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VDSLでオンラインゲームはまだイケる?光配線方式とVDSL方式の差は?
「うち、VDSLだけどゲームできる?」
「マンションに入ったらVDSLだった…。」
集合住宅に入ってみると実はVDSL方式の回線で、ゲームができるか不安という人も多いと思います。
そこでこのページでは、VDSL方式でゲームができるのか、VDSL方式と光配線方式でどれくらいの差があるのかを解説していきます。
VDSL方式を利用している人は参考にしてみてください。
VDSL方式でもオンラインゲームはプレイできる
まず簡単な結論ですが、VDSL方式でも最近のオンラインゲームをプレイすることは十分可能です。
ただし、光回線と比べると通信速度や安定性が欠けてしまうため、光配線方式ほど安定してゲームをしたり、ダウンロードを早くしたりするのは厳しくなると思います。
また、VDSL方式でプレイするならIPv6接続(v6プラス)での通信が重要です。
環境によってはIPv6接続が必要ないこともありますが、基本的には必須になると思っておくと良いでしょう。
光配線方式とVDSL方式、それぞれのおすすめ光回線については、こちらで解説していますので参考にしてください。
それでは、VDSL方式とオンラインゲームについてみていきましょう。
●おすすめ記事
【ネトゲ廃人が選ぶ】オンラインゲームのおすすめネット回線5選!
そもそもオンラインゲームにはどんな環境が必要?
まずは、オンラインゲームをするのにはどれくらのネット環境が必要かという点についてです。
「オンラインゲームをするならしっかりとした環境が必要!」と考えている人は多いですが、実際のところそこまで求める環境はキツくありません。
【オンラインゲームに必要な環境】
- 通信速度:約30Mbpsが安定して出る
- Ping値:0~50msで安定している
- 安定性:ゲーム中に回線落ちがなければOK
基本的には上記の通信環境があればゲームで困ることはありません。
一部の回線が重要になるゲームでは、求められるPing値が低くなることもありますが、それでも30ms前後あれば十分だと思います。
これくらいの通信環境であれば、VDSL方式でも十分に満たすことができるため、ゲームをする分には全然問題ないと言えるでしょう。
ただ、冒頭でも記載した通り、VDSL方式でこの環境を作るにはIPv6接続(v6プラス)などがほぼほぼ必須になってきます。
次の項目からは、VDSL方式とIPv6接続についてみていきます。
VDSL方式でゲームをするならIPv6接続はほぼ必須
VDSL方式でゲームを快適にプレイするなら、IPv6接続はほぼ必須になってきます。
とは言っても、「IPv6接続って何?」という人もいると思いますので、まずIPv6接続の解説をしてから、VDSLの話に戻っていきます。
VDSL方式でも使える!IPv6接続ってどんな接続方式?
IPv6接続は、従来の通信方式である「IPv4(PPPoE通信)」にとって代わる通信方式のことです。
IPv6接続を利用することで、IPv4(PPPoE通信)で速度低下の原因になっていた回線混雑の影響をあまり受けることなく、通信できるようになります。
具体的な話をすると長くなってしまうので省略しますが、簡単に「どの時間帯でも安定して通信ができるようになる接続方式」といった認識でOKです。
使い方も簡単で、契約しているプロバイダに申し込みをするだけです。
ここ最近はどのプロバイダでも基本的に対応していますので、サポートに連絡してIPv6接続を利用したいという旨を伝えるだけで使えるようになります。
ただし、プロバイダによってサービス名が異なったりするので、既にVDSL方式の回線を利用している人は、以下記事をチェックしてから申し込んでみてください。
IPv6接続を利用することで快適にできている人が多い
実際にVDSL方式でゲームをしている人の口コミを見てみても、「IPv6接続前は無理だったけど、変えてから大丈夫になった!」という人が多くいました。
自分のマンションもVDSLですがv6プラスを導入したら速度もpingもどこ時間帯でも安定してます。v6プラス導入前はマジで終わってた回線でしたが、まともにゲームできるまでなりました pic.twitter.com/8pkdj2VqU5
— てつお (@tetuo3V1) April 4, 2019
IPv6プラス接続が快適すぎる!うちのマンションの設備はVDSL方式だから下り最大100Mbpsしか出ないのはしゃーないんだけどプライムタイムでも90M前後叩き出してるのヤバ…前は10Mでればいい方だったので…スプラも遅延ないし最高!
— ダグ (@gachiasarideshi) May 14, 2018
「光回線あり」にはVDSLという罠があるのを知らず、しかも契約先がPPPoEで酷いと2Mbpsくらいしか出なかったんじゃが、v6プラスに変えたら80くらいで安定してて感動してる
— Y Izawa (@JuliusZQ) February 3, 2021
なので、VDSL方式でゲームをするならしっかりとIPv6接続を利用するようにしましょう。
ただし、契約できるなら光配線方式の契約がおすすめ
ここまで解説した通り、IPv6接続を利用すればVDSL方式でもゲームをすることは可能です。
ただし、冒頭でも記載した通り、光配線方式と比較するとIPv6接続を利用したVDSL方式もイマイチ劣ってしまいます。
特に最近は、オンラインゲームの容量もかなり増えてきたので、ゲームのダウンロードやアップデートをするとなると、VDSLだと少し力不足です。
なので、できるなら光配線方式にした方が良いです。
ということで、「VDSL方式だけど、光配線方式も使える。」という人向けに、光配線方式に変えるメリットを紹介していきます。
光配線のメリット1:ゲームのダウンロード・アップロード時間が早くなる
1つ目は、ゲームのダウンロード・アップロードについてです。
一昔前と違ってゲームをダウンロードするのが主流になった現在では、ダウンロード速度もなかなか重要な要素になってきます。
例えば30GBのデータをダウンロードすると考えたときに、VDSL方式と光配線方式では約2時間の違いが生まれます。
【VDSL方式と光配線方式のダウンロード時間の違い】
どちらも理論値の30%の通信速度が出せたとすると、30GBのデータをダウンロードにかかる時間は、
- 光配線方式(300Mbps):おおよそ13分
- VDSL方式(30Mbps):おおよそ130分
最低でも、これくらいの違いが生まれる。
実際は他にも、様々なところで通信速度を使うので、これ以上に違いが出てくる可能性が高いです。
また、これから先はゲームの容量がどんどん大きくなっていくことが容易に想像できるので、それを考慮すると光配線方式に変えるメリットは大きいと言えるでしょう。
光配線のメリット2:安定性が向上し回線落ちなどを減らすことができる
2つ目は、回線の安定性に関してです。
基地局から各家庭まで光ファイバーで接続している光配線方式に対して、VDSL方式は接続の過程で電話線を利用しています。
電話線は光ファイバーと比較して、接続中のノイズを受けやすいという特性を持っているため、どうしても安定性に欠けてしまいがちです。
そして、この安定性の違いがゲームに何かしらの影響を及ぼしたります。
安定性が欠けてしまうとゲーム中に回線落ちや切断が頻発してしまい、味方に迷惑をかけてしまったりストレスを抱えてしまったりする原因になりかねません。
その点においても、光配線の方が優れていると言えるでしょう。
光配線のメリット3:VRやARコンテンツにも対応することができる
そして3つ目は、これから先に登場するゲームに関してです。
これからのオンラインゲームでは、4KやVR、ARなどさらなる通信速度を必要とするゲームが出ることが予想されます。
そういった高クオリティなグラフィックが追加された時に、VDSLの回線速度では安定してプレイすることが出来ない可能性も出てきます。
また、今はあまり多くありませんが、クラウド系のゲームも徐々に増えてきています。
クラウド系は特に通信速度が必要になると言われていますので、それを考慮してもVDSL方式はこれから確実に減っていくはずです。
その点、光配線方式であれば速度・Ping値ともに十分な数値を期待できます。
これから先のことを考えると、VDSL方式の回線スペックでは、最先端のオンラインゲームを十分快適に遊ぶことは難しくなると言えるでしょう。
光配線方式とVDSL方式でそれぞれおすすめの光回線
ここまで紹介した通り、VDSL方式でも十分ゲームはできますが、出来るなら光配線方式に切り替えた方が良いです。
そこで最後に、光配線方式に切り替える時のおすすめの回線とVDSL方式しか使えない人におすすめの回線を紹介いします。
まずはauひかりを検討!Gタイプが使えればVDSL方式でも速くなる
auひかりはKDDIが展開している光回線です。
フレッツ光の設備とは独立した独自回線を使っているので、トラフィックが増えることでの遅延が起きにくくオンラインゲームも快適でしょう。
もちろん、auひかりはIPv6に標準対応しています。
auひかりは光配線方式であれば、最大1Gbpsの高速通信で利用が可能です。
ただし、他の光回線でもそうですが、多くのマンションなどの集合住宅ではVDSL方式が採用されています。
auひかりの場合、VDSL方式のプランが2つあり、タイプGであれば最大速度が664Mbpsです。
プラン | 下り最高速度 | 上り最高速度 |
---|---|---|
タイプG | 664Mbps | 166Mbps |
タイプV | 100Mbps | 100Mbps |
タイプGが利用できれば、VDSL方式でもオンラインゲームを快適にプレイできます。
光配線方式が一番良いですが、auひかりであればVDSL方式のタイプGが使えるようであれば、充分な通信速度を期待できるでしょう。
どの配線方式で、どのタイプが使えるかは、お住まいの建物で決定しています。
ユーザー自身が「この配線方式で、このタイプがいい!」と決めることはできません。
なのでは、まずは auひかりの公式ページ
で、エリア検索してみてください。
提供エリア内で、建物に設備が導入されているのであれば、どの配線方式、どのタイプで利用できるか確認できます。
申し込みの際は、キャッシュバックなどのキャンペーンでできるだけ還元してもらえる窓口を選びましょう。
auひかりのキャンペーンは豪華なことで人気です。
例えば、auひかりの公式プロバイダであるSo-netから申し込みをすれば、マンションタイプで最大71,396円が還元されます。
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | 戸建て:2,880円~ (マンション:2,500円~) |
特典・キャンペーン |
初年度の月額基本料2,880円! キャッシュバック |
セット割 | au携帯・スマホ |
公式ページ | auひかり(So-net) |
auひかり×So-netのキャンペーンは高額キャッシュバック&月額料金割引の2つです。
どちらか片方だけが適用されるのではなく、どちらも適用されます。
★1年目の基本料金が2,880円/月
★キャッシュバック
戸建:14,154円
集合:17,222円
マンションタイプであれば、光配線方式であってもVDSL方式であっても、総額最大71,396円の還元額です。
開通から1年目は脅威の月額円で利用できますので、「できるだけお得で速いインターネットを使いたい!」という人は一番に検討してみてください。
なお、マンションで導入するネット回線については別記事「マンションで使えるオンラインゲーム向きネット回線3選!」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみるといいかもしれません。
VDSL方式でも速度が期待できる光回線
中には、別で回線が契約できないという人もいると思います。
そういった人は、VDSL方式の中でも、IPoE通信が使える光回線を選ぶようにしましょう。
最近主流になっているIPoE通信は、従来のPPPoE通信と比べて、通信速度が速く安定している傾向にあります。
VDSL方式であっても、ある程度の通信速度は望むことができるでしょう。
IPoE通信が利用できて、なおかつ通信速度に定評がある光回線を一覧にしました。
月額料金 | |
---|---|
戸建:5,720円 集合:4,400円 |
|
戸建:5,995円 集合:4,895円 |
|
戸建:5,720円 集合:4,180円 |
お住まいのエリアや建物が、対応しているなら auひかり
が良いでしょう。
前述したようにauひかりは、Gプランに対応していれば最大100Mbps以上にすることもできます。
また、IPoE通信に対応している光回線として、 So-net光minico
もオススメです。
So-net光minicoは、利用者が多い時間帯には速度制限がかかりますが、月額料金が戸建:4,500円、集合:3,400円で利用できます。
速度制限は利用者の多い夕方~夜にかけて起きる可能性が高いです。
なので、ネットの利用が朝や昼に集中している人には、業界でもトップクラスに月額料金が安い So-net光minico
を検討しても良いでしょう。
まとめ:VDSL配線方式でオンラインゲームは時代遅れ!?
今回は、VDSL方式とオンラインゲームについて解説しました。
VDSL方式のネット回線であっても、IPv6を利用することにより快適にオンラインゲームをプレイすることは可能になります。
また、 auひかり はタイプGのようにVDSL方式であっても高速通信が可能です。
ただ、特にVDSL方式にこだわりがない人は、光配線方式を利用することをオススメします。
VDSL方式より回線の質が高く、オンラインゲームをプレイする上では間違いなく効果的に機能してくれるでしょう。
自分が満足できるネット環境を手に入れることが出来れば幸いです。
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