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ドコモ光10ギガのサービス・特典を全解説!現状契約する価値はある?
2020年4月よりドコモ光でも10ギガサービスが開始になります。
ドコモ携帯とのセット割で使える10ギガ回線は初になりますので、ドコモユーザーで楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
ただ気になるのは、「実際10ギガ回線って必要なの?」「本当にお得なサービスなの?」というところだと思います。
そこでこのページでは、ドコモ光10ギガサービスの内容をまとめつつ、実際にドコモ光10ギガが必要なの?といいう点を解説していきます。
10ギガ回線が気になるという人は参考にしてみてください。
ドコモ光10ギガのサービス内容を全解説!
早速ですが、ドコモ光の10ギガ回線のサービス内容を見ていきましょう。
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ドコモ光10ギガの月額料金と初期費用について
まずは、ドコモ光10ギガの月額料金・初期費用についてです。
ドコモ光の10ギガには通常のドコモ光と同じく3つのタイプが用意されており、それぞれ契約するプロバイダによって料金が異なります。
(2年縛りなし) |
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(7,800円) |
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(8,000円) |
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(7,300円) |
(現状個別で10ギガに対応しているプロバイダは少なめ) |
タイプAとタイプBで料金が異なりますが、プロバイダ毎のサービス差はありません。
そのため、プロバイダに特別なこだわりがない人は月額料金が安いタイプAのプロバイダの中から好きな会社を選ぶとOKです。
そして、通常のプラン(2年縛り)を契約した場合は、契約更新月以外の解約で13,000円の違約金が発生します。
契約期間等は通常のドコモ光と同様ですが、違約金が少し高くなっていますので、「解約したいなぁ…。」と思ったら期間をしっかりと確認するようにしましょう。
続いて、ドコモ光10ギガの開通に必要な初期費用についてです。初期費用として必要になるのは以下の2つになります。
- 契約事務手数料:3,000円
- 新規開通工事費:18,000円(設備状況により7,600円)
工事費は住宅の設備状況によって7,600円、フレッツ光クロス(10ギガサービス)からの転用で0円になることもありますが、基本的にはほとんどの人が18,000円です。
支払い方法は、一括あるいは分割(12回~60回)のどちらかを選べますので、予算に合わせて好きな方を選ぶと良いでしょう。
なお、ドコモ光ギガにプラスして「ドコモ光テレビオプション」を契約する場合は、別途テレビ用の工事費も発生します。
テレビの工事費は12,300円~32,100円と状況によって金額幅が広くなっていますので、テレビの契約を検討している場合は下記記事を参考に工事費の確認をしておくと良いかもしれません。
工事費支払いの豆知識(?)を一つ紹介しておきます。
ネット回線の工事費支払いを一括または同額の分割で選べる場合は、できるだけ長い期間の分割にすることをオススメします。
なぜかと言うと、次に乗り換える回線に「乗り換えの違約金負担」が付いていると、ドコモ光の工事費残債分(支払い終えていない分の工事費)を負担してもらえるからです。
ドコモ光の工事費は、一括でも分割でも支払い総額は変わりませんので、乗り換え時に負担してもらえる可能性がある分割にするとお得になることがあります。
ドコモ光10ギガは最大10Gbpsだが過度な期待は禁物!
続いては、ドコモ光10ギガの通信速度についてです。
回線速度についてはピックアップする必要はないかもしれませんが、一応紹介しておきます。
ドコモ光10ギガサービスは、上り下りともに最大10Gbpsのサービスです。
ただし、あくまでベストエフォートのサービスですので実測値として10Gbpsが出ることはほとんどなく、実際は3Gbps~5Gbps前後位になると思われます。
3割~5割前後くらいになることが多い。
ただし後半で説明しますが、接続する側の機器が最大10GbpsのLANポートあるいは最大10Gbpsに近い無線規格に対応していないと、1Gbps以上の通信速度を出すのは難しいです。
最大10Gbpsではありますが、その点はしっかりと把握しておくと良いでしょう。
ドコモ光10ギガの提供エリアは東京・大阪・愛知の一部
続いて提供エリアについてです。現在発表されている対象エリアは、フレッツ光クロスと同じく「東京・大阪・愛知」の3都道府県になっています。
(提供開始日) |
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(大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区) |
(2020年4月1日~) |
(2020年4月13日~) |
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(2020年6月1日~) |
はっきり言うと、現状対応しているエリアはかなり狭いです。また、このエリアにプラスしてドコモ光10ギガは戸建ての住宅にしか導入することができません。
集合住宅は導入できませんので注意しましょう。
ただし、提供エリアは随時拡大していくと言われています。
現在対応していないとしても数ヶ月で提供エリアが広がる可能性もありますので、気になる人は定期的にチェックしてみると良いかもしれません。
ドコモ光10ギガは通常のドコモ光セット割が適用される
続いては、ドコモ携帯・スマホとのセット割についてです。ドコモ光10ギガでも通常のドコモ光同様にドコモ光セット割が適用されます。
現在ドコモ携帯・スマホのセット割に対応している10ギガ回線はドコモ光だけですので、ドコモユーザーにとってはかなりありがたいでしょう。
主要プランごとの割引料金は以下の通りです。
ドコモ光のセット割は、光回線1つにつき携帯・スマホ1台が割引されます。
勘違いされやすいポイントですが、ドコモ光の料金ではなく携帯・スマホの料金から規定料金が割引されますので間違えないようにしましょう。
ドコモ光のセット割引の詳細やそれに合わせて確認したい「ずっとドコモ割」などは別記事で解説していますので、契約を検討している人は合わせてチェックしてみてください。
ドコモ光10ギガ契約で最大76,400ポイントのdポイントが貰える
最後にドコモ光10ギガの特典について紹介します。現在、ドコモ光10ギガで実施されている特典は以下の3つになります。
最大2年間毎月1,600dポイントが貰える(合計38,400dポイント) | |
工事費相当18,000dポイントをプレゼント | |
新規開通で20,000dポイント、転用で5,000dポイントプレゼント | |
最大76,400dポイントプレゼント |
現金でのプレゼントではないものの、合計は76,400ポイントとかなり豪華です。
そして各特典付与の条件は全て同じで、「dポイントクラブ会員であること(無料)」と「申し込みから7ヶ月以内にドコモ光が開通していること」の2つのみです。
どちらも難しい条件ではありませんので、基本的に申し込んだほとんど全ての人が特典を受けられると考えたので良いと思います。
注意点として、付与されるdポイントは用途・期間が限定されていることを覚えておきましょう。
優先的に消費されるが期限切れには注意!
使用用途は色々あるのである程度自由に使うことができますが、利用できる期間が付与されてから6ヶ月以内と少し短めになっています。
使い切れないとポイントが消失してしまいますので、忘れずに使うようにしましょう。
具体的な使用用途と期間などについては、以下記事も参考にしてみてください。
ドコモ光10ギガを契約する際の3つの注意点
ここまでドコモ光10ギガのサービス内容を解説してきました。
提供エリアこそ少し狭めですが、特典も豪華で契約しても良いのでは?と思われるかもしれませんが、実はドコモ光10ギガには注意すべき点もあります。
それが以下の3点です。
- ドコモ光10ギガでは光電話を利用できない
- 10ギガを使うための機器を自分で用意する
- PPPoEには2020年10月まで非対応(IPv4 over IPv6には対応)
それぞれについてみていきましょう。
注意点1:ドコモ光10ギガでは光電話を契約できない
1点目の注意点は、ドコモ光電話についてです。
現在ドコモ光に合わせて光電話も契約している人が多いかもしれませんが、ドコモ光10ギガでは光電話を利用することはできません。
なので、固定の電話が欲しい人は各自で一般加入電話あるいはIP電話を契約する必要があります。
ただし、これら2つの固定電話は光電話と比較すると料金面・機能面でイマイチです。
ただ加入電話もIP電話もイマイチ感が…。
例えば、一般加入電話の契約は導入だけで30,000円以上の費用が掛かってしまう上に月額の基本料金も高く、料金面でかなり損してしまいます。
一方で、IP電話はフリーダイヤルや110番などに発信できない、一部携帯・スマホに発信できないなど、機能的なデメリットが多いです。
結果的にどちらもイマイチな選択肢になってしまうため、基本的にはドコモ光10ギガと固定電話の共存は諦めた方が良いかもしれません。
ただし、「どうしても固定電話が必要!」という人は加入電話あるいはIP電話の契約を検討してみると良いでしょう。
注意点2:10ギガの速度を活かすために10Gbps対応機器が必要
2つ目は、10Gbpsをフルで活かすための機器についてです。
「最大速度」の項目でも少し触れましたが、10Gbpsの回線を契約しても使用する機器がその速度に対応していないと、大きな恩恵はありません。(速度は速くなりますが…。)
例えば、パソコンの有線で利用するなら10Gbpsに対応したLANポートの取り付け、無線を飛ばすなら10Gbpsに対応した無線LANルーターなどが必要になります。
ASUS 10Gネットワークアダプタ PCI-Ex4カード XG-C100C
過去90日間の平均価格¥12,613 |
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 5m ブラック BSLS6ANU50BK
過去90日間の平均価格¥571 |
BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WXR-5950AX12 Wi-Fi6 11ax/11ac AX6000 4803 1147Mbps【iPhone11/iPhone11 Pro/iPhone11 ProMax メーカー動作確認済み】
過去90日間の平均価格¥38,138 |
幸いにもドコモ光10ギガでは、10Gbps&IPv4 over IPv6に対応した無線LANルーターを月額500円でレンタルすることができます。
10Gpbs&IPv4 over IPv6に対応したルーターは市販だとかなり高いので、ルーターはレンタルした方が良いでしょう。(ルーターのスペックはもう少し後で紹介します。)
ただし、複数台で有線接続をする場合は、別に10Gbpsに対応したスイッチングハブが必要です。
エレコム スイッチングハブ 10ギガビット対応 4ポート 金属筺体 マグネット ラックマウント取付金具付 3年間保証 EHB-UT2A04F
過去90日間の平均価格¥44,576 |
このスイッチングハブがかなり高いので、複数の有線で10Gbpsを使いたい人はしっかりと把握しておきましょう。
総合的に考えると、10Gbpsの回線をフルで活用するにはかなりの費用の準備が必要と言えます。
「10G回線契約したら回線がかなり速くなる!」と思って契約しても、これらの用意がないとイマイチに終わる可能性があるので注意しましょう。
注意点3:PPPoEには2020年10月まで非対応(IPv4 over IPv6には対応)
最後の注意点は、通信方式に関してです。
ドコモ光10ギガ提供開始時に対応している通信方式は「IPoE」と「IPv4 over IPv6(v6プラス、transix)」の2つになっています。
なので、確定ではありませんが恐らくドコモnet、ぷららもtransixでの接続になるものと思われます。
IPv4/Iv6のPPPoE通信に関しては、東日本で2020年10月、西日本で2020年11月から対応するとNTT公式から発表されてます。
ただし、レンタルできるルーターがPPPoEに対応するのは2021年2月以降です。
なので、10月以降すぐにPPPoEを利用したい人は、各自でPPPoEに対応したルーターを用意する必要があるという点に注意しましょう。
そして、もう1つ注意したいのが固定IPについてです。
現状対応しておらず、使えない。
現段階ではドコモ光10ギガのどのプロバイダにも固定IPは対応しておらず、いつ対応するかも発表されていません。
そのため、自宅でサーバーを建てたい人や何かしらの作業で固定IPが必要になる人は、利用できないという点をしっかりと抑えておくようにしましょう。
【おまけ】ドコモ光10ギガでレンタルできるルーターのスペック
もしかしたら気になる人もいるかもしれませんので、おまけとしてレンタルできるルーターのスペックを紹介します。
情報はNTT公式サイトより抜粋しました。
(10GBASE-T×1、1000BASE-T×3) |
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(最大2401.9Mbps+1174.1Mbps) |
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(※将来拡張予定。) |
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IPv4 over IPv6 |
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(突起部、スタンドを除く) |
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10ギガ対応のルーターとしては、良くも悪くもないようなスペックです。
普通に使う分には十分以上のスペックを持っていますが、より速度にこだわりたい人は各自で10G対応のルーターを購入した方が良いでしょう。
実際のところ、ドコモ光10ギガは契約する価値がある?
ここまでドコモ光の10ギガのサービス・注意点と解説してきました。
それぞれのデータを見た上で、「ドコモ光10ギガは契約する価値があるの?」という点に関して言えば、現状契約価値は低いと思います。
イマイチだと思う理由は3つです。
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まず2つ目についてですが、ドコモ光10ギガは他社の10ギガに比べて料金が少し高めです。
例えばNURO光は10ギガで月額5,743円、auひかりは6,380円(固定電話料金込み)で、それぞれルーターのレンタル料金もなく、この金額だけで利用ができます。
こういった他社と比較すると、ドコモ光の10ギガ回線はコスパ的にイマイチです。
準備不足感がどうしても否めない…。
そして、1つ目と3つ目は少し内容が被りますが、NTTの10ギガサービスは少し準備不足のように感じます。
「PPPoEに対応していないこと」「光電話が利用できないこと」「他社と比較して提供エリアがかなり狭いこと」などが、そう思われる理由です。
そのため、すぐに契約するよりはある程度様子を見てから契約した方が、後悔することなく契約できる可能性が高くなると思います。
最終的に、現状ドコモ光10ギガの契約はイマイチという結論になりました。
ドコモ光10ギガを申し込むならGMOとくとくBBがおすすめ
「それでもドコモ光10ギガを契約したい!」という人は、プロバイダとして「GMOとくとくBB」がオススメです。
GMOとくとくBBは既存のドコモ光の中でも速度に定評のあるプロバイダなので、10ギガ回線でも速い速度を期待できます。
また、v6プラスにも対応していますので、IPv4 over IPv6通信の恩恵もしっかりと受けることが可能です。
気になる人はチェックしてみてください。
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