VDSLでオンラインゲームはまだイケる?光配線方式とVDSL方式の差は?
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オンラインゲームユーザーの中で、「VDSL方式の回線は時代遅れなのかも…」と思っている人は少なくありません。
しかし、VDSL方式でも今のオンラインゲームであれば十分にプレイすることが出来ます。
このページでは、VDSL方式とオンラインゲームについて、そしてVDSL方式と光配線方式でどれくらい違うのかを解説していきます。
まだイケる!VDSL方式でもオンラインゲームは楽しめる!
ネット回線がオンラインゲームに与える影響はかなり大きいです。
それを考慮しても、VDSL方式は十分に機能すると言えます。
実際VDSLでオンラインゲームをプレイしているユーザーも多くおり、ネット上にもある程度の口コミが見られました。
自分のマンションもVDSLですがv6プラスを導入したら速度もpingもどこ時間帯でも安定してます。v6プラス導入前はマジで終わってた回線でしたが、まともにゲームできるまでなりました pic.twitter.com/8pkdj2VqU5
— てつお/FUBATU (@tetuo3V1) 2019年4月4日
IPv6プラス接続が快適すぎる!うちのマンションの設備はVDSL方式だから下り最大100Mbpsしか出ないのはしゃーないんだけどプライムタイムでも90M前後叩き出してるのヤバ…前は10Mでればいい方だったので…スプラも遅延ないし最高!
— ダグ (@gachiasarideshi) 2018年5月14日
一ヶ月ちょっとたったけど今のところ問題ないよー♪
VDSLの有線だけどイカもラグとかないし(´ω`)— スフィック@固定ツイよろしくです (@sfick24) 2017年4月11日
色々真面目なこといったけど昨日初めて夜にFF14ログインして初めていろんな人と会話してPT組んでもらって初見ダンジョンいってラスボスで死んで夜中爆笑してしまったりしてるから私すげえなって思ってる。VDSLでもハイブリで有線ならいけるぞ!みんな(だれ)
— ユズモリシノ (@shinony) 2018年6月16日
このようにVDSLでも快適にオンラインゲームをプレイすることが可能です。
しかし口コミにもある通り、VDSLで確実にオンラインゲームをプレイしたいのであれば、IPv6の契約が最低限必要になる可能性はあります。
VDSLでオンラインゲームをするならIPv6が必須?
IPv6は、IPv4に取って変わる新しい通信プロトコルです。
IPv6を導入しているプロバイダでは『v6アルファ』や『v6プラス』、『高速ハイブリッド』といった名前でサービス提供されており、IPv4より高速な通信を利用することが出来ます。
細かい解説をしていると難しい話になってしまうため割愛しますが、簡単に言うと、IPv6を利用することでIPv4より優れたネット環境を得ることが出来るということです。

そして、現在では多くのネット回線がIPv6を導入しています。
仮に、「今VDSL回線でオンラインゲームをプレイしていて困っている…」というユーザーがいるのであれば、IPv6のオプションを利用しない手はないでしょう。
環境にもよるため一概には言えませんが、VDSL方式でゲームをするなら必須に近くなります。
ただし、IPv6は一部のオンラインゲームが不安定になることもある
回線の質が大幅に上がるIPv6ですが、デメリットもあります。
それが、一部のオンラインゲーム(特にスプラトゥーンやスマブラなどのP2P方式のゲーム)が不安定になってしまうリスクがあるという点です。
あくまでリスクと言ったのは、「v6に変えたけど何も問題がない!」という人もいれば「v6に変えてから通信エラーが起きるようになった」というような人もいるからになります。

不具合が起きることも…。
『【特別企画】「v6プラス」でのNintendo Switchオンラインプレイを検証』の情報によると、無線では快適にゲームが出来たとそうです。
しかし、IPv6の不安定問題は有線接続時に起きる可能性が高いため、このデータだけで一概に安心して契約出来るとは考えない方がいいかもしれません。
リスクがある状態でIPv6接続を利用するのであれば、ここから紹介していく光回線を利用した方が安定した回線を手に入れることが出来るでしょう。
VDSLは力不足?光配線との違いはどこにある?
VDSL方式はIPv6を採用することで、ある程度の回線は手に入れられます。
しかし、その回線でも光配線に勝つことは出来ません。
特に、オンラインゲームのクオリティが格段に上がり、各ゲーム毎の容量も大きくなった今では、VDSLでは力不足と言ってもいいでしょう。
そこでここからは、光配線とVDSLの違いについて触れていきます。
VDSLではゲームのダウンロードなどに時間がかかりすぎる
1つ目の問題は、ゲームのダウンロードです。
一昔前と違いゲームをダウンロードするのが主流になった今では、ダウンロードが遅いことを死活問題に考える人も少なくありません。

そういった状況でVDSLは最大100Mbps、光配線は最大1Gbps以上になっています。
最大速度とは言え、10倍以上の速度差があると、ゲームのダウンロード時間も数時間単位で大幅に変わってくるでしょう。
それを考えると、VDSLが一概に良いとは言えません。
VDSL方式は回線の安定性に欠けてしまう
VDSL方式は光ファイバーと電話線を利用した回線方式です。
電話線と光ファイバーではノイズや電波の受け様に大きな差があり、純粋な光ファイバーを利用している光配線とVDSL配線では安定性に違いが生まれます。
そして、この安定性がゲームにも影響を及ぼします。

安定性が欠けてしまうとゲーム中に回線落ちや切断が頻発してしまい、味方に迷惑をかけてしまったりストレスを抱えてしまったりする原因になりかねません。
その点においても、光配線の方が優れていると言えるでしょう。
VDSL方式では4K映像やVRゲームなどに対応しきれない
これからのオンラインゲームでは、4KやVRなどが導入されることが予想されます。
そういった高クオリティなグラフィックが追加された時に、VDSLの回線速度では安定してプレイすることが出来ない可能性もゼロではありません。

現段階では日本に対応していませんが、『Stadia(Googleが発表したゲーム)』のようなゲーム媒体を利用するのにも、VDSL方式の回線では力不足です。
その点、光配線方式であれば速度・Ping値ともに十分な数値を期待できます。
これから先のことを考えると、VDSL方式の回線スペックでは、最先端のオンラインゲームを十分快適に遊ぶことは難しくなると言えるでしょう。
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余裕があるのであれば光配線方式のネット回線を推奨
VDSL方式を利用しているほとんどの人はマンションに住んでいるはずでしょう。
「光回線が通っているって聞いたのにVDSLだった…」「何も考えず入ってVDSLだった…」など色々な事情はありますが、そういった状況でも光配線方式を入れることは可能です。
光配線方式のネット回線としてオススメなのは以下の3つになります。
サービス概要 | |
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NURO光
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・最大2Gbpsの超高速回線 ・eSportsの試合で採用されている ・現状日本トップクラスの回線 |
auひかり
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・最大1Gbpsの高速回線 ・独自配線ルートで速度が出やすい |
ドコモ光
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・最大1Gbpsの高速回線 ・最低100Mbpsの速度保証制度 |
これらの回線は、マンションでも光配線を利用して契約することが出来ます。
ただし、auひかりとドコモ光に関しては建物が3階建て以下でないと導入できないという条件がありますので、注意してください。
なお、マンションで導入するネット回線については別記事「マンションで使えるオンラインゲーム向きネット回線3選!」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみるといいかもしれません。

余裕があるのであれば、自分が気になるネット回線を見つけて光配線方式のモノを契約してみるといいでしょう。
まとめ:VDSL配線方式でオンラインゲームは時代遅れ!?

今回は、VDSL方式とオンラインゲームについて解説しました。
VDSL方式のネット回線であっても、IPv6を利用することにより快適にオンラインゲームをプレイすることは可能になります。
ただし、P2P方式を利用した一部のゲームでは不安定性さが残る可能性があることに注意してください。
また、特にVDSLにこだわりがない人は、光配線方式を利用することをオススメします。
VDSL方式より回線の質が高く、オンラインゲームをプレイする上では間違いなく効果的に機能してくれるでしょう。
自分が満足できるネット環境を手に入れることが出来れば幸いです。
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