【光コラボ編】ゲームにオススメの回線まとめ!特徴や選び方も紹介!
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「光コラボの中で契約するならどれが良いんだろ…。」という人向けに、ゲームにオススメの光コラボをまとめました。
光コラボはかなりの種類があるため、「それぞれのサービスの違いがイマイチ分からない…。」という人が多いと思います。
そこでこのページでは、そもそも光コラボがどういったサービスなのか、光コラボを選ぶ時のポイント、個人的にオススメできる光コラボについて解説していきます。
光コラボの回線で悩んでいる人は参考にしてみてください。
そもそも光コラボってどんなサービスなの?

まず初めに、「光コラボってなに?」という点について触れておきます。
光コラボは簡単に言うと、「NTTが所有しているフレッツ光のサービスを、別会社(主にプロバイダ)が独自のサービスを追加して販売している光回線」のことです。
なので、どの光コラボも使っている回線は全てフレッツ光で同じになっています。
「え、じゃあどの光コラボでも契約後の回線の質に違いはないの?」と疑問に思われる方がいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
光コラボの中でも良し悪しや特徴があるため、しっかりと自分に合ったものを選ぶことが重要です。
それでは、次の項目からは「光コラボを選ぶならどんなポイントを見れば良いのか」という点について詳しくみていきましょう。
「光コラボの見分け方」については、覚えるのが一番速いです。
全部を網羅することはできませんが、基本的に「NURO光」「auひかり」「地域電力回線」を除く○○光は光コラボだと思ってもらえると8割は当たります。
回線の違いなどは、後半「おまけ:独自配線とフレッツ光(光コラボ)の違い」で解説しますので、気になる人はそちらもチェックしてもらえると助かります。
光コラボの中から自分に合った回線を選ぶ3つのポイント

光コラボを選ぶポイントは大きく3つです。
- 使っている携帯・スマホのセット割はあるか
- IPoE+IPv4 over IPv6通信に対応しているか
- 実際の口コミやデータは良いか悪いか
基本的に以上の3点をチェックしておくとOKです。
一応他にも、「違約金の有無」や「キャンペーンの豪華さ」などの要素もありますが、この辺りは優先度低めに必要であればチェックしたので良いと思います。
それでは各項目について具体的に見ていきましょう。
ポイント1:使っている携帯・スマホのセット割はあるか
どのポイントを優先的にチェックするかは人それぞれ違うと思いますが、個人的には「携帯・スマホのセット割の有無」を優先することをオススメします。
と言うのも、セット割の有無は年間の費用にかなり影響するから(年で1万円以上)です。
また、ドコモやソフトバンクを利用している人に関して言えば、この段階でドコモはドコモ光、ソフトバンクはソフトバンク光といった感じで簡単に絞ることができます。

回線も絞りやすいのでオススメ。
なので、「回線の質もいいけど、できるだけコストを落としたい!」という人は、まずはこの項目をチェックしておくと良いでしょう。
ちなみに、大手の光コラボ(BIGLOBEやSo-netなど)のセット割はauになっていることが多く、逆にマイナーな光コラボはそもそもセット割が無かったりします。
この辺も確認しつつ選ぶようにしましょう。
ポイント2:IPoE+IPv4 over IPv6通信に対応しているか
続いて2つ目にチェックしたいのが、IPoE+IPv4 over IPv6通信対応の有無です。
「何それ?」という人向けによく聞く言葉に言い換えると、IPv6接続(厳密には少し違いますが…。)やv6プラス、IPv6高速ハイブリットなどのことになります。

大半は「v6○○」という名前になってる。
この通信方式は、混雑の影響を受けやすい光コラボでは、必須のサービスになっています。
と言うのも、このサービスを使うことで、従来混雑の原因になっていた問題点をスルーして通信ができるようになるからです。
最近は余程マイナーな光コラボでない限り導入している会社が多いですが、念のため確認してから申し込みをするようにしましょう。
なお、この通信方式のゲーム運用は少し注意点があるので、以下の解説もしっかりとチェックしておくとよいかなと思います。
IPoE+IPv4 over IPv6通信でのゲーム運用について
普段は便利なIPoE+IPv4 over IPv6通信ですが、ゲームをする上で1つ注意があります。
それが「特定のポート開放ができない」ということです。
これにより、一部のゲーム(特にP2P方式を採用しているタイトル)内でホストになれなかったり、サーバーを建てられなかったりする現象が起きてしまいます。
とは言っても、ゲームが全くできなくなるという事例はほとんど聞かないので、極端に心配する必要はないです。
一応「ポート制限を受けたくない…。」という人に関しては、以下の光コラボもしくはプロバイダを利用することでポート制限のない通信をすることができます。
- ソフトバンク光
- enひかり
- ネットフォレスト系列(プロバイダ契約)
- オープンサーキット(プロバイダ契約)
ソフトバンク光・enひかり以外の2つに関しては、光コラボではなくプロバイダ契約です。
なので、例えばフレッツ光とセットで契約する、もしくはドコモ光を単独で契約してそのプロバイダとして選択するなどで契約することになります。
各回線については後半で紹介しますので、ポートの制限を受けたくないという人は検討してみてください。

ポイント3:実際の口コミやデータは良いか悪いか
最後にチェックしたいのが、実際の口コミとデータになります。
これは光回線全般に言えることですが、ネット回線は住んでいる住居環境やエリアによって品質が大きく変わってしまうため、そこを事前にチェックしておいた方が良いです。
とは言っても、近所の人に聞いて回るわけにもいかないので、速度測定サイト「みんなのネット回線速度」で大まかな速度を確認しておくと良いと思います。

少しでも参考にするとOK。
自分が住んでいるエリア(市もしくは区)で検索すると恐らくヒットすると思いますので、そこで光コラボの速度を確認するようにしましょう。
他にも、SNSを利用している人であればTwitterなどで情報を探すのもアリです。
次の項で紹介する「個人的にオススメの光コラボ」は、この辺りの口コミなども考慮して選んでいるので参考にしてもらえると良いかなと思います。
オンラインゲームにオススメの光コラボ4選+α

それではここからは「こんな人に向いている」という内容も合わせて、オススメの光コラボ回線を紹介していきます。
各回線のメリット・デメリット両方を解説していきますので、自分に合った回線を見つけてみて下さい。
なお、番外編として紹介するネットフォレストに関しては「プロバイダの契約」になるので実際光コラボの会社ではありません。
フレッツ光もしくはドコモ光の単独契約が必要になるのでその点は注意してください。
1:速度に定評がある「ドコモ光×GMOとくとくBB」

【ドコモ光の特徴簡易まとめ】
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1つ目に紹介するのはドコモ光です。ドコモ携帯・スマホとのセット割が使える唯一のネット回線で、なおかつプロバイダも自由に選べる点が特徴になります。
プロバイダを自由に選べるのが魅力の1つなのですが、個人的には「GMOとくとくBB」がイチオシです。
と言うのも、ドコモ光×GMOとくとくBBは速度にかなりの定評がある組み合わせになっていて、先ほど紹介した「みんなのネット回線速度」でも安定してトップ3に入り続けているからです。
また、そこそこ高性能なルーターを無料でレンタルできるため、追加で費用がかからないというのも推しポイントの1つになっています。
デメリットは、先述した「ポート制限を受けてしまう」という点です。これにより特定のゲームでは、ルーターの設定を変更する(UPnPを無効にする)必要があったりします。
とは言え、総合的に見て「ドコモユーザーには強くオススメできる」内容になっているので、ドコモ携帯・スマホを使っている人は検討してみると良いでしょう。

2:ポート制限を受けない光コラボ「ソフトバンク光」

【ソフトバンク光の特徴簡易まとめ】
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続いて紹介するのがソフトバンク光です。ソフトバンク携帯・スマホのセット割が受けられる光コラボ回線で、IPv6高速ハイブリットを使えば夜でも安定して通信することができます。
ソフトバンク光の最大の特徴は、何と言っても「ポート制限を受けない」ことです。
プロバイダ契約を除く光コラボの中では数少ないポート制限を受けないネット回線になるので、ゲームをする人にとってはかなりありがたい回線になっています。
他にも、自分のサーバーを建てたい人やDMZ設定をしたい人には、有力候補のネット回線になってくると思います。
デメリットは、ソフトバンクユーザー以外だと費用が少し高くなる点(ソフトバンクユーザーは安く契約できます)です。
光BBユニットのレンタルやWi-Fiオプションの追加など、合計で1,000円以上のオプション料金がかかってくるので、その点はイマイチかなと思います。
総合的には、「ソフトバンクを使っていて、ポート制限を受けたくない人」にオススメできる回線と言えるでしょう。

3:auユーザーで光コラボを使う方にオススメ「So-net光」

【So-net光の特徴簡易まとめ】
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先述した通り、auとのセット割が適用できる光コラボはそこそこ種類が多いのですが、その中で個人的にオススメなのがSo-net光になります。
理由はシンプルに「キャンペーンが豪華だから」です。そもそも、auのセット割が使える光コラボはどれもそこまでサービスに差がなく、割と好みで選んでも問題ないと思ってます。
その状況で選ぶなら、特に豪華なキャンペーンが用意されているSo-net光が有力候補になるかなといった感じです。
そして肝心な回線品質についてですが、これについても心配いりません。v6プラスにしっかりと対応していますし、実測値としても平均200Mbps以上をキープできています。
注意点はここまで何度も記載した、v6プラス特有のポート制限を受ける点です。一部ゲームに若干の弊害は出ることがありますので、覚えておくと良いと思います。
総称としては、「auユーザーで光コラボを利用するならSo-net光がオススメ」といった感じになります。

4:ポート制限なし&契約期間なしで使える「enひかり」

【enひかりの特徴簡易まとめ】
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主要3大キャリアのセット割は利用できませんが、一部界隈で高い人気を誇っているのが「enひかり」という光コラボになります。
「聞いたことがない…。」という人も多いかもしれませんが、簡単に言うと「ポート制限のないv6プラスが使えて、なおかつ解約金が掛からない」光コラボ回線です。
enひかりのオススメポイントは、「ポートの制限がないこと」と「解約金が掛からないこと」の2点になります。特にポート制限ナシは貴重なため、欲しい人にとっては嬉しい回線と言えるでしょう。
一方のデメリットは、3大キャリアに対応していない点です。
3大キャリアのセット割は、年単位で見るとかなりの割引金額になることもあるため、3大キャリアを使っている人にとっては少し高い回線になる可能性がある点は知っておきましょう。
総合的に見ると、「ソフトバンクユーザー以外でポート制限を避けたい人、移動等で解約金を避けたい人」にはオススメできる光コラボといった感じになります。
なお、v6プラスとポート制限ナシ(固定IPの契約)はオプションになるので、契約を検討している人は忘れずに申し込むようにしましょう。

番外:フレッツ光(もしくはドコモ光の単独)+ネットフォレスト

【ネットフォレストの特徴簡易まとめ】
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最後に紹介するのがネットフォレスト系のプロバイダです。これらに関しては光コラボという枠組みではないので、番外編としてまとめていきます。
まず株式会社ネットフォレストが運営しているプロバイダは以下の5種です。
- かもめインターネット
- 府中インターネット
- ちょっパヤ!ネット
- 極(KIWAMI)
- Gaming+
どれも目を引きやすい特徴的な名前をしていますが、いずれのプロバイダも実測値のデータは光回線の中でトップクラスで、かなり速い数値を残しています。
また、かもめインターネット・Gaming+はv6プラスのポート制限を受けないようにできる(固定IPを契約できる)ため、ゲームへの適応能力も高めになっています。
そのため、回線の質という点でみるとどれもかなり高評価です。
ただし、どのサービスも月額料金がかなり高く、フレッツ光と合わせて契約すると月7,000円以上の金額が必要になってきます。
他の回線の1.5倍~2倍くらいの金額になってしまうため、申し込みを検討している人はしっかりと確認してから申し込むようにしましょう。
なお、この中の1つであるGaming+については、以下記事で別途解説していますので、「気になる…!」という人はチェックしてみると良いかもしれません。

オススメの光コラボ+αについては、以上になります。
個人的にランキングを付けるなら、「3大キャリアに合わせて契約 ⇒ enひかり ⇒ ネットフォレスト系」といった感じです。
住んでいる地域や住居環境などにもよりますが、ここで紹介した回線であれば、どれも極端に差が出るということはないと思います。
なので、この中でより自分に合った回線(料金やセット割、ポート制限など)を第一候補に考えると良いでしょう。
対応している人は独自配線を利用した光回線の方がオススメ

ここまで光コラボに限定して話を進めてきましたが、仮に対応エリアに住んでいる人であれば、独自の配線を利用した光回線をオススメします。
- NURO光(北海道・関東・東海・関西・九州の一部に対応)
- auひかり(全国70%に対応)
- 電力回線(eo光、コミュファ光、メガエッグ光、ピカラ光、BBIQ光)
これらの回線はそれぞれ独自の配線を利用して接続しているため、光コラボと比較して品質が高くなっています。
なので、契約出来る人は検討してみるのもアリです。
ただし、光コラボと比較して工事の手間がかかったり、プロバイダの仕組みが特別だったりと色々な違いがあります。

最終的な満足度は高くなる!
「エリア対応してるし、独自配線にしようかな…。」という人は、しっかりとこの辺りも確認しておくと良いと思います。
ちなみに個人的にオススメなのは、「NURO光>auひかり=電力回線」です。
この辺りについては、以下の別記事でも解説していますので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。

おまけ:独自配線とフレッツ光(光コラボ)の違い
最後に、独自配線とフレッツ光(光コラボ)の違いについて簡単に解説します。
この2種類の回線の最大の違いは、インターネットに接続する際にNTTが用意している「網終端装置」を経由するかどうかです。
回線混雑が起きる原因は、この網終端装置にあります。簡単に図示すると以下のような感じです。

一昔前までは既設の網終端装置で間に合っていたのですが、ここ数年はデータ通信容量の増加によって、既設の装置だけでは物足りなくなってきました。
その結果、人が増える休日や夜間の時間帯での回線混雑が悪化してしまい、今のような回線品質の低下に繋がっているという感じです。
一方で、独自配線の回線は網終端装置を通過する必要がありません。そのため、回線混雑の影響を受けることがほとんどなく、比較的回線が安定しているといった感じになります。
違いは他にも色々ありますが、とりあえずこの違いだけ把握しておくと良いでしょう。
上では網終端装置の話のみをしましたが、そもそもの契約者数にも大きな違いがあります。
現状光回線契約者のうち、全体の約65%はフレッツ光(もしくは光コラボ)、約13%がKDDI系列(auやコミュファなど)、約5%がオプテージ(eo)、残り17%が色々といった感じになっています。
フレッツ光・光コラボは他社回線と比較して圧倒的に契約者数が多くなっているため、その分回線混雑も起きやすくなっているという感じです。
具体的な数値はあれですが、この辺も知っておくと良いかもしれません。
まとめ:光コラボでゲームするならどれがオススメ?
このページでは、光コラボでゲームをするのにオススメの回線を紹介しました。
光コラボはかなりの種類があるため、どれか1つを選ぶのは中々難しいかもしれませんが、特別なプロバイダ以外はどれもそこまで大きな差はありません。
そのため、携帯・スマホのセット割やポート開放の仕組みなどから選ぶと良いかなと思います。
予算に余裕がある人に関しては、ちょっと高めのネットフォレスト系列のプロバイダを選択肢に入れるのもアリです。
そして、もし独自配線系が対応している人はそちらを優先することをオススメします。
導入するまでの手間はどうしてもかかってしまいますが、最終的な満足度はそちらの方が高くなると思います。
このページを参考に自分に合った回線をみつけてみてください。
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