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オンラインゲームのPing値って?目安の数値と4つの改善方法を紹介!
オンラインゲームで重要になる「Ping値」についてまとめました。
ゲームと言えば通信速度が重要と言われがちですが、実際のところ重要になるのはPing値と呼ばれる別の数値です。
そこでこのページでは、Ping値の意味や通信速度との違い、そして目安となるPing値の数値や改善法をまとめて紹介していきます。
ゲームをしている人はぜひチェックしてみてください。
Ping値ってなに?Ping値の意味と通信速度の違い
早速ですが、Ping値って何なの?という点から見ていきます。
Ping値とは、「サーバー間で行われる情報伝達の時間」を指す数値です。
「○○ms(ミリ秒=1/1000秒)」という単位で表され、一般的にピン値(またはピング値)やレイテンシ(※厳密には少し違います)という風に呼ばれます。
とは言え、これだけ聞いてもよく分からない!という人が多いと思われますので、ここからは分かりやすくゲームに置き換えて話を進めていきます。
- Ping値 ⇒ サーバー間で行われる情報伝達の『往復時間』
- レイテンシ ⇒ サーバー間で行われる情報伝達の『片道時間』
Ping値とレイテンシは、片道か往復かに違いがあります。
しかし、一部の測定サイトなどでは往復の時間もレイテンシと表されているケースもありますので、Ping値=レイテンシと覚えておいても問題ないでしょう。
オンラインゲームにおけるPing値の意味と役割
オンラインゲームは、自分とゲームサーバー(あるいは相手プレイヤー)間でデータ交換を行うことで成り立っています。
例えば、ボタンを押してそれが画面に反映されるのも、自分と相手サーバー間でのやり取りがあるからです。
このサーバー間のやり取りを細かく分けてみると
|
厳密には違いますが、おおよそのイメージとしてこのような流れになっています。
そして冒頭で紹介した通り、Ping値は「サーバー間で行われる情報伝達の時間」を表す数値です。
という事は、上で紹介した「ポーションを飲む」というデータ交換にかかる時間が、そのままPing値を指すということになります。
もしPing値が悪いと、「ポーションを飲む」というボタンを押してからその動作が画面に反映されるまでに、タイムラグが生じてしまいます。
この時発生するタイムラグが、いわゆる「ラグ」です。
つまり、Ping値が悪い(数値が大きい)とラグが酷くなり、Ping値が良い(数値が小さい)とラグを感じることがなくなります。
言い換えると、ゲーム上のラグを数値化したものがPing値になるということです。
そうすると出てくるのが、「通信速度はラグに影響がないのか?」という疑問になります。続いてはその点についてみていきましょう。
回線 | 平均Ping値 |
---|---|
NURO光 | 12.54ms |
auひかり | 20.23ms |
ソフトバンク光 | 17.93ms |
ドコモ光 | 21.17ms |
eo光
※関西限定 | 18.15ms |
コミュファ光
※東海地方限定 | 16.86ms |
通信速度は本当に重要?Ping値と通信速度の違い
知っている人が多いと思われますが、通信速度は「bps(ビットパーセカンド)」という単位で表される数値です。
単位としては「Kbps(=1,000bps)」「Mbps(=1,000Kbps)」「Gbps(=1,000Mbps)」の3つの方が見慣れていると思います。
そんな通信速度が意味するのは、「1秒間に交換できるデータの総量」です。例えば、100Mbpsの回線があるとすると1秒間に100Mbのデータ交換ができるといった感じになります。
Ping値と通信速度の大きな違いは、決められた数値がない点です。
Ping値は低ければ低いほどラグがなくなっていきますが、通信速度はゲームで必要な量だけ満たせていればそれ以上は意味がありません。
仮に100Mbps出ていたとしても、プレイしているゲームが1秒間に1Mbのデータ交換しかしない場合、100Mbpsの意味はほとんどなくなります。
なので、Ping値と比較すると、通信速度は重要ではないです。
とは言え、通信速度が全くいらないというわけではありませんので、通信速度についてより詳しく知りたい人は以下記事をチェックしてみてください。
回線名 | 平均速度 |
---|---|
NURO光 | 下り:635.55Mbps 上り:622.8Mbps |
auひかり | 下り:513.23Mbps 上り:524.03Mbps |
ソフトバンク光 | 下り:312.47Mbps 上り:341.11Mbps |
GMO × ドコモ光 | 下り:267.85Mbps 上り:284.09Mbps |
eo光
※関西限定 | 下り:749.41bps 上り:691.47bps |
コミュファ光
※東海地方限定 | 下り:649.71bps 上り:3642.12bps |
※速度計測サイト みんなのネット回線速度より
オンラインゲームで必要なPing値と測定方法
それではここからは、目安になるPing値についてみていきます。Ping値の測定をしたことがない人は、はじめにPing値の測定をしましょう。
Ping値を測定する方法はいくつかありますが、基本的には当サイト独自の速度測定ツールを利用した方法でOKです。
当サイト独自の速度測定ツールは、「 スピードテスト|ネットの速度測定・平均速度を独自に集計」にいけばワンクリックで行えます。
スマホの人、当サイト独自の速度測定ツールは利用可能です。
もしもアプリを使う場合は、以下のページからオススメのアプリがダウンロードできます。
そして測定する時は、測定サーバーを東京のいずれかに設定しましょう。
大抵のゲームのサーバーは東京にありますので、一番参考になります。
それでは目安の数値についてみていきましょう。
Switchは既存でブラウザが設定されていません。
特殊なインターネット設定を行うことで、ブラウジングを可能にすることが出来ますが手間がかかってしまいます。
そのため、代わりにスマホやPCで測定して、そのデータをSwitchに当てはめるとOKです。
オンラインゲームをするなら測定サイトで10ms以下が理想
Ping値の測定ができたら、以下の表と見比べてみて下さい。理想としては、測定サイト上で10ms以下です。
理想は10ms以下ですが、住んでいる地域によってはかなり厳しい基準です。
なので、特に東京から離れて住んでいる人はもう少し基準を下げて15~20ms程度を目安にすると良いと思います。
また、もう1つ注意したいのが、測定サイト上でのPing値とゲーム上でのPing値はほとんど一致しないという点です。
プレイするゲームによっても異なると思われますが、基本的には測定サイトのPing値よりもゲーム内でのPing値の方が悪くなることが多い気がします。
仮に少し遅くなるとしても、測定サイト内で10ms以内であれば、ゲーム内で極端にラグくなることはありません。
なので、目安として測定サイト上で10ms(エリアによっては15~20ms)以下を目指すようにすると良いでしょう。
なお、ゲームによってはゲーム内でのPing値を測定することもできますので、それについて次の項目で説明していきます。
ゲーム内でのPing値表示と目安の数値
測定サイトを利用する方法に対して、ゲーム内でPing値を測定する方法は2つです。
|
いずれの方法もゲームによってできるできないがあります。
まず1つ目の「ゲーム内で表示させる方法」は、FORTNITEやPUBG、APEXなどのFPS(TPS)・MOBA系などで使える方法です。
この辺りのゲームについては、各ゲームごとの設定で変更できますので、「ゲーム名 Ping値表示」などで検索するとすぐに分かります。
そして、2つ目の方法はパソコンを利用する方法です。
サーバーIPを公開しているゲーム(有名どころではFF14など)であれば、パソコン内検索の『コマンドプロンプト』を利用して測定することができます。
『サーバーのIPを確認』⇒『コマンドプロンプトで(Ping サーバーIP)を入力』⇒『ラウンドトリップの平均をチェック』という手順です。
ただし、サーバーのIPを公開しているゲームがさほど多くないため、利用できる可能性はあまり高くはありません。
なので、2つ目の方法については知っておかなくても良いと思います。
いずれかの方法で測定できる場合は、次に紹介する「ゲーム内での目安Ping値」を参考にチェックしてみてください。
ゲーム内でPing値が測定できる時の目安の数値
ゲーム内PING値を測定できる場合は、以下の数値を目安にしてみて下さい。
ゲームのジャンル | 推奨Ping値 |
---|---|
FPS、TPS、格闘などの繊細な対人戦がメインのゲーム (PUBG、FORTNITE、スプラ、APEX、ストファ、スマブラなど) |
15ms以下 |
MOBA、少し緩めなシューティングなどの対人戦がメインのゲーム (LOL、DOTA、GTAなど) |
30ms以下 |
MMORPG、MORPGなど育成や対CPUがメインになるゲーム (PSO2、FF14、黒い砂漠、ラグナロクオンライン、MHWなど) |
50ms以下 |
将棋、囲碁、TCGなどそこまでラグが気にならないゲーム (Hearthstone、Shadowverseなど) |
100ms以下 |
基本的にはゲームのジャンルにあったPing値が出ていればOKです。
目安としては以上の表の通りですが、どのゲームをプレイするにしてもPing値が低いに越したことはありません。
特に格ゲーなどの回線が重要なゲームをするのであれば、1フレームが16.6msになりますので、それより速い15ms前後を目指すようにしましょう。
いずれにせよ、Ping値は低ければ低いほど優秀ですので、できるだけ低く、高くてもゲームの推奨Ping値はクリアするようにするといいでしょう。
回線 | 平均Ping値 |
---|---|
NURO光 | 12.54ms |
auひかり | 20.23ms |
ソフトバンク光 | 17.93ms |
ドコモ光 | 21.17ms |
eo光
※関西限定 | 18.15ms |
コミュファ光
※東海地方限定 | 16.86ms |
このページの推奨Ping値については、筆者の感覚&1フレームの数値に基づいて記載しています。
普段から10ms前後の環境でゲームをしている人は30msでラグを感じると思いますが、普段から50ms前後でプレイしている人であれば30ms前後でかなり快適に感じると思います。
なので、その辺りは数値を気にせず自分の感覚をあてにするのもアリです。
とは言え、しっかりとした環境を作れば地域に関わらず20~30ms以下にすることは十分可能ですので、環境作りに力を入れてみると良いでしょう。
ゲーマーは要チェック!Ping値を改善する4つの方法
Ping値はゲームのラグに直結するため、ラグを改善するならPing値を低くすることが重要です。
そこでここからは、Ping値を改善する方法を4つ紹介します。「Ping値が高くて困っている…。」と言う人は参考にしてみてください。
方法(1)無線の人は有線に切り替える
1つ目は有線接続への切り替えです。
現在無線(Wi-Fi)を利用して接続している人は、LANケーブルを利用した有線接続に切り替えることでPing値が改善することがあります。
それだけでなく、有線接続にすることでPing値の安定性が大幅に改善します。
なので、パソコンやPS4などゲームの端末を問わず、できるだけ有線で接続してゲームをするようにしましょう。
また、LANケーブルを利用する際はケーブルのスペックを表す「カテゴリ」という数値に注意してください。
スペックが低いと最大速度に制限が掛かってしまったり、周波数帯が小さく効率の悪い通信になってしまう可能性があります。
現在周流になっているカテゴリは以下の通りです。
ゲーム用に利用するのであれば、カテゴリ「6/6A」がオススメです。この2つであればどちらを利用しても、そこまで大きな速度差・Ping値が出ることはないと思います。
必要になる長さ・予算などに合わせて検討すると良いでしょう。
iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 5m ブラック BSLS6ANU50BK
過去90日間の平均価格¥571 |
方法(2)ルーターが古い人は買い替える
2つ目はルーターについてです。
ルーターに関しては、有線で接続しているか無線で接続しているかによって気にするポイントが変わってきます。詳しくは以下の通りです。
- 3年~5年以上同じルーターを使っていないか
- 有線ポートが最大1Gbpsに対応しているか
【無線で接続している人】
- 3年~5年以上同じルーターを使っていないか
- 準最新規格11acに対応しているか
- ルーターのスペックはどれくらいか
まず有線で接続している人は、基本的にルーターの古さだけ気にすればOKです。
長い間同じルーターを利用している人は、経年劣化で回線の質が落ちている可能性がありますので、新しいルーターの購入を検討すると良いでしょう。
続いて、無線で接続している人はルーターの古さにプラスして「ルーターのスペック」も重要になってきます。
値段でスペックが決まるわけではありませんが、目安として5,000円程度以上のルーターを用意して接続するようにしましょう。
いくつかオススメのルーターをピックアップしておきます。
TP-Link WiFi ルーター Wi-Fi6 11AX AX1800 1201 574 Mbps 1.5Ghz クアッド・コアCPU搭載 フルギガポート テレワーク 3年保証 無線LAN Archer AX20
過去90日間の平均価格¥7,285 |
バッファローWiFi ルーター無線LAN 最新規格 Wi-Fi6 11ax / 11ac AX1800 574 1200Mbps日本メーカー【iPhone12/11/iPhone SE(第二世代) メーカー動作確認済み】WSR-1800AX4/NBK
過去90日間の平均価格¥8,800 |
ルーターについては、以下記事でも詳しく解説していますので、気になる人はそちらも合わせてチェックしてみて下さい。
方法(3)フレッツ・光コラボ契約者はIPv6接続を利用する
3つ目は、IPv6(IPoE)通信を利用した接続に切り替える方法です。
IPv6接続には、v6プラスやIPv4 over IPv6接続、IPv6高速ハイブリットなど、呼び方は様々ありますが、基本的には同じサービスと思ってもらって問題ありません。
この接続方式に切り替えることで、既存のIPv4(PPPoE)通信で起きがちな「回線混雑による回線品質の低下」を避けることができるようになります。
契約しているプロバイダにもよりますが、基本的には無料で利用することができますので、まだ利用していない人は申し込みをしてみると良いでしょう。
なお、このサービスが利用できるのはフレッツ光・光コラボのようなNTT網の光ファイバーを利用した回線のみになります。
※ソフトバンク光やドコモ光などもNTT網が使われています。
なぜなら、NTT回線は元々フレッツ網とプロバイダ設備との間で、混雑が発生しやすく、ボトルネックが存在するためです。
このボトルネックへの対策として、IPoE(IPv6)サービスが有効です。
光回線 | IPoEサービス名称 |
---|---|
GMO × ドコモ光 | v6プラス |
OCN インターネット × ドコモ光 | OCN IPv6インターネット接続(IPoE) |
So-net光 | v6プラス |
ソフトバンク光 | IPv6高速ハイブリット |
ビッグローブ光 | IPv6オプション |
NURO光やauひかり、電力回線(eo光やコミュファ等)、CATV回線(Jcom等)のような回線はNTT回線を使っていません。
プロバイダとネットワーク網が一体化されているため、そもそもIPoEのようなサービスは必要ないのです。
IPv6接続とゲームの接続については、以下の記事でも詳しく解説していますので契約予定の人はチェックしておくと良いかもしれません。
IPv6の詳しいことは以下の動画で解説していますので参考にしてください。
方法(4)ゲームに向いたネット回線に切り替える
最後に紹介するのがネット回線の切り替えです。根本の原因として、大元のネット回線の質が悪いとどうしてもPing値は悪くなってしまいます。
なので、現在利用している回線がイマイチの人は優先的に回線の切り替えをしましょう。
- CATV回線:Jcom、イッツコム、ベイコムなど
- ホームルーター:Softbank Air、Wi-Fi HOMEシリーズなど
- モバイルWi-Fi:ポケットWiFi、WiMAXなど
- ADSL回線:フレッツ、Yahoo!BBなど
- マンション回線:レオネットやD.U-NETなど
Ping値を改善するという点で見ると、切り替え先は光回線一択です。
とは言え、光回線にもかなりの種類がありますので、ここでは口コミ・実測値など実際の利用者の評判が良い回線を3つピックアップして紹介します。
サービス概要 | 詳細 | |
---|---|---|
NURO光 | ・下り最大2Gbpsの高速回線 ・eSportsの試合で採用されている ・現状日本トップクラスの回線 |
詳細 |
auひかり | ・最大1Gbpsの高速回線 ・独自配線ルートで速度が出やすい ・NUROに次いでオススメ |
詳細 |
ドコモ光 | ・最大1Gbpsの高速回線 ・v6プラス通信で夜でも安定 ・プロバイダは「GMOとくとくBB」 |
詳細 |
基本的にNURO光やauひかりと言った独自回線系のサービスが最も速度が出やすいと言われています。
NTTのネットワークに依存しないため、混雑ポイントが存在せず、常に安定した速度が期待できます。
なので「とにかく最高の回線環境を作りたい!」「できるだけPing値を低くしたい」というような人は、独自回線系の光を検討するのが良いでしょう。
※関連記事
auひかりの速度にまつわる嘘!IPv6が速い?プロバイダはどれも同じ?
また、ドコモ光はNTTのフレッツ網が使われていますが、IPoE接続であるv6プラスに対応しています。
そのため、混雑ポイントを避けて通信が可能です。
詳しくは次の項目で解説しますが、この辺りは携帯とのセット割なども考慮しつつ、自分に合った回線を見つけるのがベストでしょう。
Ping値を低くゲームをするなら快適なネット回線は必須
ここまで4つの方法を紹介してきましたが、やはり重要になるのはネット回線です。
なのでここでは、先ほど紹介した「NURO光」「auひかり」「ドコモ光×GMOとくとくBB」の3回線について、さらに詳しく解説していきます。
ネット回線の変更を検討している人は参考にしてみて下さい。
また、さらに詳しい内容については以下別記事で解説しているので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
オンラインゲーム向き最強回線『NURO光』
最大速度 | 下り最大2Gbps |
---|---|
月額料金 | 5,200円 (戸建てマンション共通) |
キャンペーン | 60,000円キャッシュバック |
セット割 | ソフトバンク携帯・スマホ |
公式ページ | NURO光公式ページ |
【早分かり!NURO光の4つの特徴】
|
最初に紹介するのは、現状最強の呼び声高いNURO光です。
下り最大2Gbpsという高速回線が注目されがちなNURO光ですが、ゲーム内Ping値もかなり低く1桁台のPing値を出せるユーザーも多くいます。
都内のeSports施設で採用されている点もポイントの1つになるでしょう。
参考材料として実測値データについても紹介しておきます。
(100人の平均データ) |
||
---|---|---|
既存の光回線としては最速の平均Ping値になっているため、「とにかくPing値を低くしたい!」という人にはピッタリの回線と言えます。
気になる人はチェックしてみると良いでしょう。
独自の光ファイバーで低Ping値を出せる『auひかり』
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,610円 (マンション:4,180円) |
キャンペーン | 初年度基本料金980円/月&キャッシュバック ※ So-net公式 の場合 |
セット割 | au携帯・スマホ |
公式ページ | auひかり(プロバイダSo-net) |
【早分かり!auひかりの3つの特徴】
|
NURO光に次ぐゲーム向け回線として人気なのがauひかりです。
運営元であるKDDIが独自の光ファイバーを持っていることから、一般的な光回線と比較して『回線速度・安定性・Ping値』が優れています。
「auのセット割を使いたい」「NURO光の提供エリア外だった!」というような人にはオススメです。
auひかりに関しても、参考材料として実測値データをまとめました。
(100人の平均データ) |
||
---|---|---|
NURO光と比較すると少し劣ってしまいますが、それでも光回線全体で見るとauひかりのPing値はトップクラスに速い数値です。
また、auひかりはNURO光との使い分けとして月額料金の安さもあります。
「安さと速さを両立したい!」「au携帯・スマホを利用してセット割を使いたい!」という人はチェックしてみてください。
100Mbpsの速度補填制度付き回線『ドコモ光』
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,720円 (戸建て:4,400円) |
キャンペーン | 最大35,000円キャッシュバック |
セット割 | ドコモ携帯・スマホ |
公式ページ | ドコモ光(GMOとくとくBB) |
【早分かり!ドコモ光の4つの特徴】
|
最後に紹介するのがドコモ光です。
NURO光やauひかりと違い独自の光ファイバーを持っているわけではありませんが、v6プラスを利用したドコモ光×GMOとくとくBBはかなりの好評を得ている回線になっています。
「ドコモの携帯・スマホでセット割を契約してる」という人にはかなりオススメです。
ドコモ光の実測値データは以下の通りです。
v6プラスを利用した時のPing値は、auひかりとほとんど同等の数値です。
ネット上では「光コラボ回線はイマイチ…。」と言われがちですが、実際のデータを見てみると十分に利用する価値がある回線と言えるのではないでしょうか。
特にドコモ携帯・スマホを利用している人は、他社回線と比較してお得になりやすいのでチェックしてみると良いでしょう。
Ping値に合わせて確認しておきたいパケットロス
Ping値に合わせて確認しておきたいのが、パケットロスです。
パケットロスは頻繁に起きるものではありませんが、オンラインゲーム中に起きてしまうと、ラグよりも『たちが悪い』現象を引き起こします。
では、このパケットロスとはどういったものなのでしょうか。
ボタンがきかない!?パケットロスがゲームに与える影響
「ボタン入力したのに反映されないんだけど!」
オンラインゲームをしていると、こういった現象に出会ったことがある人も多いでしょう。
この現象を引き起こしているのが、ここで紹介する『パケットロス』になります。
パケットロスとは、送受信中のデータの一部or全部が、消えてしまうというものです。
イメージは下のような感じです。
これを見ると、「入力したはずのボタンがゲームに反映されない」という現象が、どうして起きてしまうのか、何となく想像がつくでしょう。
数ある送受信データの中で、コマンド入力した情報が消えてしまうと、ゲームの画面でそのコマンドを実行しなくなってしまうのです。
パケットロスは、オンラインゲームをプレイしている中でいつ起きるか、どのデータが消えるか、ということを予想できないため、かなり厄介になります。
そのため、そもそもの頻度を減らすようにするしかありません。
Ping値が高ければ高いほどパケットロスも起きやすくなる
まずは以下のデータを見てみて下さい。
これは、LoL(League of Legends)からPingとパケットと、より良いゲームプレイという題材でまとめられた『Ping値とパケットロスの相関図』です。
表の通りではありますが、パケットロスが起きる割合はPing値の高さに比例しています。
確かに、快適な環境でオンラインゲームをしている人(例えばプロなど)は、パケットロスが起きることは少ないですが、ラグが頻発するような環境でプレイしている人は、パケットロスが頻繁に発生しているような気がしませんか。
つまり、1つの基準として、パケットロスを出来る限り起こさないようにするには、Ping値を低く保つことが重要であると言えます。
Ping値を低く保つ方法は、上で紹介した通り3つです。
手っ取り早く確実にPing値を低くしたいのであれば、ネット回線を NURO光 や auひかり に切り替えるといいでしょう。
他にも方法はありますので、適宜自分に合わせて試してみて下さい。
まとめ:オンラインゲームにおけるPing値について
今回は、オンラインゲームのPing値について解説しました。
少し長めの説明になってしまいましたが、一言で説明すると以下のようになります。
ゲームサーバーとのデータ送受信に必要な時間の事で、○○msと表される。
映像データ、音声データ、コマンドデータなどあらゆるデータを送受信しているため、ゲームで起きるラグは、ほぼ全てPing値に依存する。
Ping値が低ければラグは少なく、高ければラグが頻発する。
有線化、回線の切り替え、ルーターの買い替えなどでPing値を改善することが出来る。
Ping値を低く保つことで、オンラインゲームを快適にプレイ出来るようになります。
そのため、オンラインゲームのラグなどで悩んでいる人は、ここで紹介した方法を利用して、より快適なゲーム環境を手に入れてみて下さい。
この記事が何かしらの参考になれば幸いです。
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