て:5,200円 (マンション:4,000円) |
使用回線 | NTTの光ケーブル |
セット割 | docomo |
公式ページ | ドコモ光(GMOとくとくBB)
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【早分かり!ドコモ光の4つの特徴】
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2つ目は、NTTドコモが運営する光コラボ回線「ドコモ光」です。
「NTT系の回線はイマイチなんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、IPoE接続サービス(v6プラスなど)を利用することで十分快適にゲームができます。
また、ドコモ光は数ある光回線の中で唯一ドコモのセット割が使える回線です。ドコモ携帯・スマホを使っている人にとっては重宝する回線になるでしょう。
v6プラス下の速度にはなりますが、実測値データ・評判は以下の通りです。
ドコモ光GMOトクトクbbが
ようやく今朝繋がりました?まずはIPv6回線の数値☝️
プレステ用にIPv6のまま、UPnPと言うのを外した数値☝️
これがプレステには良いと教えて下さり?それで駄目ならIPv4回線にしましょう?だって今までのモヤモヤがぶっ飛んだぜよ〜?
これで快適なら言う事ナッシング? pic.twitter.com/F5p3RM2ZFd
— フミトルズ@ウイイレ2021 (@lJ0lYNfBqYf7WpP) September 22, 2020
フレッツ光から卸のドコモ光にした時に、プロバイダーをヤフーBBからGMOに変えたら速度速くなったな。ヤフーBBは夜になるとめちゃくちゃ遅かった。GMOはV6プラスがあるので安定して速い。PS4のオンラインゲームも快適にできる。
— ごや (@goyamart) September 2, 2020
表には細かく記載していませんが、混雑時の夕方から夜にかけても安定して速度が出ているため、極端な速度低下を心配する必要はほとんどないでしょう。
なお、ドコモ光のデメリットは、ドコモユーザー以外にメリットがない点です。
ドコモ光は他の回線と比較して特別優れているというわけではないので、ドコモのセット割が使えない人は他に紹介する回線を選んだ方が値段も安く総合的な満足は高くなると思います。
ドコモ光のキャンペーンは、最大15,500円のキャッシュバックです。ドコモ携帯を使っていて、ドコモ光を検討している人はチェックしてみてください。

(3)ソフトバンク光:IPv6でもポートの制限を受けない

最大速度 | 最大1Gbps |
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月額料金 | 戸建て:5,200円 (マンション:3,800円) |
使用回線 | NTTの光ケーブル |
セット割 | ソフトバンク、Y!mobile |
公式ページ | ソフトバンク光
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【早分かり!ソフトバンク光の4つの特徴】
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続いては、ドコモと同じく携帯3大キャリアの1つであるソフトバンク光です。
ソフトバンク光もNTTの光ケーブルを利用しているネット回線ですが、IPv6高速ハイブリッド(v6プラスと同じ様なサービス)を利用することで混雑を避けて通信することができます。
また、IPv6高速ハイブリットはv6プラスと違い、IPv4グローバルIPのポート制限を一切受けないため、自分が好きなポートをいつでも開放することが可能です。
なので、VPN接続やゲーム機でのポート開放設定をしたい人には特にオススメできます。IPv6使用下であれば実測値・評判も良い感じです。
ソフトバンク光使ってる友人が、下り400近く出て、pingも10切ってて快適なゲームライフが出来てるって言ってたから、いいかなーと
— ろんめる?[YZK] (@Rommel18912) April 19, 2018
そんなソフトバンク光のデメリットは、IPv6高速ハイブリッドを利用するために「光BBユニットのレンタル(月額約500円)」が必要なことです。
ソフトバンク光を快適に使うならIPv6高速ハイブリットはほぼ必須のオプションになるので、シンプルに月額料金が500円上乗せされるといった感じになります。
ただ、ポート開放ができると考えると決して高い金額ではありません。
固定IPが貰えるというわけではありませんが、NTT系のIPoE接続サービスでポート開放ができる回線はそこまで多くないので、ソフトバンクセット割でNUROが使えない人は検討してみると良いでしょう。
なお、ソフトバンク光を契約する人は、無線用で別のルーターもしくは中継機を用意することをオススメします(BBユニットの無線に関する評判があまり良くないので…)。
もし持っていない人は、以下代理店からの申し込みで最新規格11axに対応したルーターが無料で貰えるので、合わせて検討してみてください。

(4)auひかり:独自のケーブルで高速&安定

最大速度 | 最大1Gbps |
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月額料金 | 戸建て:5,100円 (マンション:3,800円) |
使用回線 | 独自のケーブル |
セット割 | au |
公式ページ | auひかり(So-net)
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【早分かり!auひかりの4つの特徴】
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続いて4つ目に紹介するのが、KDDIが運営しているauひかりです。
auひかりは最大速度こそ1Gbpsですが、NURO光同様同時の光ケーブルを利用しているため、他の1Gbps回線に比べて高速で安定した品質になっています。
混雑の影響も受けづらく、実測値・口コミもかなり良い感じです。
(100人の平均データ) |
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パソコンでオンラインゲームやる人、au光に入りましょう。
下り400Mbpsは絶対出るしpingも最高。
LoLで7msしか遅延でない回線ここしかないよ本当に— にゃんみ (@nyanmi_23) November 23, 2019
auひかりにしたら爆速!
今までCATVだったら違いがよく分かる。動画もオンラインゲームもヌメヌメ動作。これでラグ地獄とはおさらば。
ひかり童貞卒業できたよかった。— ゆたゆた (@yuuta3335) January 20, 2020
auひかりのデメリットは、導入している集合住宅がそこそこの確率でVDSL方式を採用している点です。
もちろんゲームをするだけであればVDSL方式でも問題ないのですが、ゲームのダウンロードやアップロードに多少時間が掛かってしまうようになります。
もし住んでいる集合住宅がauひかりのVDSL方式の場合は、他の光回線も検討した方が最終的な満足度は高くなるかもしれません。
ちなみに、auひかりはプロバイダSo-netから申し込むを行うことで、「戸建て:3,480円、マンション:2,080円」で利用することができます。
戸建ては3年間、マンションは2年間、上記の値段で利用できるため、auひかりを検討している人はぜひ利用してみて下さい。

(5)電力回線:一部制限はあるが回線の質は高い

最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | - |
使用回線 | 独自の光ケーブル |
セット割 | au |
公式ページ | 下記に記載 |
【早分かり!電力回線の4つの特徴】
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最後に紹介するのが、各地域の大手電力会社が運営している電力回線です。それぞれ各地域毎に以下の回線が提供されています。
下り速度:341.5Mbps |
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下り速度:400.3Mbps |
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下り速度:326.1Mbps |
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下り速度:279.2Mbps |
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下り速度:261.6Mbps |
コミュファ光の偉い社員に聞いた話
コミュファ光は基地局の場所を人気ゲームサーバーの位置まで計算して建てており、ゲームの回線速度にはこだわりと自信があるそうです。(但し、勿論ゲームによって例外もある為、堂々と宣伝出来ない部分)
— えだ (@eda_makoto) August 29, 2019
ネット回線速度。
ウチのはeo光(1G )で有線。時間帯でまちまちやけど。
だいたい、pingは5〜20くらい。
FPS は80〜120くらい。下り速度が速いと6〜700くらい出てるし、上りも3〜400ちょっと。
主の腕が良ければ完璧なんだがな(笑)
— どらぱぱさん?(中の人は故障中) (@doragonpapa2007) August 19, 2019
電力回線は、各電力会社が所有している光ケーブルを利用したネット回線です。
そのため、NURO光やauひかりと同様に回線混雑の影響を受けづらく、NTT系の回線と比較して、高速でなおかつ安定した通信が行えるようになっています。
ただし、コミュファ光以外の回線は何かしらの制限があります。各回線ごとの制限は以下の通りです。
- eo光:月ごとに通信料制限がある(1Gプラン:5TB/5Gプラン:10TB/10Gプラン:20TB)
- MEGAEGG光:1日で30GBの『アップロード』で制限
- ピカラ光:3日間で150GBの『アップロード』で制限
- BBIQ光:IPv6に非対応(混雑の影響を受けやすい)
それぞれ制限はありますが、余程変わった使い方をしない限り制限に掛かるようなことはありません。(目安としてフルHD・5時間の動画をアップロードすると30GBになります。)
制限さえかからなければ、快適に利用できるネット回線になっていますので、au携帯・スマホの人や対応エリアの人、電気代などをまとめたい人は検討してみると良いでしょう。
どの回線かで悩んだら独自回線から選ぶのがオススメ

ここまで計5種の回線を紹介しました。中には、複数の回線に対応していて「どこが良いか分からない…。」という人もいると思います。
どれが良いか悩んだら、独自回線から選ぶのがオススメです。個人的なオススメ優先度は「NURO光⇒auひかり⇒電力回線」になります。
基本的にはこの順番がオススメですが、料金を重視したい人は、携帯・スマホとのセット割で回線を選ぶのもアリです。
セット割で選ぶのであれば、以下のような感じで選んでみると良いでしょう。
- au携帯・スマホ:auひかり⇒電力回線
- ソフトバンク携帯・スマホ:NURO光⇒ソフトバンク光
- docomo携帯・スマホ:ドコモ光
特に家族で同じキャリアの携帯・スマホを利用している人は、セット割を適用することで年間数万円単位の金額差が出ることもあります。
この辺りは、予算や携帯のキャリア、対応エリア等で確認しながらチェックしてみて下さい。
ネット回線以外で重要になる周辺機器やポイント

ここまで紹介してきたネット回線選びはゲームでかなり重要になりますが、それにプラスして周辺機器や接続方法も重要になってきます。
そこでここからは、そういった回線以外の内容について簡単に紹介していきます。
「LANケーブルがかなり古くなっていた!」「ずっと前から同じルーターを利用している」など気になるポイントをチェックしてみて下さい。
安定を求めるなら無線(Wi-Fi)ではなく有線がオススメ
まずはオンラインをするために、無線(Wi-Fi)と有線(LANケーブル)のどちらを利用するかという点についてです。
プレイするゲームジャンルや住んでいる環境によっても異なってきますが、基本的にはどのゲームをプレイするにも、LANケーブルを利用した有線接続をオススメします。
理由は、有線接続の方が圧倒的に安定性が高いからです。

通信速度・Ping値という2点だけで見ると、無線(Wi-Fi)でも十分に思えるのですが、無線は他の電波の干渉をもろに受けてしまうため、安定性が大きく欠けてしまいます。
家の環境上どうしてもLANケーブルを繋ぐことができないケースもあるとは思いますが、できるだけ有線接続でゲームをするようにしましょう。
無線でする場合は2.4GHzと5GHzを使い分ける
無線でしかプレイできない人は、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を上手く使い分けるようにしましょう。
それぞれの周波数の特徴と使い分けの方法は以下の通りです。

- 2.4GHz:無線機器と物理的な障壁がある場合に利用
- 5GHz:無線機器とゲーム機が近い場合に利用
2.4GHzは物理的な障害には強いですが、多くの家電の電波干渉をもろに受けてしまうため、最終的な安定性がかなり低くなりがちです。
そのため、基本的には5GHzの周波数帯を利用することをオススメします。
無線でしかゲームをできない人は、この点をしっかりとチェックしてみてください。
LANケーブルのカテゴリチェック
有線接続でゲームをする人は、LANケーブルのカテゴリと不具合に注意します。
カテゴリはLANケーブルのスペックを表す数値で、ほとんどの場合、ケーブル本体に数字もしくは英字(EIA~)で記載されています。

各カテゴリの特徴は以下の通りです。
ゲームをするなら、5e以上あればスペック的には十分です。
とは言え、中には「ずっと同じLANケーブルを使ってるから買い替えたい。」と思っている人もいるかもしれませんので、そういった人にはカテゴリ6Aをオススメします。
購入する長さにもよりますが、1,000円以内でかなりの長さのケーブルを購入できますので、買い替えを検討している人はチェックしてみて下さい。
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iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 5m ブラック BSLS6ANU50BK
過去90日間の平均価格¥571 |
ちなみに、LANケーブルの寿命は20年~30年と言われていますが、無理な使い方をしていると1~2年前後で不具合が起きてしまうといったことが意外と多いです。
「急にネットの速度が遅くなった。」「たまに接続が切れてしまう。」などの症状で困っている人も、買い替えを試してみると良いでしょう。

ルーター・中継機などのスペック確認
LANケーブルの次にチェックしたいのが、ルーター(中継機やハブも含む)です。
有線で接続する場合は、ルーターのLANポートの最大速度が1Gbps(1000BASE-T)に対応しているかどうかを確認します。
「使用しているルーターの端末名 スペック」などで検索すると、最大速度を確認することができますので、心配な人は確認しておくようにしましょう。
無線で利用している人は、IEEE802.11ac(Wi-Fi5)規格に対応しているかどうかを確認します。有線と同じく、端末名+スペックで検索すると出てくると思います。

各接続方法でポイントを満たしていない場合は、ルーターの買い替えを検討しましょう。
オススメのルーターについては以下記事で解説していますので、買い替えが必要になりそうな人はチェックしてみて下さい。

フレッツ光・光コラボで使えるIPoE+IPv4 over IPv6接続について

コラムとして、ドコモ光・ソフトバンク光で登場したIPoE+IPv4 over IPv6接続について簡単に触れておきます。
ここ数年光回線の利用者が特に増加したことから、光回線の中でも高いシェア率を誇るNTT系の回線(フレッツ光と光コラボ)は、混雑の影響をかなり受けるようになりました。
光コラボは、フレッツ光の回線を借りてサービスを提供している光回線の事です。
簡単な覚え方として、「NURO光」「auひかり」「電力回線」以外の主要な○○光は全て光コラボと思ってもらえると良いと思います。
例:BIGLOBE光、OCN光、ドコモ光、ソフトバンク光、ぷらら光、So-net光など
その混雑を避けるために使われるのが「IPoE+IPv4 over IPv6接続」です。
ネット上では、「IPv6接続」「IPv4 over IPv6接続」「v6プラス接続」など色々な呼ばれ方をしていますが、ほとんどはこの接続方法を指した言葉になります。
詳しく紹介すると長くなってしまうため、ここではIPoE+IPv4 over IPv6接続のメリット・デメリットについてまとめていきます。
詳しく知りたい人は以下のページをチェックしてみて下さい。

IPoE+IPv4 over IPv6接続のメリット
IPoE+IPv4 over IPv6接続の最大のメリットは、回線混雑の影響を受けづらいことです。
この接続方式では、従来の接続方式で混雑の原因になっていた網終端装置という場所を通過せずにインターネットに接続できます。
そのため、周りに同じ回線を使っている人が多くても、混雑の影響をそこまで受けることなく、快適に通信することが可能です。

実際、この接続に切り替えたことで回線が良くなったという声はかなり見かけます。
逆に言うと、NTT系の回線を利用するのであれば、この接続方式を利用しないと、地域によってはかなり厳しい回線状況になってしまうことが多々あります。
なので、NTT系の回線を契約する人は、しっかりとチェックするようにしましょう。
IPoE+IPv4 over IPv6のデメリット
続いてIPoE+IPv4 over IPv6のデメリットは、特定のポートが利用できない点です。
具体的な話は省略しますが、特定のポートが利用できないことにより、一部ポート開放が必須になるようなゲームで、接続が不安定になることがあります。
特に症状が出やすいのは、プレイヤー間で通信を行うP2P方式のゲームです。
人気タイトルの具体例を挙げると、「スプラトゥーン」「スマブラ」「マインクラフト」「EDF」「マキオン」「ストⅤ」などになります。
ただし、これらのゲームが絶対にできないというわけではありません。現に格ゲーのプロプレイヤーであるsakoさんは、ストⅤをv6プラス環境下でプレイしています。
なので、「何かしら不具合が起きる可能性がある。」程度の認識を持っておくと良いでしょう。
(5)ソフトバンク光:IPv6でもポートの制限を受けないで少し触れましたが、ソフトバンク光はIPoE+IPv4 over IPv6のデメリットである「ポートの制限」を受けません。
理由は、IPv4アドレスの共有を行っていないからです。
「他の回線で不具合が起きるのが心配…。」という人は、ソフトバンク光を検討してみると良いでしょう。
管理人のオンラインゲーム環境とネット回線を簡単に紹介
最後に、現在の管理人の環境を紹介しておきます。
現在は、メインで使うNURO光と実験で使うSo-net光の2回線を契約しています。モバイル系のWi-Fi(Speed Wi-fi NEXT W06)も所持していますが、ゲームでは利用していません。
「SpeedTest」の速度測定結果と現在メインにプレイしているMOBA(League of Legend)のゲーム内Ping値は以下の通りです。

LoL以外にも、PS4でApexをよくプレイしていますが、東京サーバーでのPing値は遅い時で5ms~7msといった感じになっています(ロビーでのPing値です)。
また、通信速度もかなり出ているため、ゲームのダウンロードやアップデートが遅くてイライラすることもほとんどありません。
同じ回線を契約して同じ状況になるかは分かりませんが、1つのサンプルとして見てみて下さい。
まとめ:オンラインゲーム向きのおすすめネット回線5選!
今回は、オンラインゲーム向きのおすすめネット回線を紹介しました。
ネトゲをプレイする上でネット回線はかなり重要で、ちゃんとしたものを選ぶかどうかでゲームのモチベーションも大きく変わってきます。
「ラグ過ぎてゲームをやりたくない…」「ちゃんとしたネット回線を契約したい!」という方は、今回紹介した回線を利用してみて下さい。
それだけで、オンラインゲームの環境は大きく変化するはずです。
快適なオンラインゲームの環境作りの一環として、まずは『しっかりと快適なネット環境作り』から始めてみるといいでしょう。
満足できるオンラインゲーム環境をぜひ実現してください。
この記事が何かしらで参考になれば幸いです。
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