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スマブラSPで起きるラグの原因と解消法!スマブラは回線が超重要!
「VIPまで行きたいけどラグくてやる気が起きない…。」「スマブラの対戦中に回線落ちが起きる…。」
スマブラをやっていて、ラグや回線落ちなどに悩んでいる人は、かなり多いと思います。
実際スマブラで安定して勝つにはしっかりとした回線環境が必要です。
そこでこのページでは、スマブラでラグが起きてしまう原因やその解消法、回線を切り替える際のおすすめ会社などをまとめて紹介していきます。
スマブラをメインでプレイしている人は参考にしてみてください。
スマブラは完全同期型のP2P方式を採用したゲーム
ラグの話をする前に、まずはスマブラで利用している通信方式について簡単に紹介します。
スマブラで採用されている通信方式は、「完全同期型のP2P方式」です。
この通信方式は格ゲーで良く採用される通信方式で、色々ある通信方式の中でも最もラグにシビアに反応する通信方式でもあります。
ただその分、メリットもかなり大きいです。
完全同期型P2P方式のメリットとデメリット
完全同期型P2P方式とは、簡単に言うと「マッチングしている人の中で一番回線が悪い人の品質に合わせる」という通信方式です。
なので、まずデメリットとして、誰か一人だけでも回線が悪い人がいると、参加者全員がラグを背負うというポイントが挙げられます。
そしてこの通信方式である以上、自分の回線がどれだけ完璧でもラグいマッチングが出てくることは避けられません。
この点に関しては、ある程度許容するしかないでしょう。
一方で、マッチング内に誰一人ラグい人がいなければ、完全同期型P2P方式は現状最もラグのない対戦環境を作ることができます(オフライン対戦は別です)。
そのため、自分の回線環境を見直すに越したことはありません。
なので「ラグをなくしたい…!」という人は、ぜひこの先の改善法を参考にしみてください。
【自分の回線の良し悪しはどう判断するの?】
中には「自分の回線が良いか悪いか分からない…。」という人もいると思います。
この判断をするのは難しいので、もしやるとすると、どれくらいの頻度でラグが起きるかを気にするのが良いです。
例えば、VIP部屋でほぼラグが起きないなら自分の環境は問題なし、逆に半数以上ラグが起きるなら自分の環境に問題がある可能性が高くなると思います。
この辺りは確実な判断方法がないので一概には言えませんが、おおまかな目安として上のような感じで考えておくと良いでしょう。
スマブラで起きるラグを解消する4つの方法
それではここからは、本題のスマブラで起きるラグを解消する方法についてです。
解消法としてできるのは以下の4点になります。
【スマブラのラグ解消法4選】
- 有線接続に切り替える
- ルーターを買い換える
- IPv6接続(v6プラスなど)を利用する
- ネット回線を切り替える
それぞれの項目についてみていきましょう、
解消法(1)有線接続に切り替える
1つ目は、有線接続に切り替える方法です。
Switchは機器の仕様上無線でプレイしている人も多いかもしれませんが、無線は電波干渉などでラグが発生しやすいため、そういった干渉を受けない有線に切り替えましょう。
中には「無線でも全然速度出るし…。」という人もいると思いますが、そういった人でも有線へ切り替えた方が良いです。
無線と有線の違いは通信速度やPing値といった表に出てくる数値ではなく、回線の安定性にあります。
現状、無線が有線の安定性に勝ることはほぼないので、出来る限り有線で接続するようにしましょう。
ちなみに、Switchを有線で繋ぐには、LANケーブルとLANアダプターという2つのアイテムが必要になります。
まずLANケーブルについては、カテゴリ5e以上のものを用意しましょう。
具体的にはカテゴリ5e/6/6a/7辺りであれば、実用上ほとんどどれも性能差がないので、好きなカテゴリのモノを購入して良いと思います。
個人的には6aがオススメで、500円前後で買えます。
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 5m ブラック BSLS6ANU50BK
過去90日間の平均価格¥571 |
続いて、LANアダプターについてです。
LANアダプターに関しても、商品に極端な性能差はありませんので、好きなメーカーや機種から選んだのでOKだと思います。
個人的にオススメなのは、以下の2点になります。
BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTE-BK ブラック Giga USB3.0対応 【Nintendo Switch動作確認済み】 新品価格 |
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注意点として、「買い替えめんどくさいし、Wii時代に使っていたLANアダプターを今も使っている!」という人は、新しく買い替えることをオススメします。
Wii時代に使っていたLANアダプターは、スペックが低かったり経年劣化したいたりなどでほぼほぼ使いものになりません。
そこまで極端に値段が高い商品というわけではありませんので、できる限り新しいLANアダプターを購入して、有線接続をするようにしましょう
解消法(2)ルーターを切り替える
続いてはルーターの買い替えです。
宅内でルーターの配線を組んで利用している人は、ルーターの使用期間に注意しましょう。
「これくらい使ったら確実に買い換え!」という絶対的な期間があるわけではありませんが、おおよそ5年前後が買い替え時の目安と言われています。
5年前後で処理能力が経年劣化してしまう、無線の新規格が発売されるというのが大きな理由です。
実際、ルーターを買い替えることでラグが改善する人は意外と多いです。
とは言え、買い替えると言ってもガチガチのゲーミングルーターのような高いモノを購入する必要はありません。
もちろん予算を気にしないのであれば高いモノに越したことはありませんが、スペック的には5,000円~10,000円のモノで十分だと思います。
IPoE+IPv4 over IPv6通信を利用しないのであれば、以下のルーターは個人的におすすめです。
TP-Link WiFi ルーター Wi-Fi6 11AX AX1800 1201 574 Mbps 1.5Ghz クアッド・コアCPU搭載 フルギガポート テレワーク 3年保証 無線LAN Archer AX20
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なお、当サイトのおすすめルーターについては、以下記事で解説していますので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。
解消法(3)IPv6接続(v6プラス)などを利用する
続いて3つ目は、IPv6接続についてです。
良く聞くサービス名で言うと、「v6プラス」や「v6アルファ」、「v6エクスプレス」などの接続サービスのことですが、ここではまとめてIPv6接続と書きます。
NTT系の回線(フレッツ光や光コラボ)を利用していて、なおかつまだこの接続方式を使っていない人は、プロバイダに問い合わせてこのサービスを適用してみてください。
おそらく、利用する前と比較して回線品質がそこそこ(人によってはかなり)向上するはずです。
「自分が使っている回線がNTT回線がどうか分からない…。」という人は、回線業者からレンタルしている機器(ONU/HGW)を見ると判断できます。
見分け方は簡単で、レンタルしている機器にNTTロゴがあるかどうかを確認するだけです。
確認してNTT回線になっていた人は、契約しているプロバイダに連絡して各サービスを申し込むようにしましょう(プロバイダによってサービス名が異なります)。
光回線 | IPoEサービス名称 |
---|---|
GMO × ドコモ光 | v6プラス |
OCN インターネット × ドコモ光 | OCN IPv6インターネット接続(IPoE) |
So-net光 | v6プラス |
ソフトバンク光 | IPv6高速ハイブリット |
ビッグローブ光 | IPv6オプション |
注意点として、スマブラをプレイする上でこの通信方式が上手く機能しないことがあります。
ポートの制限を受けることが根本の原因になるのですが、これに関しては、ELECOMとIO-DATAのルーターを利用している人に起きることが多いそうです。
なので、もしこのサービスを検討している人は、上の2機種以外のルーターを用意してから、申し込むようにしましょう。
また、ゲームとIPv6に関しては、以下記事で詳しくまとめていますので、申し込みを検討する人は一度チェックしてみることをおすすめします。
なお、以下の動画でIPv6のことを詳しく解説しているので併せて参考にしてください。
解決法(4)しっかりとしたネット回線を利用する
最後4つ目の方法が、ネット回線の切り替えです。
スマブラのような競技性の高いゲームを快適にするのであれば、契約しているネット回線は絶対に重要になってきます。
もし大元のネット回線が悪いと、どんな対処法を取ったとしても改善しないことがほとんどになりますので、しっかりとした回線を契約するようにしましょう。
特に、現在以下のような回線を使っている人は、回線の切り替えをおすすめします。
【ゲーに向かないネット回線の一例】
- マンション系の回線:レオネットやD.u.NET
- CATV系の回線:Jcomやイッツコムなど
- モバイル系の回線:WiMAXやモバイルWI-Fi系
- ホームルーター:WiMAXやソフトバンクエアーなど
- ADSL回線:フレッツADSL
もちろんこれらの回線が絶対的に悪いというわけではありませんが、他の回線に比べて悪い可能性がそこそこ高いので、乗り換えを検討した方が良いでしょう。
ちなみに、ゲーム向けの回線としてオススメなのは以下の3つです。
サービス概要 | |
---|---|
NURO光 |
|
auひかり |
|
ソフトバンク光 |
|
これらの回線はそれぞれ独自の配線網を利用してサービスを提供しているため、回線混雑等の影響を受けづらく、比較的高速で安定しています。
なので、回線切り替えをする人は、NURO光・auひかりを筆頭に考えてみると良いと思います。
※関連記事
auひかりの速度にまつわる嘘!IPv6が速い?プロバイダはどれも同じ?
そして、これらの回線に次いでおすすめになるのが「 ソフトバンク光 」です。
ソフトバンク光は上記で軽く触れたポート制限を受けない仕様になっているので、NTT回線の中では一番スマブラに向いていると思います。
もちろんドコモとのセット割が使いたい人は「 ドコモ光 」や、auとのセット割が使いたい人は「 So-net光 」を契約するのもアリです。
NTT回線を選ぶのであれば、この辺りから選んでみると良いでしょう。
なお、ゲームで使えるネット回線については以下記事でかなり詳しく解説していますので、回線の切り替えを検討している人はチェックしてみてください。
ということで、改善法は以上の4つになります。
スマブラは通信の仕様上どうしても回線品質が重要になるので、ある程度しっかりとした対策が必要になってきます。
どの対処法も多少は手間がかかってしまいますが、基本的に効果はあるので、ぜひ自分に合った改善法を見つけてみて下さい。
スマブラで必要になる通信環境(通信速度とPing値)
最後にスマブラで必要になる通信環境についてまとめていきます。
具体的には通信速度やPing値、パケロス、Jitter値などが重要になるのですが、全部は解説できないので、ここでは通信速度とPing値についてだけ紹介します。
全部が知りたいと言う人は、別記事でまとめてますので、チェックしてみてください。
通信速度はSwitchの本体測定で20Mbps以上が目安
まずは通信速度についてです。
Switchのインターネット診断で通信速度を測定できるのでそこで速度を測定して、20Mbps以上安定して出ていればクリアになります。
実際は5Mbps程度出て入れば十分なのですが、今の光回線環境下で20Mbps出ないのはそこそこ問題です。
しっかりとした光回線を契約していれば、20Mbpsを下回ることはほぼほぼないと思いますので、ネット回線の乗り換えを検討した方が良いでしょう。
「最大1Gbpsのネット回線を使っているけど速度が出ない…」という人は、LANケーブルのカテゴリを確認する、IPv6通信を利用できているかを契約しているネット会社に確認するなどで対処しましょう。
通信速度を測定する方法はいくつかあります。
例えば、Switch本体で行えるインターネット接続テストやパソコンなどで行える『SpeedTest』などがありますが、基本的にどれでも問題ありません。
ただ、できればSwitchで測定するのが理想的なので、Switchで測定でしましょう。
Ping値は測定サイト上で10ms~15ms以下が理想
続いてはPing値の測定と理想値についてです。
Switchでは基本的にPing値を測定することができないので、パソコンやその他のゲームデバイス、スマホなどを利用してPing値を測定する必要があります。
他デバイスで測定する場合は、少しでも正しい数値を測定したいので、できるだけSwitchの接続環境に近い状態で測定するようにしましょう。
Ping値の計測は、当サイトの「 スピードテスト|ネットの速度測定・平均速度を独自に集計」で簡単に測定することができます。
スマブラのような完全同期型ゲームをプレイするなら、15ms以下が理想の数値です。
測定サイトで出た結果がそのままゲームに反映されるわけではありませんが、測定サイトで15ms以下であれば、ゲームで極端にラグくなる可能性は低くなります。
測定サイトで30msを超えてくると、キャラを操作する上でのディレイがかなり露骨に分かってくるため、回線環境を改善した方が良いでしょう。
回線 | 平均Ping値 |
---|---|
NURO光 | 12.54ms |
auひかり | 20.23ms |
ソフトバンク光 | 17.93ms |
ドコモ光 | 21.17ms |
eo光
※関西限定 | 18.15ms |
コミュファ光
※東海地方限定 | 16.86ms |
なお、Ping値については別記事「オンラインゲームのPING値って?」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみて下さい。
まとめ:スマブラで起きるラグの原因とその解消法
今回は、スマブラのラグとそれに伴う原因、解消法を簡単に紹介してきました。
スマブラは完全同期型という仕様上、完全にラグを無くすことはできません。
周りがラグを抱えている限り自分のラグが改善されることはありませんが、それでも自分が原因で起きるラグは改善しておくに越したことはないでしょう。
今回紹介した『回線速度・PING値』をチェックして、目安の数値に足りていない人は、しっかりと対策をとってラグを直すことをオススメします。
また、「この項目が少しわかりずらかった!」「こういう状態で困っているので助けて下さい!」といった内容に関しては、気軽にコメントをいただけると幸いです。
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