【ガチ厳選】PS4にオススメのネット回線3選!回線選びのポイントも解説
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「PS4でオススメのネット回線が知りたい!」という人向けにPS4のオススメ回線をまとめました。
「ラグ過ぎてゲームのやる気が起きない…。」「回線負けでイライラする…。」など、ゲームをやっていると回線の悩みは尽きないモノです。
そこでこのページでは、PS4をするのにオススメのネット回線とその選び方、またPS4の回線に関するFAQを解説していきます。
PS4のネット回線契約を検討している人は参考にしてみてください。
【ガチ厳選】PS4のオンラインにオススメのネット回線3選!

それではさっそくですが、PS4のオンラインにオススメのネット回線を3つ紹介していきます。
基本的には「どれくらいオンラインが快適になるか」に焦点をあてていますが、それ以外の要素も考慮した上で3つの回線に絞りました。
各要素は以下のような感じです。
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4つのバランスが取れるように厳選していますので、「セット割があるからこれにしたい」「キャンペーンが良いからこれにしたい」など自分に合う回線を選んでみてください。
それでは、具体的にみていきましょう。
サービス概要 | 詳細 | |
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(1)NURO光

最大速度 | 最大2Gbps |
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月額料金 | 4,743円 (戸建てマンション共通) |
キャンペーン | 45,000円キャッシュバック |
セット割 | ソフトバンク、Y!mobile携帯・スマホ |
公式ページ | NURO光公式ページ
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【早分かり!NURO光の4つの特徴】
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最初に紹介するのは、ゲーム界隈で一番注目されているであろうNURO光です。
今まで日本で利用されていなかった配線技術を導入したNURO光は回線の質が非常に高く、プロの大会が行われる都内のeSports施設でも採用されているネット回線になります。

NURO光の注目ポイントは、光回線トップクラスに優秀な通信速度とPing値です。
まず通信速度についてですが、『RadishSpeedTest』のデータを利用して、計100人のデータの平均速度をチェックしてみるとその数値は501.9Mbpsになっていました。
また、多くの人が利用している速度測定サイト『みんなのネット回線速度』でも、常にトップ2を争う平均通信速度になっています。
実測値のデータを見ると光回線最強クラスの通信速度と言って過言ではないでしょう。

そして、通信速度だけではなく、NURO光はPing値が低いことでも有名です。
Ping値は相手サーバーとの情報交換にかかる時間のことです。
具体的には後半で解説しますので、ここでは「ラグさを示す数値(小さい方が優秀)」というくらいに見てもらえるとOKです。
先ほど紹介した『みんなのネット回線速度』のデータを見てみると、NURO光のPing値は主要光回線の中で頭1つ抜けて数値が小さくなっています。
実際のゲーム内でも1桁Ping値を狙えるだけの性能を持っているため、Ping値においても光回線の中でトップクラスと言って過言ではありません。
以下はNURO光を既に利用している人の口コミをまとめてみました。
うちのnuro光回線
PS4で計測時の速度 pic.twitter.com/umdvKHJZDo— ばねごん (@banegon) 2019年7月6日
NURO光でポート開放設定を行ったところ、PS4の回線速度は600Mbps超え #PS4share pic.twitter.com/tsrAZtXXwc
— Yehl: (@Atelier_Yehl) 2018年10月3日
あかん… #NURO光 あかん(笑)ps4計測したらダウンロード900オーバー‼️やべぇわ( ^ω^ )OCNよさらばだ‼️‼️‼️nuro使える地域で良かったとつくづく思う。 pic.twitter.com/JGeCQ1oZ9G
— ロンギヌス (@longinus0703) March 7, 2020
回線の質に関してはかなり評価が高いNURO光ですが、実は開通工事が遅いというデメリットも抱えています。
そのため、もしNURO光を検討しているのであれば、自分が予定しているよりも早めに申し込むことをオススメします。
なお、2月現在のNURO光申し込みキャンペーンは45,000円キャッシュバックです。
好きなゲーム機を購入できる他、ソフトや周辺機器などを自由に購入することができますので、気になる方はチェックしてみてください。

(2)auひかり

最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,100円 (マンション:3,800円) |
キャンペーン | 月額料金大幅割引 |
セット割 | au携帯・スマホ |
公式ページ | auひかり(So-net)
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【早分かり!auひかりの3つの特徴】
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2つ目に紹介するのは、NURO光と並んで2台巨頭と言われるauひかりです。
auひかりと言えば、三太郎シリーズや高杉くんなどの独特なCMが頭に残っている人が多いかもしれませんが、実はauひかりは独自の配線網を持っており回線の質はかなりガチです。

auひかりの注目ポイントは、安定した回線のスペックと豪華なキャンペーンです。
auひかりは、ずば抜けて回線の質が高いわけではありませんが、通信速度・Ping値ともに光回線の中で上位をキープしています。
NURO光同様に集めたRadishユーザー100人のデータでは平均速度236.6Mbps、みんなのネット回線速度ではプロバイダをSo-netに絞ると常に5位以内です。
また、みんなのネット回線速度のPing値データに関しても主要光回線の中ではNURO光に次いで低くなっており、これも光回線トップクラスになっています。
スペックとしてはNURO光に劣ってしまいますが、筆頭候補に入る回線と言えるでしょう。

そして、2つ目の魅力がネット界隈でもかなり豪華な部類のキャンペーンです。
auひかりを公式サイトから申し込んでしまうと1~2万円前後のキャンペーンしか受けられませんが、プロバイダ So-net
から申し込みを行うことで、戸建てで77,020円、マンションで71,280円の月額料金大幅割引を受けることができます。
また、乗り換え時の違約金3万円負担も付いているため、費用を気にすることなくネット回線の乗り換えが可能なのも魅力の1つでしょう。
以下実際にauひかりを利用している人の口コミです。
そーいえば私のをPS4から調べてみたら
Ping 2ms
Download(下り) 799.51Mbps
Upload(上り) 728.03Mbps
らしい
(auひかりギガ得/1Gbpsプラン)— 萩原あきらP(元 大榊晶)/萩原雪歩魔王隊" The Devil's of Yukiho"統帥 (@akirap72) 2019年7月2日
うちはau光です。ニューロ光と並ぶくらい速いですよ(* 'ᵕ' )
PS4使ってるので、戦闘だろうが支援だろうが貼りは速い自信ありますね。
※ただエリアインはPCに負ける、クソ遅い #peing #質問箱 https://t.co/3OKSFoQ9QG— とまぴ(:[??] MHF/MH草/FF14 (@tomato__LR) 2019年5月7日
auひかり早すぎワロタ。両機種とも爆速 PS4とXBOX ONE pic.twitter.com/xzjiD8TamJ
— さわいち (@SAWAICHI0712) February 26, 2020
「ゲームと言えばNURO光!」と言う人も多いですが、それと同じくらい「ゲームならauひかり!」という人もいます。
それくらいには人気の回線で、提供エリアも全国70%以上とかなり広くなっているため、NURO光と比べて契約しやすいです。
また、au携帯・スマホとのセット割を利用すると最大5Gbpsの回線も通常通りの値段で契約できるため、より速度を求めている人には持って来いでしょう。
So-netからの申し込みでかなりお得に契約できますので、気になる人はチェックしてみてください。

(3)ドコモ光

最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,200円 (戸建て:4,000円) |
キャンペーン | 最大15,500円キャッシュバック |
セット割 | ドコモ携帯・スマホ |
公式ページ | ドコモ光(GMOとくとくBB)
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【早分かり!ドコモ光の3つの特徴】
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最後に紹介するのが、NTT回線を利用したドコモ光です。
ネット上「NTT回線(ソフトバンク光やドコモ光など)はオワコン…。」といった内容をよく見るかもしれませんが、新しい通信技術v6プラス(または同等のサービス)を利用することで十分活用できます。

v6プラス通信については後ほど紹介するため、ここではドコモ光の中でもオススメのプロバイダ『GMOとくとくBB』の魅力である速度補填制度と平均速度公開について見ていきます。
まず初めは、GMOとくとくBBならではの最低100Mbps速度補填制度です。
これは、開通後に通信速度が100Mbpsを切ることがあれば補填するという制度で、「回線を契約した後に速度が出るか不安…。」というよくある悩みを解消してくれるサービスになります。

補填額は100円相当と高額ではありませんが、ドコモ光の中でもシェア率が高い大手会社でこういったサービスを提供するには、通信速度に対するかなりの自信が必要です。
単純計算で、毎月1万人の人が補填申請を出したとすると、それだけで毎月100万円相当、年間1,200万円の損害になってしまいます。
それにも関わらず、このサービス実施しているのは間違いなく速度に自信がある証と言えるでしょう。
以下実際にドコモ光GMOとくとくBBを利用している人の口コミになります。
ps4ネットで繋いでやりたいからプロバイダとか色々探した。
ドコモユーザーなので
ドコモ光GMOとくとくbbを契約したんだけど、恩恵すごすぎるドコモユーザー今からでもドコモ光のGMOとくとくbbってやつに転用してみたらいいよ
— 伊達さん (@Disney_0601) 2019年1月9日
IPv6プラス回線になってめちゃくちゃ早くなった!ドコモ光(GMO)無線もちょー速い! pic.twitter.com/Jz5ET6x28k
— はまちゅう (@hamachun) 2018年5月12日
まちに待ったドコモ光工事終わった!プロバイダーGMOで有線cat6でps4につないで昼間で下り216mbps
次は20時ぐらいに検証しよ— まべるん (@maberun) August 2, 2019
ドコモ光を契約するのであれば、v6プラスオプション(無料です)は必須になります。
v6プラスに対応したルーターがなかったり、v6プラスに対応していないプロバイダを契約してしまうと、地域差はありますがNTT回線はほぼ使い物になりません。

GMOとくとくBBでは、対応ルーターを無料でレンタルしていたり、平均速度公開などもしていますので、気になる方は一度公式サイトを覗いてみると良いでしょう。

ランキングから外れた主要回線(ソフトバンク光など)について

ここまで3つの回線を紹介しましたが、これら以外にも質が高い回線はいくつかあります。
例えば、ソフトバンク光やフレッツ光(一部プロバイダのみ)、その他地域毎の電力回線(eo光やコミュファ光など)などを候補に考える人も多いと思います。
ここからはその他の回線として、こういった回線を簡単に見ていきます。
速度は速いが料金システムが微妙な「ソフトバンク光」

番外編1つ目は、携帯3大キャリアの1つ「ソフトバンク光」になります。
「ソフトバンク光はクソだからやめた方が良い…。」という声をよく耳にするかもしれませんが、実際のところソフトバンク光の回線は悪くないです。
特にソフトバンク独自のIPv6高速ハイブリット(v6プラス同等のサービス)を利用すると、回線の質は高くなります。
ただし、ソフトバンク光でIPv6高速ハイブリットを利用するためには、「光BBユニット」という少し性能面がイマイチなルーターの有料レンタルが必須です。
また、無線接続をするなら、別途ルーターを用意するか、あるいは無線接続するためのオプションが必須だったりと、光BBユニット以外にも費用や手間が必要になってきます。

そういった点も考慮すると、一概にオススメできる回線とは言えません。
ただし、ソフトバンク携帯・スマホを利用している人であれば、セット割を利用することで光BBユニットのレンタル代などの費用を抑えることができます。
そのため、NURO光に対応エリア外でソフトバンク携帯・スマホを利用している人であれば、契約する価値は十分にあるでしょう。
他社ネット回線の違約金負担+キャッシュバックという豪華なキャンペーンも行っていますので、気になる人はチェックしてみるといいかもしれません。


回線の質は高いけど料金も高いGaming+(ゲーミングプラス)

続いて番外編2つ目は、ゲーマー向けプロバイダ「Gaming+」です。
ゲーマー向けプロバイダとして聞いたことがある人も多いかもしませんが、一般向けというよりは少しマニアックな層向けになっていると思います。
具体的には以下のような人にオススメできるプロバイダです。
- v6プラスでIPv4の固定IPが欲しい人
- サーバー運用やポート開放をガッツリしたい人
- 1ヶ月のネット料金で10,000円以上かけられる人
- P2P規制がかかるような大容量データを扱う人
これら4つの項目に当てはまらない人に関しては、あまり契約するメリットがありません。
何よりも一般的な利用方法(ゲームやネットサーフィンなど)をするだけであれば、先に紹介したNURO光やauひかり、ドコモ光の方が圧倒的にコスパが良くなっています。
そのため、基本的には契約しなくても良いと思います。また、Gaming+と同じ会社(ネットフォレスト)が運営している以下のプロバイダも同じような感じです。
- かもめインターネット
- 府中インターネット
- ちょっパヤ!ネット
- Gaming+
- 極(KIWAMI)
この辺りのプロバイダは全て質は高いのですが、その分料金が高くなっているため、金額を気にする人にはあまりオススメできません。
逆に「料金はいくらでも良いから高い質が欲しい!」という人であれば、契約する価値はありますので、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。

質が高い地域限定の回線(eo/コミュファ/ピカラ/メガエッグ/BBIQ)

番外編最後に紹介するのが、各地域毎にサービスを提供している電力回線です。
電力回線は全部で5つあり、各地域毎の大きな電力会社が独自の光ファイバーを利用してサービスを提供しています。
これらの地域回線は、NURO光やauひかりと同じく独自配線網の光ファイバーを利用しています。
そのため、5つの回線とも質はかなり高く、ゲーム向けの回線として十分候補に入る性能になっています。
デメリットは、契約時のキャンペーンがイマイチな点です。
例えば、光回線の中でも豪華なキャンペーンを実施しているNURO光やauひかりと比較すると、契約時だけで数万円分程損してしまいます。
キャンペーン以外に関しては大きなデメリットもないため、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。
なお、電力会社の回線は全てau携帯・スマホとのセット割が適用できます。
「auスマホでセット割使いたかったけど、auひかりが対応していなかった…。」という人にはオススメの回線なので、そういった人もぜひチェックしてみて下さい。
WiMAX(モバイルWi-Fi)やCATV回線は回線重視のゲームではナシ

「うちは固定回線が引けない…。」という人の中に、WiMAX(モバイルWi-Fi)やCATV回線を検討する人もいると思われます。
例えば、以下のような回線たちです。
- WiMAXシリーズ
- ○○Wi-Fiシリーズ(どんなときもWi-Fi、無限Wi-Fiなど)
- HOME WiFiシリーズ(Softbank Airなど)
- J:com、iTSCOMなどのケーブルテレビ(最大1Gbpsは除く)
これらの回線は、回線があまり重要でないゲームはいけますが、回線が重要なゲームはかなり厳しいです。
特に回線の安定性に欠けておいるためPing値や通信速度の乱れが酷く、FPSやTPS、格ゲー、MOBAなどを快適にプレイするのは難しいでしょう。

逆にRPG系のゲームなどに関しては、これらの回線でもできなくはないです。
ただ、やはり光回線と比べると安定性に欠けるため、急な回線落ちやラグが起きてしまう可能性は高いということを覚えておくと良いでしょう。
あまりオススメはしませんが、「どうしても固定回線が引けない…。」という人には「Speed Wi-Fi NEXT W06」あるいは「Speed Wi-Fi HOME L02」をオススメします。
地域にもよりますが、モバイルWi-Fi・ホームルーターの中では安定性が高い機種になりますので、利用したい人はチェックしてみてください。

PS4のオンラインに必要な通信速度とPing値について

ここからは、PS4でオンラインをするために必要なネット環境について解説していきます。知っている人も多いと思われますが、重要になってくるのは「通信速度」「Ping値」です。
それぞれの項目について見ていきましょう。
通信速度は最低30Mbps、DLCなどを考慮すると100Mbps以上が理想
通信速度の測定方法ですが、基本的にPS4に付いている「インターネット接続を診断する」のダウンロード速度を見てもらえればOKです。(アップロードについては後述します。)
目安の数値は、ゲームをするだけなら30Mbps以上、DLCのダウンロードなども快適に進めたいなら100Mbps以上といった感じになります。
時代的にゲームのダウンロードをする人もかなり増えていますので、できれば30Mbpsではなく100Mbps以上を目標に回線環境を作ると良いでしょう。

これは余談ですが、そもそもゲームをするのに通信速度はほとんど必要ありません。
ここでは最低30Mbps以上必要と記載していますが、実際は10Mbps程出ていれば十分快適にPS4をすることができます。
ただし、現在はスマホやパソコン、タブレットなど複数の端末でインターネットを利用する人も多いと思われますので、多少のズレを考えて30Mbpsにしました。
なお、ゲームと通信速度については、別記事でかなり詳しく解説しているので、より詳しく知りたい人はそちらをチェックしてみてください。

Ping値は最低30ms、回線が重要なゲームは10ms前後(測定サイト上で)
続いては、Ping値についてです。「Ping値ってなんぞや?」という方向けに簡単にPing値についておさらいしておきます。
Ping値はサーバー間の応答速度を示した数値です。
簡単に言い換えると、自分のPS4とゲーム側のサーバーとのやり取りに掛かる時間を表したものになります。
この数値が重要になる理由は、実際の現場を考えると分かり易いです。
例えば、「回復薬と使う」という入力をした場合、その信号が自分のPS4からゲームサーバーに送られ、サーバーが確認した後、入力に合わせた動作が返事として返ってきます。
Ping値はPS4とゲームサーバーのやり取りにかかる時間なので、上の一連の流れに必要な時間がそのままPing値に当てはめられます。
つまり、Ping値が悪い(数値が大きい)とラグが酷くなり、Ping値が良い(数値が小さい)とラグが少なくという結論になります。

さて、そんな感じで重要になるPing値ですが、ゲーム内でPing値が表示される場合以外では、正確な数値を測定することはできません。
とは言え、速度測定サイト「SpeedTest」などを利用することで、ある程度参考になる数値を見ることはできます。
なので、PS4のWEBブラウザを使ってPing値を測定してみましょう。測定したら、SpeedTestの結果で表示される「Ping(ms)」の項目をチェックして、以下の基準と照らし合わせてみてください。
Ping値は小さいに越したことはありませんが、最低限自分がプレイするゲームに合った数値が出ていればOKです。
欲を言えば、SpeedTestで10ms以下だとなお良しといった感じになります。
1つ注意しなくてはいけない点は、SpeedTest上のPing値と実際のゲーム内のPing値は大きく異なる可能性があるという点です。
詳しくは別記事に書いているため省略しますが、いずれにしてもSpeedTest上で10ms前後の数値を出せればどのゲームも快適に遊べますので、そこを目安にすると良いでしょう。

「パソコンやスマホのPing値は良いのに、PS4だけPing値がめっちゃ悪い。」という人がたまにいます。
その場合、PS4と同じ接続方法をしている端末の数値を信用すればOKです。
例えば、PS4を有線で接続しているなら、パソコンを有線接続して測定した結果と重ねるといった感じです。
IPv6(v6プラス)でPS4オンラインをする時の注意点について

ここからは、ドコモ光の項目で登場したv6プラスについて解説していきます。ただ、具体的な話をしてしまうとかなり長くなるので、ここではポイントをピックアップしてまとめました。
少し難しい話かもしれませんので、「よく分からない…。」という人はスルーしてもらえると助かります。
v6プラスの詳しい解説やIPv6との違いなど、より詳しく知りたい人は別記事を合わせてチェックしていただけると幸いです。

NURO光・auひかり・地域の電力回線は関係ありませんので、NTT回線を利用する方だけチェックしてもらえると良いと思います。
ポイント1:PS4はIPv6に対応していないのに使えるの?
まずは、ネット上で稀に言われている「PS4でIPv6は使えないから注意して!」という内容についてですが、これは正しいです。
確かに、PS4はIPv6(IPoE通信)に対応していませんので、純粋なIPv6(IPoE通信)でゲームをすることはできません。
しかし、v6プラスはまた別物です。

そもそもv6プラスは、IPv6(IPoE通信)に対応していない機器・サイトのためにある「IPv4 over IPv6(IPoE通信)」といった通信方式を利用しています。
なので、v6プラスであればゲームをすることは可能です。
ただし、v6プラスを利用することによる弊害も少なからず(ほとんどの人は気にならないレベルですが…。)ありますので、知りたい人は上の記事を一見しておくと良いかもしれません。
ポイント2:v6プラスを利用するとPS4の一部のゲームができない?
続いて2つ目のポイントは、v6プラス通信を利用することで一部のゲームができないという情報についてです。MHWなどが、この話題でよく取り挙げられます。
これについては、ルーターの設定を変更することで解決可能です。具体的には以下3つの項目を変更します。
- v6プラス接続を「使用する」
- NDプロキシ(ND proxy)を「使用する」
- UPnP機能を「使用しない」
最近は、初期の段階でUPnP機能以外設定されていることが多いです。
そのため、ほとんどのルーターは追加でUPnP機能のオフ設定をするだけで、ゲームができるようになります。
現状、どのゲームができなくなるかという点は網羅できていませんので、「特定のゲームだけできないなぁ…。」という人はこの項目をチェックしてみると良いでしょう。
具体的な設定方法については、「注意点:一部のゲームはルーターの設定をしないとプレイできない」を確認してみてください。
PS4とネット回線に関するよくある質問について

それではここからは番外編として、PS4とネット回線に関するよくある質問を紹介していきます。
「アップロードってどういう意味があるの?」「PS4のダウンロード速度はどうやって決まるの?」など、頻繁に耳にするものをまとめましたので、ぜひチェックしてみて下さい。
PS4のオンラインに上り速度(アップロード)はどれくらい必要なの?
1つ目は、通信速度の項目で触れなかった「アップロード」についてです。
「アップロードってどれくらい必要なの?」と気になる方も多いと思われますが、基本的にアップロードは5Mbps程あれば十分と言われています。
なぜかと言うと、ゲームの仕組み上、ダウンロードするデータはそこそこ多いのですが、アップロードするデータはかなり小さいからです。
データ量については、以下の画像を見てもらえると分かり易いかもしれません。

こういう仕組みのため、基本的にゲームをするだけであればアップロード速度はほとんど気にする必要はないです。
ただし、ゲームの配信をしたい人やゲームの動画やリプレイを動画サイトに上げたい人は、一定以上のアップロード速度が必要になります。
その場合は、ダウンロードと同じく30Mbpsを1つの目安に考えてみると良いでしょう。
PS4のアップロードだけ遅い!解決策はある?
PS4で良くあるのが、「アップロードだけ遅い」という現象です。
これについてははっきりとした原因は分からないのですが、恐らくPSNのサーバー側に問題があるのではと思います。
先ほど紹介した「SpeedTest」で測定して、アップロードが遅くなっていないのであれば、あまり気にする必要はないです。
「どうしても気になる…。」という人は、PS4のDNS設定を変更することで改善する可能性があるので試してみて下さい。
具体的な設定手順は以下の通りです。
【DNSの設定方法】![]() 1、 ネットワーク>インターネット接続設定 |
DNS設定の変更は有効な方法ではありますが、確実に改善する方法ではありません。
そのため、万が一この手順で遅くなってしまった場合は、再度DNS設定を自動にして設定を戻すことを忘れないようにしましょう。
PS4のゲームのダウンロードにかなり時間が掛かる…。改善策はないの?
「ゲームは普通にできるのに、ソフトのダウンロードが遅い!」という人も多いと思います。
これを改善するには、通信速度(主にダウンロード)を上げるしかありません。
ソフトのダウンロード速度の大部分はPS4の通信速度に関わっていますので、通信速度を上げることでダウンロード速度も速くなります。

通信速度の上げ方は様々ありますが、一番効果的なのは回線の切り替えです。
このページで紹介した回線であれば、どれも快適にダウンロードできますので、検討してみると良いでしょう。
また、その他のPS4のダウンロード速度向上については別記事で解説していますので、そちらを合わせてチェックしてみてください。

PS4とプロバイダに相性のようなものはある?
稀に『PS4とプロバイダに相性がある』という話を聞きます。
これについて『ゲーマー・光回線営業マン』という2つの視点から考えてみたのですが、恐らくないだろうという結論になりました。
PS4を運営しているのがSONYである事を考えると、So-netが優位になる可能性はゼロではありませんが、あったとしても誤差程度だと思います。
そのため、プロバイダとの相性は考えなくても大丈夫です。
どのプロバイダと契約するかよりも、どのインターネット回線を契約するかを考えた方が、最終的な満足度は高くなるでしょう。
まとめ:PS4のオンラインにオススメのネット回線3選
このページでは、PS4にオススメのネット回線を紹介しました。
PS4でラグなく快適にオンラインをするなら、やはりある程度しっかりとした光回線は必要になってきます。
今回紹介した回線であれば、どれでも快適にゲームができると思いますので、気になる回線をチェックしてみてください。
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