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テザリングでゲームはできる?やり方や通信量などをまとめて解説!
「テザリングでゲームってできるの?」
「テザリングってどれくらい通信量使うの?」
ここ最近、テザリングを利用してゲームをしている人が増えてきているように思えます。
そこでこのページでは、テザリングでゲームをするとどれくらいの環境になるのか、またどれくらいの通信量を使うのかなどをまとめてみました。
テザリングでゲームをしようと考えている人は参考にしてください。
そもそもテザリングでオンラインゲームってできるの?
まず簡単な結論として「テザリングでゲームってできるの?」という点についてですが、快適かどうかを置いておくとプレイ自体は全然できます。
ただし、テザリングならではのデメリットもあります。
例えば、通信のし過ぎで通信量制限(速度制限)がかかってしまったり、一部格安SIMを使っている人はゲームの一部機能が正常に使えなかったりといった感じです。
テザリングのデメリット
- スマホ回線なので速度が遅い
- ゲームのアップデートですぐに速度制限がかかる
- ゲームの一部機能が正常に使えない
デメリット1:スマホ回線なので速度が遅い
テザリングはスマホで契約している回線です。
モバイル通信のため、損失が大きく速度がでにくい特徴があります。
筆者の環境で同時刻に速度測定サイトで測ってみたところ、かなりの差がでました。
下り実測値 | 上り実測値 | |
---|---|---|
スマホテザリング | 34Mbps | 12Mbps |
光回線 | 387Mbps | 435Mbps |
※光回線は ドコモ光 、スマホはDocomoスマホで測定
最近では5G回線で規格上の通信速度が飛躍的に上がってきています。
しかし、5G回線でも体感的には4Gとほとんど変わらない事が多く、ゲームをプレイするにはストレスになります。
オンラインゲームを快適にプレイするには、光回線は必須と言えるでしょう。
回線名 | 平均速度 |
---|---|
NURO光 | 下り:635.55Mbps 上り:622.8Mbps |
auひかり | 下り:513.23Mbps 上り:524.03Mbps |
ソフトバンク光 | 下り:312.47Mbps 上り:341.11Mbps |
GMO × ドコモ光 | 下り:267.85Mbps 上り:284.09Mbps |
eo光
※関西限定 | 下り:749.41bps 上り:691.47bps |
コミュファ光
※東海地方限定 | 下り:649.71bps 上り:3642.12bps |
※速度計測サイト みんなのネット回線速度より
デメリット2:ゲームのアプデート・ダウンロードで通信制限になる
ゲームのダウンロードやアップデートになると、テザリングでは対応できません。
ダウンロードは言わずもがなですが、最近の人気タイトルはアップデートでも10GB前後~20GB近くの容量になることも、珍しくありません。
もちろん普段全くテザリングをしない人であれば容量が余るかもしれませんが、そうでなければここで制限に掛かってしまう人が多くなるでしょう。
テザリングの回線以外がない人はどうしようもありませんが、よく「気付かぬ間にゲームのアプデをしてしまった…。」という声を聞くので、注意するようにしましょう。
また、スマホの無制限プランを使っている方も要注意です。
無制限とは言っても、完全な無制限ではなく、キャリア側の判断で速度制限を実施する場合があります。
10~20GBクラスのアップデートとなると、仮に無制限プランで契約していても通信制限がかかる可能性も否定できません。
※au、SoftBankの「無制限プラン」はテザリング対象外です
一方、光回線の場合、仮に一ヶ月に1000GBや2000GBといった容量を使用しても、基本的に通信制限はかかりません。
光回線などの固定回線と、スマホなどのモバイル回線では、根本的な通信資源が全く異なります。
そのため、光回線の場合、スマホ回線では在りえないような容量を使うことができるのです。
※スマホ回線の「使用できる通信量」は「無制限プラン」にした場合
回線 | 使用できる通信容量 | |
---|---|---|
光回線 | auひかり | 制限なし ※アップロードのみ約900GB/月 (30GB/1日) |
NURO光 | 制限なし | |
ソフトバンク光 | 制限なし | |
ドコモ光 | 制限なし | |
eo光 | 2~20TB/月 (2,000~20,000GB/月) |
|
スマホ回線 | Docomo | 制限なし |
au | 80GB/月 | |
Softbank | 30GB/月 | |
※スマホ回線の「使用できる通信量」は「無制限プラン」にした場合 |
スマホ回線の場合、Docomoのみ「無制限プラン」にすることで、テザリングでもデータ容量の制限なしで利用できます。
しかし、スマホの「制限なし」は光回線の「制限なし」とは意味合いが違います。
実際には、Docomo側の判断で速度制限が実施されることがあるため、厳密に無制限とは言えないでしょう。
スマホ回線でテザリングを行った場合、基本的に1ヶ月で使える容量は30~80GB程度です。
しかし、光回線の場合、ほぼ制限なしで利用できます。
eo光
や auひかり
のように具体的な制限を示している場合もあります。
しかし、制限があったとしても、スマホ回線と比べると、実に25~600倍以上の容量が使える事が分かるでしょう。
そのため、ゲームのダウンロードやアップデートを考えると、スマホ回線で利用するのは現実的ではありません。
光回線の利用が必須と言えます。
デメリット3:一部の格安SIMはゲームの一部機能が使えない可能性がある
アップデートやダウンロードと合わせて注意したいのが、格安SIMのテザリングを利用している人です。
一部の格安SIMでは、配布されるIPがプライベートIP配布になるため、マイクラのサーバー立てができなかったり、あつ森でフレの村に行けなかったりといったことが起き得ます。
格安SIMやクラウドSIMを使っている場合、各デバイスにプライベートIPアドレスが振られることがあります。
そのため、ユーザー同士の通信が上手く行えないため、不具合が発生することがあるのです。
なので、もしそういった問題が頻繁に起きるようであれば、「自分のテザリングに問題があるのかもなー。」くらいに知っておくと良いでしょう。
ちなみに、対処法としては追加でグローバルIPを配布してもらうという方法は一応あります。
ただ、グローバルIPは枯渇問題があり、配布できる会社もそこまで多くないと思いますので、自分が契約していSIMが無理な場合は、諦めるもしくは契約を変えるなどで対処しましょう。
快適にプレイするなら光回線は必須
テザリングでゲームをプレイする場合、速度の問題やデータ容量の問題が一番大きいでしょう。
基本的に、これらの弊害が無く快適にプレイできるのが光回線です。
オンラインゲームをする時、重要になるのが、キャリアが提示している最大速度ではありません。
実際にどのくらいの速度がでているか?を表した実測値が重要です。
光回線は速度が非常に安定しており、場合によっては5倍~10倍近くの速度で利用できるのできます。
また、光回線の最大の特徴が月々のデータ容量の制限が無い点です。
スマホの場合、30GBや60GBとと言った月々の制限が存在します。
仮に、スマホの無制限プランを使っていたとしても、キャリアには通信制限による規定があり、極端な通信には速度制限がかかります。
しかも、ほとんどの場合、テザリングは無制限の対象外です。
しかし、光回線であれば、このような制限がなく、仮に一ヶ月で1000GB使ったとしても、速度制限になる可能性は非常に低いでしょう。
ただ、光回線によってはプロバイダ側の設備の関係で速度がでにくいサービスも存在します。
詳しくは、無理に容量を追加するなら「固定回線」や「モバイルWi-Fi」をご覧ください。
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テザリングでゲームをする時の通信速度と目安の通信量
それでは続いて、テザリングでゲームをした場合の通信環境についてです。
テザリングでの通信速度は契約しているキャリアやスマホのスペックによっても異なりますが、基本的にはスマホで出ている通信速度の7割~8割程度の速度になると思います。
速度測定サイト「みんなのネット回線速度」によると、3大キャリア・格安SIMの平均速度は以下のような感じです。
仮にこの速度の7割前後だと考えると、速度的にはなんとかプレイは可能です。
一方で、Ping値に関しては平均で50ms以上と少しイマイチな数値になっています。
みんなのネット回線速度上でこの値であれば、実際のゲーム上ではもう少し遅くなると予想されるので、競技性が高いタイトルではラグが気になってしまう可能性が高いです。
なので、そういったゲームをメインでプレイする人には、テザリングは少し厳しいと言えるでしょう。
通信環境についてまとめると、通信速度に余裕はあるが、Ping値が少しイマイチだから、回線が重要なゲームは厳しいと言った感じです。
回線名 | 平均速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|
NURO光 | 下り:635.55Mbps 上り:622.8Mbps | 10.95ms |
auひかり | 下り:513.23Mbps 上り:524.03Mbps | 14.33ms |
ソフトバンク光 | 下り:312.47Mbps 上り:341.11Mbps | 16.24ms |
ドコモ光 | 下り:267.85Mbps 上り:284.09Mbps | 18.63ms |
eo光
※関西限定 | 下り:749.41bps 上り:691.47bps | 14.39ms |
コミュファ光
※東海地方限定 | 下り:649.71bps 上り:3642.12bps | 14.29ms |
※速度計測サイト みんなのネット回線速度より
テザリングでゲームをする時に必要になる通信量について
続いて、気になる人が最も多いであろうゲームで必要になる通信量についてです。
通信量はゲームに応じてかなり異なるので、絶対にこれくらいという目安は言えませんが、おおよそ以下に記載したぐらいの通信量はかかると思っておくと良いと思います。
- MHW:1時間で約30MB~50MB
- スプラ:1時間で約100MB~150MB
- Apex:1時間で約150MB~200MB
- FF14:1時間で約20MB~200MB
4つしか例がありませんが、最近のゲームで同じジャンルであれば、おおよそ同じくらいになると思います。
ただし、細かな通信量に関してはプレイしている端末やプレイする内容、その他様々な要素によって変わってくるので、予想が難しいです。
なので、通信量が心配な人は、とりあえず30分もしくは1時間前後のお試しプレイをして、どれくらい通信量を消費したかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
なお、使用した通信量の確認はアプリもしくは各キャリアの公式サイトなどから行えます。
どちらを利用しても問題ありませんが、アプリは数値に誤差が出ることもあるそうなので、基本的には各携帯キャリアの公式ページ(公式アプリ)などから確認すると良いと思います。
また、無理に容量を追加するぐらいなら、光回線を契約した方が安く済みます。
基本的に光回線で通信制限に引っかかる可能性は非常に少ないため、追加料金を払う事は無いでしょう。
特にauひかりなどの独自回線系にすれば、NTT回線のような混雑ポイントが存在しません。
そのため、速度面でも有利です。
無理に容量を追加するなら「固定回線」や「モバイルWi-Fi」
「そんなに容量追加できない…。」「容量を気にせずゲームがしたい。」という人は、固定回線やモバイルWi-Fiの契約をおすすめします。
個人的には、固定回線の契約がベストだと思います。
固定回線の品質が良いのは言うまでもないですが、どちらかと言うとモバイルWi-Fiがあまりゲームに向いていないからです。
モバイルWi-Fiは持ち運べる分、便利ではあるのですが、テザリング同等もしくはそれ以下の回線品質にしかなり得ないことが多く、それにプラスして速度制限もあります。
それを考えると、そこまで金額差がない固定回線を契約するか、あるいはモバイルWi-Fi分の料金をスマホの容量追加に回した方が良いでしょう。
どちらにせよ、固定回線以外は容量を追加しないと速度制限を解除できないため、頻繁にアプデやダウンロードをする人は固定回線を検討すると良いと思います。
そして、固定回線を契約する場合、個人的には以下の回線がおすすめです。
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特にオススメなのが、「 NURO光 」「 auひかり 」です。
これらの回線は、各会社が独自の光配線網を利用してサービスを提供しているため、どの時間帯でも混雑が少なく高品質な回線を保ちやすくなっています。
固定回線を考えるなら、これらを第一候補に考えると良いでしょう。
※関連記事
auひかりの速度にまつわる嘘!IPv6が速い?プロバイダはどれも同じ?
そしてこれらに次いでオススメなのが、「 ソフトバンク光 」です。
NTTの光回線網を利用した光コラボサービスですが、その中でもソフトバンク光は独自のIPv6接続を利用しており、ポート制限を受けないという特徴があります。
ゲームをするなら、このポート制限を受けないというのが大きなメリットになりますので、光コラボから選ぶ人は検討してみると良いでしょう。
なお、ゲームにオススメの固定回線や選び方については、以下記事で詳しく解説していますので、検討している人はぜひチェックしてみてください。
テザリングの設定方法とおすすめの接続方法について
それではまずは、テザリングのやり方と接続方法についてです。
とは言っても、「テザリングのやり方なんて知ってる!」という人も中にはいると思いますので、その人は流し読み程度でパパっと流してもらえると助かります。
ただ、接続方法はそこそこ重要なので「接続方法で通信の質変わるの?」という人は、そこだけはチェックしておくと良いと思います。
それでは、それぞれの方法について見ていきましょう。
スマホのテザリングのやり方と設定方法
テザリングは「Android」と「iPhone」でやり方が異なります。
手順が異なるだけで、実際にやっていること自体はほとんど変わらないので、自分が持っている端末に合わせてやり方を確認してみて下さい。
なおテザリングは、使用しているキャリア(携帯会社)によって申し込みが必要な場合があります。
現在、申し込み不要で使えるのはdocomoと一部の格安SIMのみになっているので、auやSoftbankなどの別キャリアを利用している人は契約の有無を確認するようにしましょう。
ちなみに、au・Softbankのテザリング料金は無料もしくは月額550円のどちらかになります(契約している時期によって異なります)。
それでは具体的な設定方法について見ていきましょう。
「Android」でテザリングをする方法
まずはAndroidでの設定方法からです。
使用しているバージョンによって記載する「項目」が異なる可能性はありますが、ほとんど同じ感じになっていると思いますので、確認しつつやってみて下さい。
1、「設定」を開く |
そこまで難しい設定ではないため、恐らくサクサクできると思います。
「全然設定方法が分からない…。」という人は、「機種名 テザリング設定」などで検索して、各機種に対応した手順を確認して、設定してみると良いでしょう。
「iPhone」でテザリングをする方法
続いてiPhoneのテザリング手順です。iPhoneはかなり簡単に設定ができるようになっているので、サクッと説明します。
1、「設定」を開く |
他にもコントロールセンター(上から下へのスワイプで出るメニュー)から、簡単にオンにすることも可能です。
iosのバージョンによっては、多少手順が異なることがあるかもしれませんが、基本的には同じなので、問題なく設定ができると思います。
【全3種】テザリングの中でオススメの接続方法
テザリングの接続方法には、「Wi-Fi」「Bluetooth」「USB」の3種類があります。
普通に使う分にはどの接続方法でも問題ありませんが、ゲームをするなら「USB > Wi-Fi > Bluetooth」がオススメの順番です。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、
- USB:コードは邪魔になるが安定感は一番高い
- Wi-Fi:電波干渉が無ければ安定感がそこそこ高い
- Bluetooth:電波の範囲が狭く通信速度が遅い
といった感じになっていて、Bluetoothに関してはほぼ実用性ゼロです(時に必要なこともあるかもしれませんが…)。
USBとWi-Fiに関しては、対応していればUSB接続で、PS4やSwitchなどの対応していないゲーム機ではWi-Fiを利用するといった感じで使い分けると良いと思います。
まとめ:テザリングでのゲーム環境について
このページでは、テザリングのやり方からゲーム環境についてまで解説しました。
テザリングは、回線を重要視しないゲームであればある程度快適にできると思いますが、やはり通信量が大きくネックになってきます。
特にゲームのダウンロードやアップデートをしてしまうと、すぐに制限に掛かってしまうこともあるため、その辺りは注意した方が良いでしょう。
個人的には、テザリングではなく固定の回線を引くのがオススメです。
モバイルWi-Fiは、最悪今の環境よりも悪くなってしまう可能性もありますので、お試し等ができないのであれば、あまりオススメはしません。
このページを参考に自分にあったゲーム環境を作ってみて下さい。
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