スマブラSPで起きるラグの原因と解消法まとめ!ラグ使いは即通報でOK?
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スマブラSPは、Switchのビッグタイトルとして多くのユーザーがプレイしています。
しかし、やはりそういった状況で気になってしまうのがラグ問題です。
「どうせオンラインをやるなら快適にプレイしたい!」という人向けに、このページではスマブラのラグ解消法とラグが起きる原因を解説していきます。
スマブラは完全同期型のP2P方式を採用したゲーム
ラグの話をする前に、簡単にスマブラの通信方式の話をおさらいしておきます。
スマブラは、完全同期型のP2P方式ゲームです。
詳しい話をするとキリが無くなってしまうため簡単に解説しますが、この方式は、自分の環境がよかったとしても相手の環境が悪ければラグが生じるというものになります。
つまり、スマブラでラグを無くすには相手の回線も重要ということです。
スマブラでは他人のラグも自分が背負うことになってしまう
完全同期型P2P方式のデメリットは、ラグを全員で引き受ける点です。
もう具体的なケースで言うとすると、『対戦プレイヤー内で一番ラグい人の回線レベルに全員が合わせることで、全員の画面を無理やり同じように見せている』のような感じになります。
もちろんこういったラグは避けようがありません。

Nintendoとしても、少しでもラグを無くすように極力距離が近い人とマッチングするようなシステムを導入しているようですが、どうしても限界はあります。
そのため、多少のラグは許容するしかないでしょう。
VIPにも多い『ラグ使い』には注意!
この通信方式を上手く利用しているのが、ラグ使いです。
特定のタイミング(復帰時や決め技時など)で故意的にラグを生じさせることで、相手が上手く操作出来ないようにするプレイヤーがこのように呼ばれています。
もしやっている人がいれば、マナーが悪いのですぐにやめて下さい。
スマブラのオンラインで一番あったまるのはラグ使いと遭遇した時。
あったまるというか普通に冷める
— あんころもち (@tsubuannkoshian) 2019年3月29日
ラグ使いに当たるとマジで萎えるな...
ネット環境整えてからオンラインやれって毎回思う
スマブラは面白いけどオンラインだとこういう事でストレスが溜まるから意味ないんだよな
やっぱり友人とその場でやるのが楽しいわ— Louise@L型釘宮病患者 (@Louise_923124) 2019年2月27日
また、そういう人を見つけたら通報などで対処するようにしましょう。
なお、「自分は故意的ではないけど、回線が悪くてラグが発生してしまう…」という人は、この記事を参考にしてラグが発生しないような環境を作ってください。
こういった通信方式にも関わらず、ラグがある状態で来るということ自体をマナ悪だと思う人も多くいます。
しっかりとラグの対策をしてからスマブラのオンラインをするようにしましょう。
今では、悪意がないラグでも『ラグ使い』と言われるケースが少なくありません。
ラグがゲームに与える影響は非常に大きくなっているため、しっかりとラグを改善した上でオンラインをするように心がけましょう。
スマブラで起きるラグの3つの解消法
ラグが起きる原因は後ほど紹介するとして、先にラグの解消法を紹介していきます。
ラグ改善として効果を期待できるのは以下の3つです。
・無線接続(Wi-Fi)ではなく有線接続を利用する ・しっかりとしたネット回線(光回線)を利用する ・最新の規格に対応しているルーターを利用する |
それぞれの内容について簡単に紹介していきます。
解消法(1)有線接続を利用する
最初の方法は、『Switchを有線接続で繋ぐ方法』です。
Switchのオンラインを無線でやっている人も多いかもしれませんが、有線と無線ではPing値(応答速度・レイテンシ)の安定性に大きな違いがありますので、できるだけ有線でプレイするようにしましょう。
なお、Switchを有線でプレイする場合、変換アダプターが必要です。

商品によって極端な性能差はありませんが、「どれが良いか分からない…」という人には以下の2点をオススメします。
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利用者が多い『HORI』製のアダプターに比べてこの2つのアダプターは、スペックが高く、なおかつ料金も少し安くなっているためオススメです。
今まで無線でプレイしていたという人は、とりあえず有線でプレイすることでラグの改善効果を期待できるでしょう。
▼変換アダプターではなく、LANケーブルについては下記記事でまとめていますので、チェックしてみて下さい。

解消法(2)しっかりとしたネット回線を利用する
2つ目は、しっかりとしたネット回線に切り替えることです。
例えば、『有線でプレイする』『ルーターを買い換えてオンラインをする』といった改善策を実行をしたとしても、大元のネット回線が悪いとあまり意味がありません。
そのため、ゲームに向かない回線を利用している人は切り替えをオススメします。
【ゲームにあまり向かないネット回線】 ・マンションに初めから付いている回線(もしくは無料で使える回線) ・ケーブルテレビを利用した回線(J:comなど) ・WiMAXやホームルーターなどのお手軽Wi-Fi |
こういった回線を利用している人は、しっかりとゲームでも使えるネット回線に切り替えた方が良いでしょう。
ゲーム向けの回線としてオススメなのは以下の3つです。
サービス概要 | |
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NURO光
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・最大2Gbpsの超高速回線 ・eSportsの試合で採用されている ・現状日本トップクラスの回線 |
auひかり
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・最大1Gbpsの高速回線 ・独自配線ルートで速度が出やすい |
ドコモ光
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・最大1Gbpsの高速回線 ・最低100Mbpsの速度保証制度 |
中でもオススメのネット回線は、3つの中でも最速の NURO光
です。
3つの回線であれば、どれでも快適にスマブラをプレイすることは出来ますので、キャッシュバックや携帯とのセット割などを考慮しつつ決めるといいでしょう。
ゲームに向いていない回線・向いている回線についてなどの回線については、別記事で詳しく紹介していますので、気になる方はそちらも合わせてチェックしてみて下さい。

解消法(3)最新規格に対応したルーターを購入する
最後の方法がルーターの買い替えです。
ルーターを頻繁に切り替える人は意外と少ないですが、ルーターの機械的な寿命は5年前後と言われていますので、古くなったルーターは買い替えるようにしましょう。

実際、ルーターを買い替えることでラグが改善する人は意外と多いです。
「ゲーム用のルーターは高いから買えないなぁ…」と思う人もいるかもしれませんが、有線でプレイするのであればゲーミングルーターは必要ありません。
別記事「ゲームにゲーミングルーターは不要!必要性と用途はどこにある!?」で紹介している通り、有線で繋げば普通のルーターとの違いはほぼないからです。

下のミドルスペック程度のモノを利用すれば、快適にスマブラをプレイすることは出来ますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
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TP-Link WiFi ルーター Wi-Fi6 11AX AX1800 1201 574 Mbps 1.5Ghz クアッド・コアCPU搭載 フルギガポート テレワーク 3年保証 無線LAN Archer AX20
過去90日間の平均価格¥7,285 |
なお、これらの詳しい解説については別記事「【永久保存版】Switchがラグい…を誰でも簡単に解決できる5つの方法!」で紹介しています。
それぞれ細かく書いていますので、気になる方は合わせてご覧ください。

ラグの原因になる回線速度とPING値の基準値
スマブラに限らず、ゲームで起きるラグの原因の大半はPing値にあります。
よく言われる通信速度も確かに重要ですが、実際オンラインゲームをプレイするのに必要な通信速度は数Mbps~20Mbps程度とかなり低く、これは多くの人が満たしているはずです。
そのため、ラグが起きる時に注目したいのは、基本的にPing値になります。
通信速度が常に20Mbpsを下回る場合は回線の乗り換え推奨
Ping値が重要なのが、その前に通信速度が足りていない場合についても触れておきます。
ここ数年で最大1Gbps(NURO光は2Gbps)回線やIPv6(IPoE)通信がかなり普及しており、これらの回線を利用していれば数Mbps~20Mbpsを出すことは十分に可能です。

そのため、通信速度が足りていない人に関しては、上で紹介したネット回線への乗り換えをオススメします。
「最大1Gbpsのネット回線を使っているけど速度が出ない…」という人は、LANケーブルのカテゴリを確認する、IPv6通信を利用できているかを契約しているネット会社に確認するなどで対処しましょう。
通信速度を測定する方法はいくつかあります。
例えば、Switch本体で行えるインターネット接続テストやパソコンなどで行える『SpeedTest』などがありますが、どれでも問題ありません。
出来ればSwitchで測定するのが理想的ですが、いずれかの媒体で20Mbps出ていればOKです。
Ping値は測定サイト上で10ms~15ms以下が理想
続いてはPing値の測定と理想値についてです。
SwitchではPing値を測定することが出来ませんので、パソコンやその他のゲームデバイス、スマホなどを利用してPing値を測定しなくてはいけません。
少しでも数値を近づけるために、有線を利用した端末で測定するのが良いでしょう。
『SpeedTest』で測定し、下記の目安表と比べてみて下さい。
スマブラのような完全同期型ゲームをプレイするなら、15ms以下が理想の数値です。
測定サイトで出た結果がそのままゲームに反映されるわけではありませんが、測定サイトで15ms以下であれば、ゲームで極端にラグくなる可能性は低くなります。
測定サイトで30msを超えてくると、キャラを操作する上でのディレイがかなり露骨に分かってくるため、回線環境を改善した方が良いでしょう。
なお、Ping値については別記事「オンラインゲームのPING値って?」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみて下さい。

スマブラのNAT越えに失敗してしまう時の対処法
IPv6(またはv6プラス)を利用していると、稀にNAT越えに失敗することがあります。
Switchのエラーコードで言うと以下のようなモノ達です。
「2618-0513」
「2618-0516」
「2618-0519」
「2618-0510」
「2618-0518」
「2618-0520」
NAT越えに失敗するときは、Switchのインターネット接続テストのNATタイプが『C・D・F』のいずれかになっていると思われますが、これらのタイプではオンラインが出来ません。
原因は主に2つ考えられます。
【SwitchがNAT越えに失敗する2つの原因】 ・IPがプライベートIPになっている(マンションの無料回線を使っている人に多い) ・UPnP機能がオンになっている(v6プラス通信を利用している人に多い) |
これらの項目に当てはまると人、もしくはNAT越えが出来ずに困っている人は、別記事「マンションでオンラインゲームが出来ない!NAT越え失敗の対処法は?」をチェックしてみて下さい。

まとめ:スマブラで起きるラグの原因とその解消法

今回は、スマブラのラグとそれに伴う原因、解消法を簡単に紹介してきました。
スマブラは完全同期型という仕様上、完全にラグを無くすことは出来ません。
周りがラグを抱えている限り自分のラグが改善されることはありませんが、それでも自分が原因で起きるラグは改善しておくに越したことはないでしょう。
今回紹介した『回線速度・PING値』をチェックして、目安の数値に足りていない人は、しっかりと対策をとってラグを直すことをオススメします。
また、「この項目が少しわかりずらかった!」「こういう状態で困っているので助けて下さい!」といった内容に関しては、気軽にコメントをいただけると幸いです。
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