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オンラインゲームが有線でも遅い…。3つの原因とその解決法まとめ!
「オンラインゲームは無線より有線がいい!」というのは頻繁に耳にする話です。
しかし、有線でプレイしているにも関わらず、ゲーム中にラグが起きてしまったり、重くなってしまうことがあるという人もいるのではないでしょうか。
そこでこのページでは、オンラインゲームを有線でプレイしているのに重くなってしまう、ラグが起きてしまう原因と、その解決策について解説していきます。
ラグなどで困っている人は参考にしてみて下さい。
有線なのにオンラインゲームが重くなる3つの原因
「有線なのにゲームが重くなるのは何でなの?」と疑問に思っている方も多いと思いますが、主な原因は4つ考えられます。
- 相手もしくは味方の回線に問題がある
- 周辺機器(主にLANケーブル・ルーター)が良くない
- 利用しているネット回線が良くない
- 利用しているゲーム機器(主にパソコン)が良くない
全てのゲームではありませんが、一部のゲーム(P2Pゲームに多い)は相手もしくは味方が原因で全員が重くなってしまうことがあります。
この原因に関してはどうしようもないため、諦めるしかありません。
残りの3つの原因に関してはしっかりと対策をすることで、有線でもラグいという状況を改善することが可能です。
そこでここからは、自分で改善することが出来る3つの原因について詳しく見ていきます。
最近は、「回線の質が同程度の人をマッチングさせる」というゲームも増えてきています。
そのため、「絶対最初の原因のせいだわ!」という人でも、ラグの改善法をチェックしておくと良いです。
オンラインゲームが有線でもラグくなるを解決する4つの方法
先ほど紹介した原因に解決策としてチェックしたいのは以下の項目になります。
- DNS設定をチェックする
- LANケーブルのカテゴリをチェックする
- ルーターの利用歴・スペックをチェックする(ルーターはなくてもOK)
- ネット回線の品質をチェックする
- ゲーム機器(主にパソコン)のスペックをチェックする
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
解決策1:DNS設定をチェックする
解決法として、よく言われているのがDNS設定の変更です。
手軽に変更できるDNS設定ですが、これ1つでラグが改善されるというケースも珍しくもないため、要チェックの項目になります。
具体的な設定方法は以下の通りです。
【PS4での設定方法】
【Switchでの設定方法】
|
このDNSはGoogleが提供しているPublicDNSで、誰でも無料で利用することが可能です。
また、現在はGoogleのPublicDNSに合わせて、CloudfareのPublicDNS「優先:1.1.1.1、代替:1.0.0.1」もゲーム向けとして注目を集めています。
どちらも簡単に試せますので、気になる方を試してみると良いでしょう。
※基本的にDNS設定で速度が劇的に変わる事はありません。おまけの対策程度に考えておきましょう。
この方法を試すことでラグが酷くなってしまうこともあります。
仮にラグが酷くなってしまった場合は、『DNS設定の変更』を『自動』にして再設定するとOKです。
解決策2:LANケーブルのカテゴリをチェックする
2つ目は、LANケーブルのカテゴリチェックです。
カテゴリはLANケーブルのスペックを表す数値で、LANケーブル本体に「cat○○」という数字や「EIA/TIA~」の英字列で記載されています。
そして、このカテゴリが低い(悪い)と、通信速度や周波数が制限されてしまうため、ラグが起きてしまう原因になります。
現在主流のカテゴリは以下の通りです。
ゲームをするだけであれば、カテゴリ6以上で性能的には十分です。
実際はカテゴリ5eで十分なのですが、もし買い替えたりするのであれば、値段もそこまで変わらないのでカテゴリ6以上をおすすめします。
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また、LANケーブルに関しては見えない内部での不良も意外と多いです。
この場合は違うLANケーブルに変えない限り改善されることはありませんので、しっかりと内部の不良もチェックするようにしましょう。
解決策3:ルーターの利用歴・スペックをチェックする
3つ目はルーターについてです。
ルーターについてチェックしたいのは、「5年以上同じルーターを利用していないか」と「有線ポートは1Gbpsに対応しているか」の2点になります。
ルーターの寿命は、一般的に5年前後です。
利用方法によっては3年前後で寿命を迎えてしまうこともありますが、いずれにしろ長年利用していると処理能力が低下し、ラグの原因になってしまいます。
そのため、同じルーターを長年利用している人は買い替えを検討した方が良いでしょう。
また、ルーターの有線LANポートが1Gbpsに対応しておらず最大100Mbpsになっている場合も、ルーターの買い替えをオススメします。
少なからず影響を与える可能性がありますので、有線LANポートが最大速度1Gbpsに対応しているルーターを購入しましょう。
なお、買い替えるにしてもUFOのようなゲーミングルーターを購入する必要はありません。
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こういった普通のルーターで構いませんので、しっかりと最大1Gbpsに対応していることを確認して購入するようにしましょう。
また、光コラボ事業者の中にはIPoE(IPv6)接続に対応した高性能ルーターを無料で提供しているサービスもあります。
IPoE対応ルーター無料プロバイダ
なお、オススメルーターについては別記事で詳しく解説しているため、そちらをチェックしてみて下さい。
解決策4:ネット回線の品質をチェックする
4つ目は利用しているネット回線についてです。
周辺機器が良くても大元のネット回線が悪いとどうしようもないため、利用しているネット回線もしっかりとチェックしておく必要があります。
口コミや実測値を参考にしながら、どの回線が良いかを確かめましょう。
ちなみに、オンラインゲームにおいて、特に評判が良いのは独自の配線ルートを持っている回線になります。
中でもメジャーな回線はNURO光とauひかりです。
これらの回線は独自の配線網を持っているため速度が出やすく、実際の利用者からの口コミも他社回線と比較して良いものが多いです。
回線名 | 平均速度 |
---|---|
NURO光 | 下り:635.55Mbps 上り:622.8Mbps |
auひかり | 下り:513.23Mbps 上り:524.03Mbps |
ソフトバンク光 | 下り:312.47Mbps 上り:341.11Mbps |
GMO × ドコモ光 | 下り:267.85Mbps 上り:284.09Mbps |
eo光
※関西限定 | 下り:749.41bps 上り:691.47bps |
コミュファ光
※東海地方限定 | 下り:649.71bps 上り:3642.12bps |
※速度計測サイト みんなのネット回線速度より
その他、光コラボ系(NTT回線)としては、ドコモ光やソフトバンク光などのサービスも速度で定評があります。
なお、その他の回線(ドコモ光など)や具体的なキャンペーンについては、別記事で解説しているため、そちらもチェックしてみてください。
関西・東海エリアではauひかりが使えない?
関西や東海エリアではauひかりが提供されていません。一部マンションなどでの提供はありますが、ごく限られた物件のみとなります。
そのため、これらの地域では代替え回線として eo光 や コミュファ光 が提供されています。
auひかりよりも速度の評判が高い上に、auスマホとのセット割などの条件もauひかりと同じように利用できます。
解決策5:ゲーム機器のスペックをチェックする
最後の解決策はゲーム機器自体の買い替えです。
PS4(proは除く)やSwitchであれば気にする必要はありませんが、パソコンでゲームをしている人はパソコンのスペックを一度見直してみましょう。
最低限、ゲーム毎に決められている最低スペックはクリアしたいところです。
そして、万が一ゲームの最低スペックをクリアしていない場合は、 パソコンの買い替えを検討しましょう。
とは言え、パソコンの買い替えは10万~20万円単位でお金が必要になってきますので、誰でも簡単に買い替えることは難しいかもしれません。
そのため、優先度は低めでOKです。
なお、買い替えるのであれば、パソコンのBTOサイト「フロンティア」が販売している「FFRGKB460/SG2」をオススメします。
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かなりコスパの良いパソコンで、数年間以上は十分に戦える性能になっています。
ただし、ゲーム配信や動画の投稿をするのであればメモリを16GBに増やさないと厳しい(オプションで出来ます)かもしれませんので、その点だけ注意するようにしましょう。
気になる人はチェックしてみてください。
オンラインゲームでラグが起きる具体的な原因(Ping値・通信速度)
ここからはラグが起きる具体的な要因について簡単に解説しておきます。
ラグが起きる主な原因は「通信速度」と「Ping値」の2つです。
それぞれについてそれぞれ見ていきましょう。
オンラインゲームでラグが起きる根本的な原因1:通信速度
まずは通信速度についてです。
「通信速度が遅いからラグが起きる!」と思っている人も多いかもしれませんが、実際のところ通信速度が原因になることはほとんどありません。
というのも、オンラインゲームをプレイするだけなら5Mbpsでも十分だからです。
「5Mbpsも出ていない…」という人であれば、通信速度がラグの原因になる可能性はありますが、ほとんどの人は5Mbpsは出ているでしょう。
そのため、通信速度がラグの原因になることはほぼあり得ません。
「なら通信速度はいらないの?」と言われるとそうではなく、通信速度はゲームソフトやDLCのダウンロードに直接的に関わってくることになります。
通信速度が速いとその分ダウンロードも速くなるため、サクサクダウンロードを進めるなら通信速度が速いに越したことはありません。
より詳しい情報については、別記事で解説していますので気になる人はそちらをチェックしてみて下さい。
オンラインゲームでラグが起きる根本的な原因2:Ping値
一方、ラグの原因の大半を占めるのが「Ping値」になります。
聞き慣れない人もいるかもしれませんが、Ping値とは「自分のゲーム機器とゲームサーバー間で行われるやり取りの時間を示した数値」です。
ゲーム内では「Ping ○○ms」と表される数値で、数値が小さければ小さいほどやり取りがスムーズに行えている、つまりラグが少ないということになります。
「1,000ms=1秒」ですので、仮にゲーム内のPing値が100msになっているとすると、ボタン操作からその行動が画面に反映されるまでの時間は約0.1秒です。
個人差はあるかもしれませんが、FPSなどでの0.1秒はかなりラグを感じます。
Ping値の目安はプレイするゲームのジャンルにもよりますが、20msを切っていればとりあえずはOKです。
回線 | 平均Ping値 |
---|---|
NURO光 | 12.54ms |
auひかり | 20.23ms |
ソフトバンク光 | 17.93ms |
ドコモ光 | 21.17ms |
eo光
※関西限定 | 18.15ms |
コミュファ光
※東海地方限定 | 16.86ms |
Ping値については、別記事でかなり詳しく解説しているため、より詳しく知りたい人はそちらをチェックしてみて下さい。
まとめ:ゲームが有線でもラグいを解決する4つの方法
このページでは、有線でもゲームがラグい時の解決法を紹介しました。
具体的な解決策は(おまけを含め)5つあります。
【有線でもラグい時にチェックしたい項目】
|
有線でもラグが起きているということは、この中のどれかに必ず問題があります。
それぞれの解決法を試してみて、自分の環境のどこに問題があるかを見つけて、解決法を試して見てください。
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