ゲーム配信&生放送にオススメのネット回線まとめ!快適な速度も解説
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ゲーム配信&ライブ放送が快適にできるネット回線をまとめました。
既に配信をしている人、あるいはこれから配信を始めようとしている人でも、快適な配信をするにはしっかりとしたネット回線が必要になります。
もし使っている回線がイマイチだと、「配信が頻繁に切断されてしまう…。」「画面がカクカクして見てる方がしんどい!」といった現象に悩まされてしまうかもしれません。
そこでこのページでは、配信&生放送にオススメのネット回線をまとめて紹介し、プラスして配信にはどんなネット環境が必要かも解説していきます。
配信をしている人、これから始めようとしている人は参考にしてみてください。
ゲーム配信&ライブ放送にはどれくらいの通信速度が必要?

まず初めにどれくらいの通信速度があれば、配信が快適にできるかを見ていきます。
現在の環境を把握するために、「SpeedTest」を利用して今の速度を確認してみてください。
測定結果の3つの項目のうち、重要になるのは「UPLOAD」と「Ping」です。
Pingが30ms以内で、なおかつUPLOAD(上り速度)が30Mbpsを安定して超えているようであれば、配信媒体を問わず快適に配信することができると思います。
これをクリアしている人はネット回線には問題がないので、乗り換え等をする必要はないでしょう。
一方で数値が足りていない人やこれから配信のために回線を契約しようとしている人は、次に紹介するネット回線を検討してみてください。
ゲーム配信&生放送にオススメのネット回線を3つ紹介!

ここからは、ゲーム配信&生放送にオススメのネット回線を紹介していきます。
3つの回線を紹介しますが、どれでも快適に配信はできますので、「携帯・スマホとのセット割」や「対応している地域」、「キャンペーンの豪華さ」など好みの要素で選んでもらえると良いです。
なお、3つの回線以外の有名回線についても最後に少し触れますので、必要であればそれらも候補に加えてみてください。
それでは、具体的な回線について見ていきましょう。
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おすすめ回線1:NURO光
最大速度 | 最大2Gbps |
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月額料金 | 4,743円 (戸建てマンション共通) |
キャンペーン | 45,000円キャッシュバック |
セット割 | ソフトバンク携帯・スマホ |
公式ページ | NURO光公式サイト
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ここ数年至るところで話題に挙がるNURO光ですが、配信やライブ放送にもオススメしたい回線です。
So-net独自の技術を利用した最大2Gbpsの高速回線と、独自配線網ならではの回線の安定性は、日本の中でもトップクラスになっています。
配信&ライブ放送をするなら、契約して損はしない回線と言えるでしょう。

配信やライブにはおすすめの回線。
NURO光の速度の目安として、ここでは2つのデータをまとめましたので、契約時の参考にしてみてください。
(100人の平均データ) |
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サイトによって振れ幅はありますが、それを考慮しても配信をする上で十分以上の速度を期待できます。
実際の利用者も満足している人が多いです。
NURO光使ってますけど、契約時にゴタついた事以外は良好ですね?
1080p・60fpsの超低遅延で200回以上youtube生配信してますが、今の所は回線に不満なし!— にゃにゃんこ (@nyanyanko11) December 24, 2019
昨日、遂にNURO光が開通した。
爆速過ぎてビックリ。子供達のゲームもYouTubeライブ配信してもビクともしない!待った甲斐があった!
ちなみに画像はiPhoneのWi-Fiです。 pic.twitter.com/tXWImmNRpn— ケィさん@Wetclan/TSgamesCH (@keisan82412) April 28, 2019
満足度は高めのNURO光ですが、欠点が2つ程あります。
1つ目は光回線の中で開通工事がトップクラスに遅い点で、もう1つは海外IPアドレスになってしまうリスクがあるという点です。
開通工事については約1~2ヶ月程度、海外IPアドレスについてはイマイチつかめない程度の確率でなってしまう可能性があります。
これらについては別記事で詳しく解説していますので、「デメリットがちょっと気になる…。」という人はチェックしておくと良いかもしれません。

そして2021年2月時点でのNURO光のキャンペーンは45,000円のキャッシュバックです。
特別なオプションなどは一切必要なく、NURO光を契約するだけで受け取ることができますので、NURO光を検討している人は公式サイトからチェックしてみてください。
おすすめ回線2:auひかり

最大速度 | 最大1Gbps |
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月額料金 | 戸建て:5,100円 (マンション:3,800円) |
キャンペーン | 最大3年間月額料金大幅割引 戸建て:5,100円⇒3,480円~ マンション:3,800円⇒2,080円~ |
セット割 | au携帯・スマホ |
公式ページ | auひかり(So-net)
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続いて紹介するのは独特なCMが多いauひかりです。
使用している設備の都合上、最大速度が1Gbpsになっているauひかりですが、NURO光同様に独自の配線網を持っており、回線の質自体はかなり高くなっています。
そのため、配信やライブ放送もサクサクこなすことが可能です。

NURO光に並んでおすすめ。
auひかりに関しても、参考として実際の速度データを記載しておきます。
(100人の平均データ) |
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サイトによって振れ幅があり過ぎますが、どちらでも十分以上に速度が出るようになっています。
ただし、auひかりに関して言えばプロバイダ毎にある程度の速度差がありますので、契約する際は速度にある程度定評があるプロバイダを選ぶようにしましょう。
実際の口コミもまとめてみました。
初めまして〜
普通にAUひかりからレンタルされてるBL900HWをそのまま使用しているので安定してる理由は割と謎です笑
金曜夜でも動画配信も余裕でした^ ^
引っ越しするにあたっての1番の不安だったので一安心です^ - ^— もやし (@eMUfXq3wrAdGS92) March 16, 2019
auひかりも満足度は高いですが、割と大きな欠点が1つあります。
auひかりの欠点は、「1週間の間に3日以上、30GB以上のデータをアップロードした際に最大速度が3Mbpsに制限されてしまう」という点です。
数値だけだと分かりずらいかもしれませんが、「6,000Kbpsのビットレートで11時間配信」をするとアップロードのデータ量は30GBに達します。

もしかすると制限にかかるかも。
つまり、毎日10時間以上の配信をするような人にはauひかりは向きません。
配信者としては致命打になりかねませんので、長時間配信を頻繁に行うような人は違う回線を契約するようにしましょう。
そして、現在のauひかりのキャンペーンは月額料金の大幅割引です。
戸建住宅で3年間トータル77,020円の割引、集合住宅で2年間トータル71,280円の割引が適用されますので、検討している人はチェックしてみてください。
おすすめ回線3:ドコモ光

最大速度 | 最大1Gbps |
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月額料金 | 戸建て:5,200円 (マンション:4,000円) |
キャンペーン | 最大20,000円キャッシュバック |
セット割 | ドコモ携帯・スマホ |
公式ページ | ドコモ光(GMOとくとくBB)
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最後3つ目に紹介するのが、NTT回線の1つであるドコモ光です。
IPoE+IPv4 over IPv6(v6プラスなど)が主流になってからはNTT回線も調子が良いですが、中でもオススメなのがドコモ光(GMOとくとくBB)になります。
v6プラスを利用することで、かなり安定した通信環境を実現可能です。

安定した通信ができる。
ドコモ光の参考データは以下の通りです。
上の表はドコモ光×GMOとくとくBBのデータですが、独自配線網を持つNURO光やauひかりに負けず劣らずの速度をキープしています。
v6プラスを利用すること前提ではありますが、NTT回線でも十分快適に配信することはできるでしょう。
そして、ドコモ光×GMOとくとくBBについての口コミも紹介したかったのですが、ちょうど良さそうなモノが見つかりませんでした。
なので、ドコモ光×GMOとくとくBBの口コミはスキップして、ドコモ光の欠点について紹介していきます。
ドコモ光の欠点は、一部の配信サイトで安定性に欠ける可能性がある点です。

具体的には、v6プラスを利用してIPv6に対応していないサイト(TwitchやMixer)で配信をすると、配信が安定しづらいことがあります。
原因はイマイチ分からないため何とも言えませんが、そういった可能性があるということは知っておいた方が良いでしょう。
そして、ドコモ光×GMOとくとくBBの現在のキャンペーンは最大20,000円のキャッシュバックです。
NURO光やauひかりと比べると少し控えめではありますが、ドコモとのセット割が唯一使える回線なので、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。
番外編:ソフトバンク光と地域電力回線
3つのおすすめ回線には入りませんでしたが、ソフトバンク光・地域電力回線も割とアリな選択肢です。
少し長くなりますが、これらの選択肢について簡単にまとめてみます。
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地域限定回線については、どれもauひかりと同じ様な仕組みになっています。
地域限定回線の中でコミュファ光(プロバイダもコミュファ)だけが帯域制限がなく、NURO光同様自分の好きな量だけ利用可能です。
そして、ソフトバンク光に関してはドコモ光の少し変わったバージョンといった感じです。
ソフトバンクユーザーでないと金銭的には損しますが、その分IPv6による制限を受けなくなるので、回線の質自体はあがることになります。
これについては以下記事で詳しく解説しているので、ソフトバンク光を検討している人はチェックしてみてください。

ゲーム配信&生放送をするなら周辺機器も整えるとベスト

ここまでネット回線について解説してきましたが、配信をするなら回線以外の環境もある程度気を遣っておくと良いです。
すぐに手を付けられる周辺環境として、以下3つの機器をチェックしておくことをオススメします。
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それぞれ3つについて、簡単に見ていきます。
周辺機器1:有線化とLANケーブルのカテゴリ
まずは、有線か無線(Wi-Fi)かという点ですが、基本的には有線での接続をオススメします。
無線でもそこそこの通信速度を出すことは可能なのですが、安定性という点で見ると有線とは大きな差が生まれてしまいます。
もちろん、スマホでライブ配信をするような場合は別ですが、ゲーム機器やパソコンを利用した配信はできる限り有線接続ですると良いでしょう。
そしてさらにプラスして、有線接続時に使うLANケーブルもチェックしておきます。

LANケーブルには「カテゴリ」というスペックを表す数値があり、ここ最近のモノであれば「CAT5/5e/6/6A/7」のいずれかが記載されていると思います。
配信をするのであれば、このカテゴリが「CAT 6/6A」のいずれかを利用するとOKです。
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iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 5m ブラック BSLS6ANU50BK
過去90日間の平均価格¥571 |
「そんなLANケーブル持ってない!」という人は、別記事で詳しく解説していますので、そちらもチェックしつつ合ったものを購入してみると良いでしょう。

周辺機器2:ルーターの経年劣化
続いて2つ目は、ルーターについてです。
ルーターに関しては、無線で配信をしているか、あるいは有線で配信をしているかによって注目ポイントが変わってきます。
まず、無線で配信をしている人は以下の3つの項目をチェックしてみてください。
- 無線規格は11ac(Wi-Fi5)以上に対応しているか
- 環境によって2.5GHzと5GHzを使い分けているか
- 購入時に比べて明らかな速度低下がみられないか
1つ目の11ac規格については、ルーターの裏に貼られているシールを見れば確認できます。
そして2つ目の周波数の使い分けについては、壁を挟む場合はSSID末尾gの2.4GHz、壁を挟まない場合はSSID末尾aの5.0GHzを利用するとOKです。
最後3つ目の速度低下については、昔に比べて明らかに遅くなっていれば、ルーター買い替えの合図になりますので、買い替えを検討しましょう。

続いて、有線で配信をしている人は以下の2つの項目に注意してください。
- 有線ポートが最大1Gbpsに対応しているかどうか
- 購入時に比べて明らかな速度低下がみられないか
基本的に有線でプレイする時に気を付けるのはLANポートが最大1Gbpsに対応しているかどうかだけです。
それにプラスして、無線と同じく明らかな速度低下が見られるかどうかでルーターの買い替えを検討すると良いと思います。
買い替え先のルーターとしては、ゲーム+無線ならゲーミングルーター、その他の場合は通常のルーターで問題ありません。
「ゲーム向け」というタイトルにはなっていますが、以下記事が参考になると思いますので、買い替えを検討している人はチェックしてみてください。

周辺機器3:配信機器(特にゲーム配信する人)のスペック
そして最後3つ目に確認したいのが、配信機器のスペックです。
配信する内容や配信する機器にもよりますが、PCを使ってゲームの配信をする人はある程度スペックにこだわる方が良いと思います。
ノートパソコンでプレイしている人や5年~10年前のデスクトップパソコンでプレイしている人は、パソコンを買い換えた方が良いでしょう。
ただ、パソコンの買い替えは10万以上かかりますので優先度は低めです。
ネット回線の切り替えやLANケーブル・ルーターの買い替えなどで手が打てない時に、パソコンを探し始めるくらいで問題ありません。
ゲームにオススメのパソコンについては別記事でまとめていますが、中でもオススメなのはパソコン通販サイトフロンティアが販売している「FFRGKB460/SG2」です。

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20万円以内で購入できるパソコンの中ではかなりコスパが良く、どのゲームも快適にプレイ&配信することができます。
また、フロンティアでは週替わり・月替わりでパソコンのセールを行っています。
このセールを利用すると、通常より数万円安く購入することもできるので、パソコンの買い替えを検討している人はチェックしてみてください。
【最後に】ゲーム配信に理想のネット環境(筆者の独断)を紹介

それでは最後に「こんなネット環境だと理想だよ!(管理人の独断です)」というのも紹介しておきます。
管理人自身もTwitchでMOBA系のゲームを配信したことがあるので、ひとつの参考になれば幸いです。
(ゲーム内で15ms以下) |
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この辺が全部あると、かなり快適に配信ができると思います。
パソコンに関してはある程度の費用が掛かってしまいますが、「快適な環境で配信がしたい!」という人は参考にしてみてください。

まとめ:ゲーム配信&生放送におすすめの回線まとめ
このページでは、ゲーム配信&生放送にオススメの回線について紹介しました。
サクサク快適に配信をしようと思うと、ある程度しっかりとした回線や環境がどうしても必要になってきます。
回線の乗り換えや周辺機器を整えるのは最初は大変かもしれませんが、必ず効果がありますので、ぜひためしてみてください。
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